困惑を隠せない最中で、先程のグラニュートが襲い掛かる。
それに対して、先に動いたのはラーゴだった。
ラーゴが、正面に立つと、その拳を正面から受け止めた。
「ぐっ」
しかし、ラーゴは後ろに少し下がる。
ビターガヴのパワーはあるが、それでもグラニュートのパワーが勝っているのか、少し下がってしまう。
それを見たショウマは、目を見開きながら。
「ラーゴさん!」『ポッピングミ!ジューシー!』
それと共に、ショウマはすぐにポッピングミフォームへと代わり、そのままグラニュートを蹴る。
ラーゴへと集中していた事で、グラニュートはその攻撃を防御する事は出来なかった。
「・・・それについては、後で聞こう。今は」
ラーゴは、未だにこの状況を把握出来なかった。
しかし。
「目の前にいる敵に集中しよう!」「はいっ」
それと共に、ショウマとラーゴは走り出す。
2人は、周囲の建物を利用して移動し、グラニュートの周囲を跳ね回る。
その動きはまるでプロレスの場外乱闘のように激しく、そして軽やかだった。
彼らはグラニュートに接近し、次々とパンチやキックを繰り出していく。
グラニュートはその攻撃を防ごうとするが、2人の連携プレイに翻弄され、次第に追い詰められていく。
そして、彼らはさらに速く、さらに強く攻撃を仕掛ける。
その姿はまるで2つの拳が一つになったかのようだった。
「はぁぁ!」
ショウマは、身軽な動きでの蹴りを中心にした攻撃。
グラニュートの攻撃をも、足場にし、避けながらも連続で蹴る。
同時にラーゴは、そんなショウマによって生まれた隙を狙うように、殴る。
ビターガヴによるパワーのおかげか、グラニュートはその攻撃を防ぎきれず、後ろへと吹き飛ばされる。
そんな2人の攻撃の波状攻撃は、まさに圧倒的だった。
しかし、グラニュートも負けてはいない。
ショウマが跳び蹴りを放つと同時に、グラニュートはその身を翻し、ショウマの足を掴む。
そして、そのままショウマを振り回し、ビルに叩きつける。
「ぐっ」
ショウマはビルに激突し、一瞬意識が遠のく。
しかし、その間にラーゴはグラニュートに接近し、連続パンチを叩き込む。
グラニュートはその攻撃を受け止めようとするが、ラーゴのパンチの速度に追いつけず、次第にダメージが蓄積していく。
2人は互いに助け合いながら、グラニュートとの戦いを続ける。
彼らのコンビネーションは完璧で、まるで長年のパートナーのように息が合っていた。
その激しい攻防の中で、彼らは次第にグラニュートの動きを読むようになり、さらに攻撃の精度が上がっていく。
そして。
『ガヴ……ガヴ……CHARGE ME CHARGE ME!ポッピングミ!フィニッシュ!!』『ガヴ……ガヴ……BEAT YOU BEAT YOU!スパーキングミ!エンド!!』
それぞれのベルトからエネルギーが解放されると同時に、ショウマとラーゴは跳ぶ。
その跳躍力は尋常ではなく、彼らは建物を軽々と越える程の距離を跳んでいた。
「「はあああぁあぁぁっぁぁ!!!」」
それと共に、真っ直ぐと、その高さから落ちてくる二人の姿はまさに落下する隕石のようだった。
そして、同時に繰り出したライダーキックは、まるで雷が落ちたかのような衝撃波を発生させた。
その圧倒的な威力にグラニュートは耐えきれず、そのまま吹き飛ばされてしまう。
グラニュートは地面に叩きつけられ、大きな衝撃と共に倒れ伏した。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子