千束とショウマは、アタッシュケースの中に入れたビターガヴのベルトを持ちながら、バイクで目的地まで向かう。
その目的地は、森の奥地にあるリコリスの基地。
「なんというか、この護衛は色々と何か起きそうな気がするのは気のせい?」
「俺も、そう思います」
そう話すのはバイクに乗る千束とショウマ。
2人は仲良く話しながら走っていた。
千束の言葉通り、最近はラーゴの事や様々な任務に追われて、2人きりで出かける機会はあまりなかった。
だからこそ、今は2人で楽しい時間を過ごしていた。
その中には、お互いを思いやり、尊重する気持ちが込められていた。
そして、この瞬間が長く続くことを願っていた。
「っ!」
「ショウマ君!」
街の中で走る中で、その視線が2人の視界に入る。
それは、まるで2人を追うような視線を感じる。
ショウマはそれに気付き、千束も何かを感じていた。
ショウマが運転するバイクで、彼女達はリコリス本部へと向かう。
だが、街の途中でその視線に気付く。
「何かいるのか?」
ショウマはその気配を感じていた。
その気配は、どこか不穏な雰囲気を纏っていた。
そして、その気配はショウマ達が進む先から漂ってきているように感じられた。
「千束さん、後ろから何か感じますか?」
ショウマは後ろにいる千束に尋ねる。
彼女の感覚も、ショウマと同じく何かを感じているようだった。
「うん、何かを感じる」
千束は冷静に答える。
彼女は普段から鋭い感覚を持っているが、今はさらに敏感になっているようだった。
「気を付けた方がいいかもしれませんね」
ショウマは呟く。
その視線は、まるでショウマ達を追いかけるように感じられた。彼は警戒心を強める。
千束も同じように感じていた。
彼女は周囲の状況を注意深く観察し、何かが起こるのを待っているように見えた。
ショウマはその視線を避けるために、急いで目的地へ向かうことを決意する。
彼はバイクの速度を上げて、気配を感じる方向から遠ざかろうとする。
しかし、気配は彼達を追いかけるように感じられた。
「気を付けろ!」
ショウマは叫び、千束に警戒するよう促す。
彼女は頷き、銃を手に取り構えた。
2人は周囲を警戒しながら、気配を感じる方向から逃れようとする。
「気配が消えない、まだ追いかけてきているようだ」
ショウマは呟く。
彼は背後に目を向けると、その気配が消えないことに気づく。
「一体何が狙いなんだ?」
ショウマは不審に思う。
彼は気配が何者であるか分からず、目的も見当がつかなかった。
千束も同じように感じていた。
彼女は何時でも放てるように。
その手にはヴァレンバスターを握り、彼の視線を感じた方向を警戒しながら、ショウマは千束に語り掛ける。
彼女は彼の言葉に頷き、視線を感じる方向をじっと見つめていた。
ショウマは何かを確信したかのように、千束に声をかける。
彼は、何か不穏な気配を感じていた。
そして、それが何かを知りたいと思ったのだ。
「千束さん、その方向に何かがいるんですか?」
ショウマは問いかけた。
同時に、見つめた先。
そこにいたのは。
『エージェント!」
黒いフードを身に纏った存在、エージェントが、ショウマ達を待ち伏せしていた。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子