目の前に、新しく現れたビターガヴに対してショウマは戸惑いを隠せずにいた。
だが、そんな戸惑いを他所に、ビターガヴへと変身した人物は、その手にはベイクマグナムを構えて、引き金を引いた。
「っ」
ショウマはビターガヴからの攻撃を千束を守る為にその場を跳ぶ。
同時に、その攻撃はショウマがいた場所を貫通した。
床に穴が空き、衝撃波が建物中に広がる。
ビターガヴの威力は、想像以上に強烈だった。
ショウマは驚きと恐怖で身体を硬直させたが、すぐに気を取り直して千束を守るために戦闘態勢に入った。
「千束!」
ショウマは叫びながら、ビターガヴへと突進する。
その瞬間、ビターガヴの手からは再び銃声が響き渡り、ショウマの動きを阻害しようとした。
しかし、ショウマは瞬時に回避動作を取りながら、新たなゴチゾウをガヴに装填する。
『スコーン!EATスコーン!EATスコーン!』
それと共に装填された新たなゴチゾウ。
『ガヴ……ガヴ……パーTEAスコーン!マリアージュ!」
そのゴチゾウの力と共に、ショウマは、その身をスコーンを思わせる装甲を纏った巨体へと変わる。
同時にショウマは回避行動を止め、千束を守る為にその身を盾にしながらビターガヴへと挑みかかった。
スコーンの装甲は強固で、ビターガヴの攻撃を受けても容易には崩れなかった。
しかし、ショウマはその強さに気を許すことなく、慎重に戦況を見極めていた。
ビターガヴの銃撃が続く中、ショウマはその巨体を生かして防御姿勢を保ちつつ、反撃のチャンスを伺っていた。
ビターガヴの攻撃は精密で威力も高い。
ショウマはその攻撃を巧みに避けながら、千束を守り続けた。
一方で、ビターガヴは冷静かつ冷酷な姿勢を崩さず、銃撃の精度を高めていく。
だが、その目的は。
「ふっ」
それと共に、ビターガヴはその場から逃げ出した。
ビターガヴの目的は、始めから逃走を目的に攻撃していた。
それに気づいた時には、既にビターガヴの姿はなかった。
だからこそ、ショウマは千束の無事を確認する。
「千束っ大丈夫かっ」
だが。
「・・・」
ショウマの叫びに対して千束は応えない。
「千束っ、千束!!」
必死の叫ぶ。
「これは、一体なんだい!」
それと共に見つめた先には、この病院の医師がいた。
それを見つめた医師にショウマは。
「先生!千束がっ千束がっ」
「落ち着きな!とにかく、こことは別の病棟へ行くよ!速く」
その言葉を聞きながら、ショウマは、その言葉を仮面の下で涙を流しながらも頷き、走り出す。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子