事の始まりは、一時間程前に遡る。
その日、ショウマは放課後、溜めていた金を使って、お菓子を買いに向かっていた。
「今日は、どのお菓子を食べようかなぁ、この前はチョコを食べたから、今度は何を食べようかなぁ」
その場所は、近所でも古い駄菓子屋。
そこには、数多くの駄菓子があり、それらの駄菓子はショウマにとっては、まさしく宝の山であった。
その日、ショウマは、そんな駄菓子を求めて、放課後、向かっていた時だった。
「ちょっと、さっさと逃げるわよぉ!」
「分かっているって、あぁ、もぅ、さっさと動けよっと!」
すると、何やら騒ぎがあった。
ふと、見てみると、そこにいたのはピンク色の髪が特徴的な派手な女性。
そして、もう一人は赤いジャケットを身に纏っていた男性だろう。
男性の顔は仮面で覆われており、目は光で点滅している。
それだけで、その正体は分からない。
だが、彼らが乗り込んでいる車には、女の子が一人、ぬいぐるみを抱えて、怯えている様子が見られる。
その様子を見て、不審だと思った次の瞬間。
その女性の腹部に膨らみがあった。
それも、その形は明らかに可笑しく、その形は。
「もしかして、グラニュート」
それを判断したショウマは、既にゴチゾウをその手にガヴに装填する。
「早く助けないと、変身」『『ポッピングミ!ジューシー!』
既にショウマは動き出していた。
その場で瞬時に脚に力を込めて、そのまま跳ぶ。
跳んだ先には、車があり、そこにいる女の子を助ける為に。
だが、ショウマは、何かが迫るのを感じた。
同時に、ガヴの中に収納されていたガヴガブレイドを取りだし、襲い掛かってきた攻撃を受け止める。
「見た事のないタイプ」
そこにいたのは、白い髪にヘッドホンを付けている少女。
だが、その腹部にはガヴが確かにあった。
手に持っているナタで、そのままショウマに攻撃を仕掛けていた。
「アンビー!遅い!」
「ごめん、けど、こいつは」
「分からねぇよ!けど、今は逃げる事が先決だろ!」
アンビーと呼ばれたグラニュートの仲間だと思われる男性は、その手に持つ銃をこちらに向けている。
「さっさと、どっかに行きやがれ!!」
アンビーは、その場で跳んだ。
同時に、男性が手に持っていた銃から引き金を引かれて、そのままショウマに攻撃が当たる。
攻撃を防ぐ為に、ガヴガブレイドで防ぐも、アーマーの一部が破損させながら、そのまま後ろに下がる。
「今よ!さっさと乗って!」「了解、ニコ」
そのまま、ニコと呼ばれた少女の指示に従ったアンビーは、そのまま車の屋根の上に乗った。
「さっさと発進するわよ、ビリー!」「あいよぉ!!」
同時に、彼らは車のアクセルを踏み、そのまま逃走した。
「逃がすかっ」
それと共に、ショウマはすぐに新たなゴチゾウを使い、バイクを造り出す。
同時に、そのまま車に乗ったグラニュート達を追う。
『にしても、これからどうするんだ、親分?』
『どうするって、言われても、とりあえず逃げるしかないでしょ、でないと厄介な事になるのだから』
『・・・そう、けど、ニコ、かなり厄介そうだよ』
そうして、ショウマの存在に気づいた彼らは、そのまま見つめる。
『あぁ、もぅ、とにかく、走るわよ!狙って来ている以上、こっちも逃げるしかないわよ』
『了解だ、ニコの親分!しっかりと捕まっておけよ!!』
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子