ショウマが、窓の外を見る。
そこに立っていた常夏コンビを見た千束はジト目で二人を見ていた。
「何をしているんですか、先輩達は」
そう、千束はまるで呆れたように見つめると、二人はどこかバツが悪かったのか、少し視線を泳がせた。
しかしすぐに。
「お前らうるせぇんだよ!俺たちへの当てつけかコラ!」
「夏期講習に集中できねぇだろうが!」
その言葉と共にすぐにショウマ達へと文句を言うが。
「えっ、でもさっきまで凄く暇そうに歩きながら喋っている声が聞こえたよ」
「はぁ、そんなの聞こえる訳ないだろうが!」「お前らの騒ぎ声で、聞こえる訳ないだろうがよ」
「えぇ、けど「受験なんてかったるいぜ」「本当だよな、この前の清涼祭の時にしくじらなければ、今頃は楽に出来たのになぁ」って言っていましたよ」
「げっ」「それはっ」
ショウマの言葉に対して、常夏コンビの二人は顔を歪ませる。
「ほぅ、ショウマの耳の良さはともかく、どうやら図星のようだなぁ。どうせ、ショウマが聴いた話から聞けば、勉強に飽きて、学校を歩いたんだろうなぁ」
そこに補足するように雄二が呟く。
すると、逆ギレするように。
「それに、お前達はこの前、覗き騒ぎがあったじゃないかよ!」
「お前らのせいで、学園の評判が悪くなって、受験が失敗したらどうしてくれるんだよ!」
「・・・いや、それだけで受験は失敗しないんじゃないのか?」
騒いでいる常夏コンビに対して、ショウマがさらに追撃を喰らう。
「Fクラスのバカは黙ってろ!」「こうなったら、てめぇにも渇を入れてやる!試験召喚!」
そう、常夏コンビの二人の言葉に合わせて、現れたのは。
「あれって、牛と馬?」
「牛頭と馬頭だね、ある意味ぴったりかもしれないけど」
「うるせぇ、てめぇもさっさと出しやがれ」
「まぁ、別に良いですけど」
そうしながらも、ショウマは立ち上がりながら、一匹のゴチゾウを取り出し、そのまま装填する。
『スナック!EAT!スナック!EAT!スナック!』
それと共に、ショウマは、そのまま、構えると。
「変身」『シールドスナック!ザックザクゥ!』
その音声と共に、全身が細かいラーメンの装甲をまるで中華服のように身に纏ったガヴの姿があった。
それと共に。
「あちょー!」
「・・・ねぇ、あれって、どっちの扱いだろ」
「あぁ、昨日食べたチキンラーメンだ」
「あれって、お菓子扱いなんだ、というよりも、あの構えって、なんだ?」
「いやぁ、昨日カンフー映画を見たから、その影響かもしれないねぇ」
「なるほど」
そう、一同が新たな姿であるシールドスナックの感想を呟いている間に。
「仮面ライダーがなんだぁ!」「それで勝てると思うなよ!」
その呟きと共に、常夏コンビは突っ込んでいく。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子