「俺の事は、ガヴって呼んで貰ったら良いよ」
「ガヴ、それがお前の名前なのか」(これまでに見た事のないエーテリアスだな。いや、よく考えてみれば、この空間事態が未知の場所だからな。俺のように喋るエーテリアスがいても可笑しくないか)
そう、ショウマが自己紹介を行うと共に、タイザナイトの方は、ショウマに対して、未知のエーテリアスという印象を持っていた。
「俺はタイザナイト。まぁ、見たら分かると思うけど」
「あぁ、分かっている。まぁ、普通の人がいたら困惑するよね」(これまで見た事のないグラニュートだけど、よく考えたら、ライカンやエレンもそうだけど、グラニュートの見た目って、結構バラバラだからな。そう考えたら、当たり前か)
そして、ショウマは、タイザナイトからの言葉を聞くと共に、彼もまたグラニュートの一体だと思い、納得するように頷く。
「それで、なんでここに来たんだ?」
「それが、俺達にもよく分からないんだ。気づいたらここにいて、お前は何か分からないか?」
「気づいたら、もしかしたら、この異変に関係しているのか?」(グラニュートの中でも、闇菓子に関わっていない普通のグラニュートかもしれない。だとしたら、彼は被害者かもしれない)
「この異変だと?」
「あぁ、原因は不明だけど、誰かがこの空間を暴走させたんだ。このままじゃ、関係ない人が」
「なんだって!?」(まさか、ホロウを暴走させてっ!そんな事を行うような奴がいるのかよっ)
「だから、俺がなんとかしてみる。これも、俺の仕事だからな。だから、タイザナイトはここで待っていてくれ」
そう、ショウマはそのまま向かおうとする。
だが、タイザナイトは、それを止めた。
「それは出来ない相談だ」
「なんで」
「俺も、元の世界に帰りたいからな。向こうでは大切な仲間がいるからな」
「仲間か、ならば力を貸してくれないか」(そうか、彼はグラニュートだけど、やっぱり良い人なんだ。ならば)
「あぁ、勿論だ、それに、案内をするんだったら、頼りになる人物がいるからな、そうだろプロキシ」
そう、タイザナイトは、プロキシに話しかける。
それに対して、彼らは。
「一つ聞くが」
「「なんだ?」」
「私達、何か勘違いしているかな?」
「「勘違い?いや、特にしていないと思うが」」
「「そうかなぁ?」」
そうして、その場にいる四人は勘違いをしたまま進む事になった。
ショウマは、新しく出会った『人を襲わないグラニュート達』と共に。
タイザナイト達は、『新たな意思を持ったエーテリアス』と共に。
そう、考えながら、その奥へと進んでいく。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子