「これがAクラスか・・・」
そう言いながら、ショウマと千束は、Fクラスへと向かう道中、三階の二年生校舎にAクラスの教室を見たのだがその豪華さに思わず声がこぼれた。
「本当に普通の高校生の通う教室なのかな?」
「去年の俺達のクラスとはまるで違うね」
黒板の代わりにあるのは大きなプラズマディスプレイ、ノートパソコン、個人用のエアコン、冷蔵庫、リクライニングシート、そして天井にはバカでかいシャンデリア。
それらは、普通の教室よりもホテルに近いだろだろ。
「まぁAクラスがこんな凄いんだからFクラスも最低限の設備はあるよな?」
「ふふっ、まぁ、いずれ、私達の教室になるけどな。まぁ、普通の教室でも良かったんだけど」
Aクラスの豪華な設備もそうだが、千束としては、DAでは決して敵わなかった学生生活を満喫する為に。
それを考えれば、この教室は、無駄な豪華さだと思った。
そんな考えと共に、二人は真っ直ぐとFクラスへと向かった。
「・・・・・・」
そして自分の新しいクラスであるFクラスに辿り着いたのだがAクラスとは別の意味ですごくて声が出なかった。
古ぼけた扉にひび割れ多数の窓。扉の上に飾られているFクラスのプレートは真ん中部分がセロテープで修正されている。どう見ても教室ではなく豚小屋や廃小屋とか言われた方がマシである。
「ふむ、これは」
「むぅ」
その教室はさすがに不満な様子である千束。
「ここの畳というのは良いけど、変えられるかなぁ」
そうして、教室へと入ってきた。
その教室には。
「あぁ、雄二!」
「んっ、ショウマに千束。まぁ、テストに来ていなかったけど、本当にFクラスに来たとはな」
そうした雄二は、そのままショウマと千束がFクラスに来た事に驚きを隠せない様子であった。
「えぇ、それって、私達じゃ不満なの?」
「逆だよ、逆。これはこれで、面白そうになる」
そうした雄二の顔は、かなり悪そうな笑みを浮かべていた。
そんな言葉と共に、教室へと入っていくと。
「あぁ、エレンも来ていたの!」
「んっ」
すると、そこには机に突っ伏しながら、寝ていたエレンがいた。
どうやら、エレンもまた、この教室にいたらしい。
相変わらず、眠そうな顔をしながらゆっくりと起き上がる。
「それにしても、ショウマ」
「なに?」
「さっさと試験召喚戦争しない」
「また、なんで?」
エレンの言葉に対して、ショウマは首を傾げる。
「ここの教室、埃っぽくて、寝にくいから」
「ある意味、エレンらしい理由だね」
その言葉にショウマは笑みを浮かべる。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子