新たなヴァレンへと変身すると共に、千束は構える。
「さて、それじゃやりましょうか」
その一言と共に、千束の手元には青で両端が黄色とオレンジの機械的な弓。
ヴラムブレイカーを手に持っていた。
「この武器を使えるのか、さて、それじゃやろうか」
千束の心臓は高鳴り、緊張が走る。しかし、その表情には不屈の意志が宿っていた。深呼吸を一つして、千束は真っ直ぐと酸賀に接近する。
「よっと」
酸賀は、その手にあるベイクマグナムの引き金を引く。弾丸が音速を超えて飛び出し、その先には千束の姿があった。だが、千束はヴラムブレイカーのレバーを引き、光の矢を放った。青白い光が眩しく瞬き、千束の意志が込められた矢はベイクマグナムの弾丸と激突する。
ベイクマグナムの弾丸とヴラムブレイカーの光の矢。
その一瞬の衝突は、まるで爆発のような火花を散らす。千束はその爆発に動じることなく、一歩一歩前進する。
「よっと!」『フローズン!』
それと共に、氷を纏った脚。
千束の足先が凍てつき、まるで氷の剣のように鋭く光り輝いた。その氷の脚を振り上げ、千束は酸賀に全力の蹴りを放つ。
「うわっと」
その一撃を食らい、酸賀はそのまま吹き飛ばされる。その瞬間、風が激しく舞い上がり、砂埃が舞い上がった。
千束の目には勝利への確信が宿っているが、それでも気を緩めることはなかった。この戦いはまだ始まったばかりだと自覚していた。酸賀は再び立ち上がり、ベイクマグナムを構え直す。
「いやぁ、千束ちゃんはやっぱり凄いねぇ、けど、まだまだ終わっていないよ」
酸賀はその言葉と共にベイクマグナムを再び千束に向ける。その目には挑戦的な光が宿っていた。しかし、その挑発にも千束は動じず、冷静に状況を分析していた。
「忘れたの、今のヴァレンは、私達2人だよ」
その言葉と共に、千束の隣にたきなが現れる。たきなも同じく新たなヴァレンへと変身しており、その手にはヴァレンマグナムが握られていた。たきながヴァレンマグナムを構えると、その銃口からは冷気が放たれ、周囲の空気が凍りつくような感覚が広がる。
そして、放たれた弾丸。
「っ!」
ベイクマグナムが凍る。
その瞬間、酸賀の表情には困惑と驚きが浮かび上がる。
これまで経験したことのない強敵に直面し、その心は動揺を隠せなかった。千束とたきなの連携によって、酸賀は次第に追い詰められていく。
「これは、まずいねぇ」
酸賀の声には焦燥感が滲んでいる。その言葉には、一時的な敗北感と次の策を練る思考が混ざり合っていた。しかし、その思考もすぐに打ち破られる。
「そういう事!!」
千束はヴラムブレイカーを一振りし、その斬撃が酸賀の身体に凍りつく。その一撃は鋭く正確で、酸賀の全身が一瞬にして凍りついた。
「これは」
その瞬間、地面に落ちるベイクマグナム。その落下音が戦場の静寂を切り裂き、同時に勝利の予兆となる。千束は素早くそのベイクマグナムを拾い上げ、力強く破壊した。
「さて、話をしようか、酸賀さん」
千束の声には冷静さと決意が宿っており、その視線には鋭さと強さが感じられた。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子