目の前にいるエージェント。
街の中で、いつの間にか潜んでいたのか、ショウマと千束は背中合わせにする。
「ショウマ君、これはかなりマズイよね」
「うん、とにかく、千束は射撃に集中して、奴らの攻撃は俺がなんとかする」
「了解」
その言葉と共にショウマ達は既に構えていた。
「「変身!」」『グルキャン!ペロペロ!』『チョコドン パキパキ!』
その音声と共に、ショウマは巨大かつメカニカルな重装甲のグルキャンに。
千束もヴァレンへと変身すると同時に、その手に持ったヴァレンバスターを構えた。
それと共に、エージェント達の銃が、襲い掛かる。
ショウマは、その攻撃を正面から受け止める。
その身体の装甲が、エージェントの銃弾を弾き返す。
グルキャンの身体には、弾丸が何発も当たっていたが、その装甲は傷一つついていなかった。
一方で、グルキャンの後ろにいたヴァレンは、ヴァレンバスターを構えて銃撃を開始した。
銃声が響き渡り、エージェント達は次々と倒れていった。
エージェント達は、ヴァレンバスターの威力に驚愕し、後退りを始める。
しかし、ヴァレンは容赦なく攻撃を続けた。
エージェント達は、次々と倒されていく。
その戦闘は、非常に激しい銃撃戦となった。
両者は互いに攻撃を仕掛け合い、その度に銃声が鳴り響いた。
エージェント達は、数で優位に立とうとし、ヴァレンに向かって銃弾を浴びせたが、ショウマがその身を盾にする事で守った。
けれど。
「幾ら何でも数が多すぎるでしょぅ!」
「あぁ、どうやって」
それと共に、ショウマはエージェントの目を見る。
その目の光は、桃色。
これまで見た事のない色である。
そう、疑問に思っている時。
ビルの隙間から何かが飛びだしてきた。
それに疑問に思うと共に、ショウマは両腕を交差し、その衝撃を防ぐ。
だが、その勢いに押され、ショウマの身体が吹き飛ばされる。
「ショウマ君!」
「っ!」
同時に、千束はその飛ばされた方向を見る。
その先にいたのは。
限りなく人型に近い。
他のグラニュートとは違う見た目に疑問に思いながらも、そのグラニュートは、ショウマへと殴りかかる。
「ぐっ」
重量級であるはずのグルキャンフォームでも吹き飛ばす程の力を纏いながらの殴りで吹き飛ばされたショウマ。
グルキャンフォームは、装甲が非常に硬い為、殴られてもダメージはほとんど受けないはずだ。
しかし、ショウマが受けた攻撃はその装甲をも砕くほどの威力だった。
そのグラニュートは、まるで人間のような姿をしており、その動きも素早い。
ショウマは立ち上がると同時に、そのグラニュートへ向けて攻撃を仕掛ける。
しかし、そのグラニュートは、ショウマの攻撃を全て避け、反撃のパンチを繰り出した。
「マズイって」
千束もすぐに助けに入ろうとした。
けれど、エージェント達の追撃に防がれる。
その間に、ショウマはそのグラニュートと激しい戦いを繰り広げていた。
そのグラニュートは、ショウマよりも遥かに強く、ショウマは防戦一方だった。
その時。
護衛していたアタッシュケースが開く音がした。
「えっ」
そこに立っていたのはラーゴだった。
「・・・なるほど」
それと共にラーゴは、その手にあるビターガヴを腰に巻き、休眠状態のスパーキングミゴチゾウを装填する。
『グミ!BITEグミ!BITEグミ!ガヴ……ガヴ……』
まるで見ていたように、ラーゴは、そのまま構える。
そして。
「 変身……!」『スパーキン…グミ!ヤミー!』
ラーゴは、その姿を、ビターガヴへと変身した。
かつての強敵が再び現れた。
その事に、ショウマも千束も目を見開いて驚く。
そして、ラーゴが変身したビターガヴは真っ直ぐと跳ぶ。
そのままショウマの元へと来ると同時に。
「はぁ!」
ショウマに襲い掛かろうとしたグラニュートを殴り飛ばした。
「えっ、ラーゴさん?」
困惑を隠せずにいた。
けれど、思わず問いかけると。
「構えろ、まだ終わっていないぞ」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子