新たに判明した妖怪などの要素が含まれた召喚獣。
その話題はかなり大きく、クラスの各々がすぐに召喚獣を召喚していく。
召喚していくが。
「見事なぐらいにほぼゾンビだな」
「それ以外にも、なんというか」
Fクラスのほとんどがゾンビというバイオハザードのような状況となっていた。
それらを見ていたショウマ達は冷や汗を掻きながらも、その状況をどうするべきか迷っていた。
「なんというかかなり怠い事になっているね」
「そう言えば、エレンはどうだったの」
「えっ、私?」
そうしていると、島田の視線はエレンの方へと向けていた。
先程までのFクラスの中でも女性陣が注目していた。
Fクラスの女性陣の三人。
その内の一人である姫路が召喚した召喚獣は、女の魔物として有名なサキュバス。
普段からあまりにも豊満な身体をしていた彼女に似合っているサキュバスであり、Fクラスの男性勢はそれに盛り上がっていた。
そして、もう一人のクラスメイトである島田が召喚したのはぬりかべ。
ぬりかべが出てきた瞬間、先程までの姫路が出てきた時とは正反対にしんっと静かになった。
それは、一言で言えば、消される。
それを察したからである。
「えぇ、かなり面倒だけど」
先程の騒ぎもあってか、エレンは乗り気ではなかった。
しかし。
「けど、俺も見てみたいかな」
「・・・」
ショウマの言葉を聞いたエレンは。
「・・・まぁ、良いわ」
ショウマの言葉を聞くと、エレンはどこか照れた表情をしながら。
「試験召喚」
それと共に、エレンが召喚した召喚獣。
そこに現れたのは、人間の上半身と魚の下半身を持つ存在。
「これは人魚だね」
「・・・けど、なぜ上半身はメイド服」
その姿を見た一同は疑問の声を出した。
ショウマは、その魚の部分を見ると。
「鮫」
「なるほど、確かに」
その特徴を見て、ショウマと千束は納得したように頷く。
「・・・というよりも、ショウマと千束はどうなの。二人は」
「えっ、変わるのかな?」「さぁ?」
そうしながら、二人は各々が変身を行う為のアイテムを見つめながら言う。
「んっ」
「どうしたの」
「なんか、廊下の向こう側で何か聞こえたんだ」
「廊下の向こう側に?」
そうしながら、千束は廊下の窓を開けて、その向こう側を見る。
「あっ」「げぇ?!」
教室の入り口にいた二人。
その二人に、ショウマはどこか見覚えがあった。
「千束、この二人、どっかで見た事があるような」
「うぅん、確か、常夏コンビだっけ?」
「だっ誰が常夏コンビだ!」「お前は何を言っているんだ!」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子