「これは一体何なんですか!」「まさか、人間を材料にしたお菓子を本当に作っていたのかっ」「それを広めているなんて!」
響き渡る声。
それは、大統領がいる城の前に多くの市民が響き渡っていた。
その騒動は、グラニュート界に広まった事実。
つまりは、『闇菓子』の事だった。
「ふむ、これはやられたね。まさか彼らがこのような捨て身の策を行うとは思わなかったよ」
そうして、窓の外にいるボッカはその騒動を起こした者達の事を思い浮かべていた。
「そうねぇ、まさか闇菓子の事を広めるなんて。でも、これって向こうにとっても痛手のはずなのになんで、公開したのかしら?」
そんなボッカの横に来たリゼルは呆れたように呟く。
「ははぁ、彼らにとっては私の下にいるのが屈辱なんだろう。まぁ、彼らの利用価値は既にないがね」
「というと?」
そうして、リゼルが呟いていると、城の前に次々と現れたのはボッカ邸のボディガード達。
彼らが現れた事によって、市民は少し怯んだが。
「怯むな!このままじゃ、俺達も」
そう、グラニュートの1人が呟いた次の瞬間。
聞こえた音。
それは銃弾だった。
「なっ、うっ撃ちやがった」
そう、ボディガード達が持っている武器。
それはベイクマグナム。
「あれ?何時の間に?」
「ニエルヴ君から少し貰ってね。幸い、私の部下達でもなんとか再現は出来たからね。そして」
そうしている間に、ボディガード達は、その手にはゴチゾウを持っていた。
「何、あれ?」
「ダミーゴチゾウ。人間牧場計画に使う予定の物だよ。だけど、今回は別の事にも利用出来るからね」
そうしている間にも、ダミーゴチゾウをそのままベイクマグナムに装填し、構える。
『変身』『ファイヤー!ビヨンドバイオロジー! 』
鳴り響いた音声と共に、ボディガード達は、瞬く間に仮面ライダーへと変身する。
「うわぁ、凄い数!ねぇ、パパ!!あれは?」
「あれは、そうだねぇ、彼らの言葉を借りるならば、仮面ライダーフェイクガヴだね。人間牧場計画において重要になっていく者達だよ」
そうして、新たに生まれたフェイクガヴ達は、そのまま真っ直ぐとグラニュートの市民達へと向けて、ベイクマグナムを構えていた。
彼らが命を奪う事に躊躇がない事。
それに気づいた彼らは恐れていた。
「まぁ、今後の治安維持の為にもっと」
そうしていると、聞こえて来た音。
何かと思い、見つめた先。
白いクリームのような何かが空から降っていた。
疑問に思っている間にも、フェイクガヴ達の前に現れた影。
その影が持っていたのは身の丈を遙かに超える巨大なガトリングを構えていた。
「なっ」
それと共に放たれたガトリングによる銃弾の嵐は、フェイクガヴ達を次々と攻撃していく。
彼らは、その攻撃に耐えきれず、吹き飛ばされる。
同時にそんなホイップ兵の前に降り立ったのは、ショウマ。
「大統領!これ以上!人間界もグラニュート界も好きにさせない!」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子