ショウマの処遇が決まった頃、喫茶リコリコ。
そこでショウマは上の空の様子だった。
ショウマがこうなった原因は他でもない。
実の兄であるランゴを目の前で死んだ事が関係していた。
「ショウマ君っ」
その時だった。
千束がショウマの顔の近くに自分の顔を近づけた。
その行動にショウマは驚き、思わず後ろに飛び退いた。
「あ、あぁ、千束」
ショウマは千束を見つめながら、少し照れたように顔を赤くした。
千束はショウマの顔をじっと見つめ、心配そうな表情を浮かべていた。
彼女はショウマのことを心配していたのだ。
「大丈夫?」
千束はショウマの顔を心配そうに見つめながら、そう尋ねた。
ショウマは少しだけ考えてから、ゆっくりと口を開いた。
「うん、大丈夫だよ。ただ、ちょっと疲れてるだけ」
ショウマはそう言って笑顔を見せたが、その表情はどこか寂しげだった。
千束はショウマの表情を見て、少し悲しげな表情を浮かべた。
彼女はショウマの気持ちを理解していた。
彼は兄であるランゴを失ったばかりで、心が傷ついているのだ。
「無理しないでね」
千束はショウマの肩に手を置きながら、そう言った。
ショウマは千束の優しい言葉に心が温かくなった。
彼は千束の優しさに支えられて、少しずつ心の傷が癒えていく気がした。
「ありがとう」
ショウマは千束に感謝の言葉を述べながら、働き続けた。
「・・・やっぱり、ラーゴさんの事がかなり堪えてるみたい」
「あぁ、記憶を失う前とは違うからな」
千束はショウマの様子を気にかけながら、ミカに話しかけた。
ミカは千束の言葉に同意しながら、ショウマの姿を見つめた。
本来ならば、分かり合えないはずの兄弟が分かり合えた。
それが、死の瞬間という残酷な事実。
それが、ショウマの心を大きく傷つけたのだ。
「どうにか慰める事が出来れば「ここがリコリコか」あっいらっしゃいって吉井君達じゃないか」
「おぉ、噂で聞いたけど、結構和風だな」
そうしていると、リコリコに入って来たのは、文月学園でのクラスメイト。
彼らが来た事に千束は驚きを隠せなかった。
「どうしたの、今日は?」
「いや、前から気になっていたのでな」
「・・・和服喫茶といのも気になったので」
そうして、次々と入ってくる。
「ほら、ショウマ君!お客さんだよ」
「えっ、あっうん!」
千束の声と共にショウマは無理に笑顔にしながら、出迎える。
「それじゃ、団体客だし、上の方でも「ショウマ君」えっミカさん?」
「良かったら休憩に入りなさい」
「えっ、でも「良いから良いから、ほらぁ」うっうん」
すると、ミカからの声かけと千束の促しと共に、ショウマもまた上の階へと上がっていく。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子