ショウマとラーゴ。
二人の目の前に現れた二人に対して、すぐに警戒をした。
「お前は一体、誰なんだ」
ショウマは、警戒を露わにしながら、自分の事を赤ガヴと呼んだ女性に対して質問をする。
すると、女性は笑みを浮かべながら。
「そう言えば、2人揃って記憶喪失だったね」
ショウマの言葉を聞いて、思い出したように笑みを浮かべる。
「グロッタ・ストマック、ストマック家の長女よ」
グロッタは、ゆっくりと歩く。
「それにしても皮肉よね。まさか記憶喪失していたとは言え、ここまで強くなるとは。腐ってもストマック家の長男と末っ子」
「なっ」「っ」
その事実は、多少覚悟をしていたショウマにとっても、初めて聞いたラーゴにとっても衝撃的だった。
「ストマック家の長男と末っ子だと」
ラーゴは思わず呟く。
それと共に。
「おやおや、家族の感動的な再会はそこまでにしましょうか」
それと共にグロッタは後ろへと下がる。
同時に、グロッタの代わりに前に出たのは1人の人物。
ある程度、身なりが整っている男性は、そのまま優雅に前に出る。
「お前は」
「私はマーゲン。闇菓子の大ファンでしてね、貴方達のせいで大好きな闇菓子が無くなって困っている者ですよ」
そう、自己紹介を終えると共に、マーゲンがその腹部を見せた。
そのガヴを見て、ショウマもラーゴも驚きを隠せなかった。
そこにはグラニュートに備わっているガヴが。
紫色である事に。
「ビターガヴがっなんでっ」
「研究データは既にこちらにありますからね。複製は勿論行えたさ。そして」
それと共に、マーゲンのその一言と共に、手に持っていたのはかつて酸賀が変身に使用したゴチゾウ。
そのゴチゾウを、ビターガヴに装填する。
『クッキー!BITEクッキー!BITEクッキー!ガヴ……ガヴ……』
ゆっくりと、構えていたマーゲンは笑みを浮かべながら。
「変……身!」『ブレイクッキー!ヤミー!』
それと共にマーゲンの姿は変わる。
変身の言葉と共に変わったその姿は、ショウマにとっては悪夢の再来と言えた。
かつて、たきなを狂わせた酸賀が変身したベイクと。
ショウマの姿と変わりないビターガヴ。
二つの最悪を合わさったビターガヴに、マーゲンが変身した。
「ほぅ、これがビターガヴですか、これはなかなか」
そう言いながら、マーゲンは自分自身の姿を確認し。
「それじゃ、性能を確かめさせて貰おうか」
それと共に、マーゲンは自分に手を置く。
同時に、地面から伸びた百足が、ショウマ達に襲い掛かる。
「ショウマ君!!」「っ」
その攻撃に対して、ショウマはラーゴの言葉と共に、すぐに避ける。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子