フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

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報告書

 グラニュートに関して、未だに多くの謎が残っている。

 

 文月学園における戦いが始まり、既に一年が経過しそうになっている事もあり、ここでこれまでの経緯を振り返ると共に、今後の対策を記載。

 

 まず、グラニュートとは、異世界から来た謎の生命体であり、我々人間とは異なる進化を行った知的生命体。

 

 その進化の過程に関しては、未だに謎に包まれているが、遭遇したどのグラニュートも人間を遙かに超えた力を保有している。

 

 また、グラニュートには、人類の持つ武器での対応は難しく、彼らと対峙した際に即座に用意出来る火器では対抗する事が難しい。

 

 それは、DAによる対抗は行っているが、決定打となっていない。

 

 グラニュートの現在までの目的としては、闇菓子と呼ばれる人間をスパイスに使った料理を行う事が目的とされており、狙われる人間は、幸福を感じた者であり、その理由も闇菓子による味を良くする為である。

 

 そうして、グラニュートの脅威から人々を守る為に行動をしていたが、その決定打となる事はなかった。

 

 幸い、グラニュートは、この人間界での滞在時間は少なく、10分程度の時間稼ぎにより、自然ともう一つの世界『グラニュート界』へと戻る。

 

 ただし、この制限時間も、文月学園における『召喚獣フィールド』の内部では多少長く活動する事が出来る。

 

 当初は、この文月学園による召喚獣フィールドを含めて、撤去する事も考えたが、彼らが滞在時間を考慮して、この文月学園にだけ現れる可能性もあり、行動予測が行えるように、この学園におけるリコリスによる派遣を行っている。

 

 それでも、決定的な反撃の目処は、未だに立っていない。

 

 そう、人間側からでは。

 

 皮肉にも、グラニュートの脅威に立ち向かう事が出来るようになったのは、同じグラニュートであるハーフグラニュートの井上ショウマのおかげであった。

 

 彼は、とあるきっかけでファーストリコリスである錦木千束と出会う。

 

 彼女との交流を経て、人間を守る為に、同じグラニュートと戦う決意となる。

 

 その際に、彼のグラニュートとしての戦う為の姿に関して、錦木千束からの報告により『仮面ライダーガヴ』と名付ける事になった。

 

 ガヴは、これまでのグラニュートとは異なり、摂取した菓子を元に作り出される眷属『ゴチゾウ』を生成し、それを消費する事によって、力を発揮する。

 

 その能力は高く、並のグラニュートでは対抗出来ない程の力を持っている。

 

 同時に彼は、他のグラニュートとは違う要素が二つあった。

 

 一つ目は、彼が、人間とグラニュートの血を半分ずつ受け継ぐ『ハーフグラニュート』である事。

 

 これにより、人間よりも遙かに高い身体能力を誇っており、グラニュートとは違い、こちらの世界でも長期での滞在が可能となる。

 

 この事実から、ハーフグラニュートが、こちらの世界に滞在している可能性がある為、これからの警戒態勢をより強固にしていく必要がある。

 

 そして、二つ前は、先程の仮面ライダーガヴの説明でもあったゴチゾウである。

 

 これは、ショウマに流れているストマック家という家柄のみにあると考えられており、通常ならば人型の眷属『エージェント』が創造される。

 

 だが、ショウマは、人間とグラニュートのハーフである事もあり、その力は不完全であり、エージェントを創造する事は出来ない。

 

 その代わりに、こちらの世界の食べれば、それに模したゴチゾウを造り出す事が出来る。

 

 これまでの戦いの最中、ショウマが最も気に入っている『お菓子』を中心に戦いを繰り広げている。

 

 それ以外のゴチゾウに関しては、少数のみでしか創造出来ず、これはショウマ自身の好みに関係していると思われる。

 

 そうして、新たな協力者であるショウマが介入した事によって、事態は大きく進展する。

 

 現状、我々が知る限りのグラニュートは2種類。

 

 1種類は、主に人間を襲うグラニュート。これらは現状、人間を襲い、それを材料にして生まれる闇菓子を目的に来訪している。闇菓子に関してはショウマを含め、協力者であるハーフグラニュートの証言により、麻薬に近い依存効果がある菓子だと思われる。これらの依存が強い闇菓子を使い、グラニュートの裏の世界を掌握しようと動いているストマック家の存在も判明している。

これまでの行方不明事件を含め、このストマック家に関係していると思い、今後の調査も必要になるだろう。

 

 2種類は、ハーフグラニュート。これは、ショウマと同じく人間の血も受け継いだグラニュート達の事。彼らの腹部にも、グラニュートと同じ口が腹部にある。また、他のグラニュートと比べると、人間に近い見た目、動物により近い見た目のハーフグラニュート達が存在する。これらに関しては彼らも分からない様子が見られる。

 

 これらを含め、グラニュート側においても、闇菓子は違法であるのは理解でき、今後の活動において闇菓子を製造を目論むストマック社と戦いながら、グラニュート側で協力的な機関とのコンタクトを目的に動いていこうと考えている。

 

 グラニュートに対抗する事が出来なかったが、ショウマから生み出す事が出来るゴチゾウ。これを採用する事によって、対抗武器である『ガヴガブレイド』を造り出す事に成功する。

 

 だが、それでもゴチゾウの力を十全に発揮する事が出来ず、人間では使用は難しいとされている。

 

 しかし、ガヴガブレイドのデータを元に、ショウマを通して、彼に協力してくれるハーフグラニュートもあり、人間でもグラニュートに対抗出来る強化スーツ『ヴァレンバスター』の開発に成功する。

 

 このヴァレンバスターの現在の適用者は、リコリスの中でも随一の実力を持つ千束が使用している。

 

 現状、ショウマと千束を中心にして、グラニュートとの戦いは未だに続いてる。

 

 だが、これまでの戦闘データと、ガヴガブレイドとヴァレンバスター。

 

 それらのデータによって、ショウマが主に使用しているお菓子のゴチゾウ以外のスープ/魚料理/肉料理/サラダ/ドリンク。

 

 この五種類のゴチゾウに合わせて、生成されたショウマが使用する赤いガヴを模して制作された『ガヴドライバー』とヴァレンバスターを元に開発された武器型。

 

 合計、10の対グラニュート装備の開発に成功する。

 

 だが、それらはの適合率が重要になっていく。

 

 その為、この1年、文月学園を通じて得た生徒の中から最も適合している装着者に渡す予定となっている。

 

 その際、ショウマを含めた仮面ライダー同士による戦闘データの収集を行い、ゴチゾウの生成方法の秘密を探る予定となっている。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
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