フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

248 / 366
突然の客人

ラーゴとたきな。

二人によるリコリコの黒字計画は無事に行われていた。

計画は順調に進んでいた。

そんなある日の事。

 

「あぁ、本当に面倒な事になったね、ショウマ君」

 

その呟きと共に、千束は眼前にいる人物に目を向ける。

ショウマもまた、下手に動く事が出来ずにいた。

 

「・・・叔父さん」

「そう言えば、こうやって素顔で会うのは、久し振りだったな」

 

それと共に、ショウマは眼前にいる人物に驚きを隠せなかった。

腰に巻かれているドライバー。

それは、ヴラムが使っている物と変わりなかった。

そして、そこに装填されており、何時でも変身出来るようにセットされているゴチゾウ。

それは間違いなく、プリン。

そこから考えて、ショウマもまた、自然と正体は理解出来た。

 

「まさか、ショウマ君とも知り合いだったとはねぇ、真島さん」

「まぁ、偶然だよ、偶然。本当に」

 

それと共に真島は笑みを浮かべながら、見つめる。

 

「にしても、まさかお前達がここまで力をつけるとは、本当に予想外だったぜ。しかも、力関係もかなり変わっていっているしな」

「力関係?どういう事?」

 

真島からの突然の言葉に対して、ショウマは首を傾げてしまった。

その疑問を、千束にも問いかける意味で目を向けるが、千束もまた首を傾げる。

 

「・・・マジか、あぁ、それだったらどうするかなぁ」

「どうするって、何がよ」

「別に、ただこういうのを話すのは結構気まずいんだよねぇ。てっきり知っているからやっていると思っていたけど、本当に知らないとは」

「だから、何が?」

 

そう、千束は真島は顔を覆った。

 

「・・・ショウマ、お前は薄々、気づいているんじゃないのか」

「っ」

 

それと共に真島は問いかけた。

 

「ショウマ君?」

 

その質問に対して、千束は首を傾げた。

 

「気づいているって、何が」

「あぁ、それは当たりか。だったら、その直感は間違っていないぜ」

「だから、何が?」

「お前達がラーゴと言っている奴の正体。それは既に知っているんだろ」

「えっ」

 

それには千束も思わず目を見開く。

 

「そうなの、ショウマ君」

「・・・分からない。ただ、ラーゴさんは良い人なはずなのに、こう近くにいると辛いような苦しいような思いが時々するんだ。それが一体、何なのか分からなくて」

「ショウマ君の無くなった記憶に関係しているの」

「・・・だったら、どうなんだろうな」

 

そのまま、真島は、こちらを見定めるように。

 

「さて、色々と話したいが、そろそろ行かせて貰うぜ」『カップオン!ゼリー ヴラムシステム!』

 

それと共に、ヴラムへと変身した真島。

窓を開けると共に。

 

「まぁ、どっちにしろショウマ。お前がこの先には辛い結末しかないのは、同情するぜ」

 

それと共に、その姿を消した。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。