「ささっ!ラーゴさんも良かったら食べて食べて!」
ショウマ達は、ラーゴと共にすぐに家に帰ってきた。
秋の海で倒れていた事もあり、すぐに自宅へと帰ってきた。
戸惑いを隠せない様子のラーゴは、その言葉と共に出された料理であるスパゲッティを目の前にしていた。
「これが、その食べ物なのか」
「そうだね、グラニュートに関しては私達もあまり知らないけど、知り合いのグラスゴーは皆普通に食べていたから大丈夫だと思うよ」
「そうなのか、頂きます」
それと共にラーゴはスパゲッティを食べ始めた。
「・・・」
「どうかな?」
「・・・普通、と言ったところか」
「普通かー、まぁでも食べられるだけで良かったよ!」
千束はそう言って笑顔を見せた。
「うんうん、良かった良かった。それにしてもラーゴさん、これからどうするの?」
ショウマがそうラーゴに聞いた。
「私はただ海に打ち上げられただけだ、これからどうするのか決まっていない」
「それならさ、うちの家に泊まる?部屋も空いてるし」
千束は笑顔でそう言った。
「千束は相変わらずだな」
「えっ、何のこと?」
「そう言うところだ」
「えー何それー、あっ、それともショウマ君は嫌だった?」
「そんなことないさ、俺も賛成するよ」
ショウマもそう答えた。
「そうか」
ラーゴは二人の和気藹々の会話に戸惑っている様子だった。
「そうだ、今度はショウマ君が作ってあげたら?」
「うんっ!そうだね!」
「ショウマと千束は仲が良いのか」
「そうだね、ショウマ君と出会ってからもう1年くらいだよ」
「そうか」
そう言って千束は部屋を出ていった。
「・・・仲が良いんだな、まるで姉弟のようだ」
「あっラーゴさんも分かる?実はショウマ君も記憶喪失なの」
「そうなのか」
ラーゴは思わず尋ねる。
それに対して、ショウマも頷く。
「そう考えると、年齢としては、ラーゴさんは俺のお兄さんみたいな感じなのかな」
「ショウマ君の兄か」
「いや別に無理しなくても」
「いや、私はショウマの兄になりたいと思っている」
「えっ?」
「私は記憶喪失だ。だからショウマが私の弟になる事で、私も家族の感覚というものを思い出したいのだ」
ラーゴは真面目な表情でそう言った。
「えぇ、それじゃ私とラーゴさんはどっちなのかな、私もお姉ちゃんだよ」
「むっ、そうだな、同じく妹なのか?」
「えぇ、私の方がしっかりしていますよ!しかも!ショウマ君にはさらに妹のようなたきなもいるし、お父さん役の先生がいるし、リコリコの皆がいるから大家族だよ!」
「・・・家族か」
「そうっ、それがリコリコ」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子