ゴチゾウ達による監視。
それと共に、強化合宿で、何が起きる分からない状況。
「それで、これからどうする?」
「ゴチゾウ達で監視と言っても、かなり限度があるし、そもそも手掛かりがあまりにも少なすぎるからねぇ」
そうしながら、ショウマ達が話していた。
昨日の出来事もあり、合宿内では、多少ひりついた雰囲気があった。
だが、そんな雰囲気の最中でも勉強を続けながら、出て来た話題としては、女子風呂の監視カメラを仕掛けた犯人である。
「…情報提供は必要か」
「あっ、ムッツリーニ!というよりも、情報って、どういう事?」
そう悩んでいる彼らの元にムッツリーニが現れる。
彼の突然の情報提供に驚きながらも、その内容は。
「犯人は、お尻に火傷の後がある」
「まず、どういう経緯で手に入れたのか、詳しく聞きたいんだけど」
その内容を聞いて、さすがに千束も思わず突っ込んでしまう。
それと共に、ムッツリーニは周囲をきょろきょろと見回すと、その手に持つワイヤレスイヤホンを各々に渡していく。
疑問に思いながらも、それを装着すると共に、ムッツリーニは、すぐにスマホを操作する。
「これから聞いて、判明した」
『相変わらずすごい写真ですね。こんな写真を撮っているのがバレたら、酷い目に遭うんじゃないですか?』
『ここだけの話、前に一度母親にバレてね』
『大丈夫だったんですか?』
『文字通り尻にお灸を据えられたよ。全く、いつの時代の罰なんだか』
『それはまた……』
『おかげで、未だに火傷の痕が残ってるよ。乙女に対してひどいと思わないかい?』
ムッツリーニが録音機を消すと、このやり取りで犯人の手がかりがそういうことなのかと納得していた
「わかったのは、これだけ」
「確かに、特定できる情報である事は間違いないが、有力でもないぞ?場所が場所だけに確かめようとしたら間違いなく犯罪だ」
「だよね。スカートを捲くってまわったとしても、その上にパンツがあるし」
「……赤外線カメラでも火傷の痕なんて映らない」
それと共に、未だに犯人への手掛かりは少なかった。
「確かに犯人は見つけられないけど、犯人が分かる方法は多少あるじゃん」
「あっ、そっか、私がお風呂に入った時に確認すれば、少なくとも、DEFの3クラスの女子が誰かは分かるね」
「…エレンは一緒に入らないのか?」
「私はちょっと事情があってねぇ」
そう、未だに隠している鮫の尻尾を窮屈そうにしながら答える。
「とにかく、ムッツリーニ、ありがとう!あとは、その情報源はどこから手に入れたかって」
そう言っている間にも、ムッツリーニの姿は消えた。
「今度、ムッツリーニ君とは話さないとね。下手したらグラニュートの事もバレる可能性があるからね」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子