ラーゴとたきな。
二人によるリコリコの黒字計画は無事に行われていた。
計画は順調に進んでいた。
そんなある日の事。
「あぁ、本当に面倒な事になったね、ショウマ君」
その呟きと共に、千束は眼前にいる人物に目を向ける。
ショウマもまた、下手に動く事が出来ずにいた。
「・・・叔父さん」
「そう言えば、こうやって素顔で会うのは、久し振りだったな」
それと共に、ショウマは眼前にいる人物に驚きを隠せなかった。
腰に巻かれているドライバー。
それは、ヴラムが使っている物と変わりなかった。
そして、そこに装填されており、何時でも変身出来るようにセットされているゴチゾウ。
それは間違いなく、プリン。
そこから考えて、ショウマもまた、自然と正体は理解出来た。
「まさか、ショウマ君とも知り合いだったとはねぇ、真島さん」
「まぁ、偶然だよ、偶然。本当に」
それと共に真島は笑みを浮かべながら、見つめる。
「にしても、まさかお前達がここまで力をつけるとは、本当に予想外だったぜ。しかも、力関係もかなり変わっていっているしな」
「力関係?どういう事?」
真島からの突然の言葉に対して、ショウマは首を傾げてしまった。
その疑問を、千束にも問いかける意味で目を向けるが、千束もまた首を傾げる。
「・・・マジか、あぁ、それだったらどうするかなぁ」
「どうするって、何がよ」
「別に、ただこういうのを話すのは結構気まずいんだよねぇ。てっきり知っているからやっていると思っていたけど、本当に知らないとは」
「だから、何が?」
そう、千束は真島は顔を覆った。
「・・・ショウマ、お前は薄々、気づいているんじゃないのか」
「っ」
それと共に真島は問いかけた。
「ショウマ君?」
その質問に対して、千束は首を傾げた。
「気づいているって、何が」
「あぁ、それは当たりか。だったら、その直感は間違っていないぜ」
「だから、何が?」
「お前達がラーゴと言っている奴の正体。それは既に知っているんだろ」
「えっ」
それには千束も思わず目を見開く。
「そうなの、ショウマ君」
「・・・分からない。ただ、ラーゴさんは良い人なはずなのに、こう近くにいると辛いような苦しいような思いが時々するんだ。それが一体、何なのか分からなくて」
「ショウマ君の無くなった記憶に関係しているの」
「・・・だったら、どうなんだろうな」
そのまま、真島は、こちらを見定めるように。
「さて、色々と話したいが、そろそろ行かせて貰うぜ」『カップオン!ゼリー ヴラムシステム!』
それと共に、ヴラムへと変身した真島。
窓を開けると共に。
「まぁ、どっちにしろショウマ。お前がこの先には辛い結末しかないのは、同情するぜ」
それと共に、その姿を消した。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子