ショウマ達が進んだ先。
その光景に、ショウマは、その記憶が既に理解していた。
「ショウマ君」
「・・・ここだ」
周囲を見渡せば、その場所に見覚えがあった。
ショウマがゆっくりと周囲を見つめながら、その扉に手を伸ばす。
「ショウマ君、いきなりどうし」
そうショウマの行動に疑問に思う。
それと共に、ショウマが開いた扉の先に広がっていた光景は、遙か空の上。
地上までの距離は凄まじく、見た先には電波塔が見えた。
「ここって」
「俺は、ここから人間界に行ったんだ」
「まさか、そっちから会ってくれるとは思わなかったよ、赤ガヴ」
「っ」
ショウマが呟いている間に、後ろからの声。
その場にいた全員が、瞬時に構え、見つめた先にいたのは、ニエルヴ、グロッタ、ジープ、酸賀。
そして、その姿が隠されているフードの人物がいた。
「・・・兄さん達、姉さん」
「酸賀さん」
「やぁやぁ、久し振りだね、まさかそっちからグラニュート界に来てくれるとはね」
「それで、僕達に一体、何の用かな?」
「・・・決まっている、ここであんたらには動けないようになって貰う」
同時にショウマは、既に戦えるように構えていた。
「ふむ、君達の敵は大統領だと思っていたがね」
「まぁね、けれど、あなた達が敵である事は変わりない」
「何よりも、元々、あなた達は敵である事は変わりないので」
「酷いなぁ、けれど、君達にとっても良い提案をしようと思ったんだけどね」
「良い提案だと」
全員が警戒している最中。
「僕達と手を組まないか」
その以外過ぎる提案に対して、ショウマ達は驚きを隠せない。
「どういうつもりだ」
「そうだね、君達からしたら不可思議かもしれない。けれどね、これには訳があるんだよ」
「あんたらも知っていると思うけど、そもそも私達は人間牧場なんて興味がないのよ、そんな事をしても、こっちに利なんてないのよ」
「むしろ、あいつの思い通りになる。だからこそ、それを阻止する為には赤ガヴ、あんたの力が必要って訳」
「だから、ここは協力しないか、赤ガヴ、いやショウマ」
そう、彼らからの言葉。
だが、それに対して。
「巫山戯ないでください!これまで「良いよ」ショウマ君!!」
これまで、何度も殺そうとしてきた彼らが手の平返しをしたような提案に千束は怒りを隠せなかった。
しかし、ショウマは、それをあっさりと承諾した。
「けれど、協力する条件として、闇菓子と、ヒトプレスをされた人達を解放しろ。それが条件だ」
「なっ、調子に「良いよ」ニエルヴ兄さん!」
ショウマの条件に対して、グロッタは思わず叫んでしまう。
だが、そこで待ったをかけたのがニエルブだった。
「正直に言うと、別に闇菓子には、今更価値はないからね。大統領のせいでこちらの独占は難しいからね。けれどね、ショウマ。君がそれだけの力があるのか、確かめさせてくれないか」
「・・・どういう意味だ」
「こういう事だ、それじゃ、頼むよ、カリエス」
「変身……!」『ホラー! ズキー!!』
鳴り響く音声と共に、ショウマは、眼前にいたフードの人物が変身した仮面ライダーに近くの扉の中に入っていく。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子