常夏コンビとの戦いが突然止められた困惑しているショウマ達を余所に、学園長による説明が始まった。
それは学園長の調整ミスによって、召喚獣が変化してしまった為、それを隠す為に学園長が嘘をついたのがほとんどの生徒達の考えだった。
しかし、その裏で、ショウマ達は。
「ここ最近、グラニュートが出現が多くなった。その対処を行う為にシステムの防衛などを行った結果だ」
「グラニュートの防衛ですか」
「あぁ、お前達も知っての通り、この召喚獣フィールドの中ではグラニュートの滞在時間が大きく伸びる。その事もあり、グラニュートの中にはシステムにハッキングを行うとした形式もあった」
「確かに、俺も一回だけ、それを行おうとしたグラニュートと戦った事がある」
それと共にショウマも心当たりがあり、頷くと、鉄人はそのまま話を続ける。
「そんな事もあり、俺達はグラニュートの識別の為にシステムの調整を行ったが、その最中に召喚獣の形状が妖怪のようになってしまった。しかし、その現象自体は想定されていたものの、その対処方法に悩まされた。その為、今回の件を学園長が隠す事にしたというわけだ」
鉄人の言葉に、ショウマ達は納得する。
「けれど、それで肝試しにする理由は一体なんなの?」
「肝試しを行う理由は、召喚フィールドに現れた際のグラニュートが目撃されても、召喚獣だと誤魔化す為だ」
「あぁ、なるほど」
「それによって、学園内でのグラニュートの目撃を誤魔化す事が出来ると」
召喚獣の見た目は、現在はマスコットのような姿から、妖怪へと変わっていた。
もしも、調整中にグラニュートが現れたとしても、召喚獣だという事で誤魔化す事が出来る。
「あぁ、その通りだ。そして、この事は他言無用だ。召喚獣フィールドの中には様々な危険性がある。その事を生徒達に知られれば、恐怖が広がる可能性がある。だからこそ、この事は伏せられている」
鉄人の言葉に、ショウマ達は頷く。
これまでも、そうしてグラニュートの脅威をクラスメイトから守る為に行っていたから。
「つまり、システムが治るまでの間の偽装としての肝試しを行うわけね」
「あぁ、そういう事だ」
それと共に、ショウマ達は納得したように頷く。
「しかし、肝試しが終わってから、どうするつもりなんだ?学園長」
「大丈夫、肝試しの後は通常通りの召喚獣に戻すつもりだよ」
「そうか」
鉄人の言葉に、ショウマ達は頷く。
「さて、それでは説明はここまでだ。お前達は肝試しの準備をしてくれ」
話が終わると共に、ショウマ達もまた明久達と合流する。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子