フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

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正体がばれたとしても

千束の後に打席に立ったショウマ。

 

ショウマは既に現状の最強フォームであるブリザードソルベフォームへと変身していた。

 

その身体からは冷気が立ち昇り、その存在感をより一層際立たせていた。ジープのエージェント達から感じる緊張感が空気を重くしていた。

 

手に持つ大剣であるガヴガブレイドを構えていた。

 

ガヴガブレイドは冷気を纏い、その刃は鋭く輝いていた。ショウマはその冷気を全身に纏い、ジープとの戦いに挑む準備を整えていた。

 

ブリザードソルベフォームの姿は威圧感に満ちており、ジープを前にしても一歩も引かずに構えていた。その眼差しは冷酷なまでに鋭く、目の前にいる敵を倒す決意に満ちていた。

 

「おいおい、そんなに殺気を出して、大丈夫なのか?」

 

「・・・関係ないよ、ここで勝つ」

 

「勝ってどうするんだ?まぁ、こちらとしてはどちらでも良いけどな」

 

そう言いながら、ジープはベイクマグナムを構えた。

 

その姿には揺るぎない自信が滲んでいた。

 

「・・・行くぞ」

 

「あぁ、来い」

 

ショウマは深呼吸をしてから、ゆっくりとガヴガブレイドを握る手に力を込めながら、構える。

 

「そうか、けれど」

 

その言葉と共に、周囲の雰囲気が変わる。

 

見ると。

 

「召喚獣フィールドがっ」

 

そうしている間に、既にボールが既に撃たれていた。

 

「ストライク!」

 

「さぁ、どうする」

 

その言葉と共にジープの行動の意味が理解した。

 

「どうするんだぁ」

 

召喚獣フィールドの中でしか、仮面ライダーの力は発揮されない。

 

それが、世の常識だった。

 

「俺は別にどうでも良い。けど、お前は違うだろ」

 

そうしながら、次々とジープが放つボールをショウマは見逃してしまう。

 

「っ」

 

「さぁ、どうする?降参するか?」

 

ジープの言葉には挑発の色が混じっていた。

 

「ストライク!」

 

二つ目のストライクが告げられる。

 

ショウマの額には汗が滲み出ていた。

 

ジープの放つボールは正確無比だった。

 

「どうした?もう降参か?」

 

ジープは嘲笑うように問いかける。

 

ショウマはその言葉には答えず、ただ黙ってガヴガブレイドを構え続けた。

 

「こっちは別に正体がばれても関係ない!だけど、お前はどうかなぁ!!」

 

そう、ジープの言う通りだった。

 

もしも、仮面ライダーの正体が明かされれば、その人物は大変な事になる。

 

それは、ショウマも理解していた。

 

「っ」

 

「さぁ、どうする?」

 

ジープの言葉は次第に強くなっていく。

 

その言葉には嘲笑が混じっていた。

 

ショウマはその言葉に耳を貸さず、ただ黙ってガヴガブレイドを構え続けた。

 

その姿はまるで、決意の象徴のように見えた。

 

「最後だ!」

 

「っ」

 

その言葉と共にジープはベイクマグナムの引き金を引いた。

 

「・・・負けない」

 

ここで、勝負をしなければ、ジープが何をするか分からない。

 

だからこそ。

 

例え自分の正体が分かっても。

 

『チュポン……チュポン……!CHARGE ME CHARGE ME!アイスブレイク!!』

 

それと共に、ガヴガブレイドには巨大な氷の刀身が形成される。

 

そして、そのまま、振るう。

 

「なっ」

 

圧倒的な範囲。

 

その範囲によって、ジープのボールは、天の彼方まで弾き飛ばされた。

 

そして同時に。

 

「よっし!」

 

そのまま、一塁を踏む。

 

これによって、千束と共に二塁へと向かう。

 

そして。

 

「はぁぁ!!」

 

「くそっ」

 

その言葉と共に、ジープは、すぐにボールを追いかけようとした。

 

だが。

 

「追いつけないだとっ」

 

ショウマと千束は、そうしている間にも氷の能力で素早く移動する。

 

それと共に、ホームへと辿り着く。

 

それによって、2点を取る事が出来た。

 

「なんだよ、それ」

 

そのあまりの力。

 

それは、その後の戦いへの意欲を消失する事を意味していた。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
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