これから迫る最終決戦に対して、ショウマは。
「・・・ねぇ、千束」
「どうしたの?」
そこで、ショウマはゆっくりと息を吸う。
「これから戦う大統領との戦いで、やっぱりやらないといけないのかな」
その言葉の意味に千束は。
「それって殺すって意味」
対して、ショウマは。
「大統領を倒さないと、きっとこれからも変わらない。だから、俺は「ショウマ君」えっ」
すると、千束はショウマの頭に手を置く。
「確かに大統領を殺せば、世界は良くなるかもしれない。けれど、その先でショウマ君は苦しむと思うよ」
「それは」
「千束の言う通りですね。大統領は人間からすると脅威かもしれませんけど」
すると、たきなは笑みを浮かべる。そうしてたきなはゆっくりと息を吸う。
「私は元々は殺しを前提にしていたリコリスですからね。分かりますよ」
「・・・たきな」
「だからこそ、大統領を殺す方法以外を考えましょう。ショウマ君はそんな事で苦しむ必要はありません」
千束とたきな。「ありがとう」
ショウマは深呼吸をして言った。
「千束とたきながいてくれてよかった。自分一人じゃ、こんなに考えることができなかったと思う」
千束は微笑みながら答えた。
「当たり前じゃん。私たちはチームだし、家族みたいなものだもん」
たきなも頷きながら付け加えた。
「そうですね。私たちは支え合ってきました。これからも変わりませんよ」
ショウマは二人を見つめ、決意を新たにした。
「大統領を倒すために最善を尽くす。でも、ただ倒すだけじゃなくて……もっと大きなことを考えてみたい」
千束は眉をひそめながら尋ねた。
「大きなことって?」
「例えば……新しい社会を作ること。闇菓子に頼らずに幸せを感じられる世界を作るんだ」
たきなは少し驚いた様子で言った。
「それは確かに理想ですが……具体的にはどうするつもりですか?」
ショウマは考える時間を少し置いた後、答え始めた。
「まずは人々に希望を持たせることだと思う。闇菓子がない生活でも楽しいことがあるってことを示したい」
千束は頷きながら同意した。
「それなら私たちが率先して新しい楽しみ方を広めていけばいいんじゃない?」
たきなも納得した様子で言った。
「確かに。私たち三人ならできると思います」
ショウマは最後に宣言した。
「みんなで一緒に未来を作ろう。そして、どんな困難にも立ち向かっていこう」
ショウマ、千束、たきなはそれぞれの思いを胸に抱きながら、決戦の日を迎えました。
そしてついにその時が訪れました。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子