ショウマが、仮面ライダーに変身した事。
それはたきなにとっては、驚きを隠せなかった。
一日を通して、たきなにとっての彼の印象は、一転二転と次々と変わっていく。
そうしている間にも、ショウマは、腰にあるガヴからガヴガブレイドを吐き出すと共に、手に持つ。
「さぁ、ここで決めろ。闇菓子と関わるのを止めるのか、それとも痛い目に遭うのか」
そう、ショウマは、グラニュートに対して、問いかける。
だが、その答えは、既に。
「止められる訳ないだろうがぁ!」
決まっていた。
だからこそ、ショウマは既に跳んでいた。
その手に持っているガヴガブレイドを、そのまま上から斬り裂くように放つ斬撃。
それを目にしながらも、グラニュートの身体は光らせていた。
「はぁぁぁ!?」「むっ」
グラニュートは、その身体から出てきたのは粘液。
その見た目から茸の特性を持つグラニュートは、その体液から出る滑りの良い粘液を使い、迫るショウマの斬撃をブレイクダンスを思わせる動きで弾き返した。
斬撃を弾き返された後、ショウマの身体に襲い掛かるのは、そのブレイクダンスによって生み出される蹴りの連打。
普通ならば、決して起きる事のない蹴りによる攻撃は、ショウマの身体にあるグミのアーマーを次々と砕け散る。
だが、ショウマ本人には、ダメージは届かなかった。
「この粘ついた粘液、厄介だけど」
そうしていると、ショウマの手元には2体のゴチゾウが飛び込んでくる。
ゴチゾウを掴んだショウマは、そのまま空中で態勢を整えながら、二体のゴチゾウの力を使う。
『ザクザクチップス!ザックザク~!』『ヒリヒリチップス!』
鳴り響く音声と共に、ショウマのその姿は、ザクザクチップスフォームへと変わる。
その姿になると共に、両手に持ったザクザクチップスラッシャー。
そこから溢れ出たのは炎。
その炎と共に放たれた斬撃は、グラニュートに再度放たれた。
「えっなぁぁ?!」
その斬撃は、攻撃を逸らすはずのグラニュートの身体に当たった。
「どっどうなっているんだっぁ!?」
「お前の攻撃は、粘液によって出来ている。だったら、炎で蒸発させるだけだから」
そうしている間にも、ショウマは、その手にあるガヴのレバーを操作する。
それによって、ショウマの両手にあるザクザクチップスラッシャーから炎が溢れ出し、そのまま二つの斬撃を、グラニュートに当てる。
「がああっぁぁぁ」
炎の斬撃が、グラニュートの身体を斬り裂く。
それによって、無防備になったグラニュートをガヴの舌で包み込む。
そうして、グラニュートは、アクリルへとプレスされる。
「ふぅ」
そう、戦いが終わり、変身を解く。
たきながショウマを見つめる。
「あなたが、仮面ライダーだったんですか」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子