一通りの、Fクラスの面々での自己紹介が終わった、
だが、Fクラスの面々は、ショウマにとっては、見覚えのある面々が多く、気が楽だった。
そして、ショウマ自身も、すぐに試験召喚戦争が行えるように準備しようとしたが。
教師がいなくなったスキを見て、雄二は黒板の前へと向かいながらそう言う。
「俺はこんな学園の仕打ちに不満しかない! 皆もそう思うだろう!!」
『『『当たり前じぁあ!!!』』』
クラス全員がそう叫んだ。その言葉を聞いてニヤリとした雄二。
「おぉ、さすがは雄二だねぇ」
その様子を見た千束は不敵な笑みを浮かべた。
「さすがって、もしかして?」
「どうやら、私達のリベンジマッチ、早速行えるようだよぉ」
千束の言葉と共にショウマもまた、その言葉の意味を理解した。
「Fクラス代表として提案する! Aクラスに対して試験召喚戦争を申し込もうと思う!!」
ざわつく教室、悪童と呼ぶにピッタリの悪役ヅラをしながら、さらに言葉を続けた。
「さぁ皆! 下剋上と行こうぜ!」
だが
『無理だろ』
『現実を見ろって』
『頑張ってEクラスだよな、高望みすんなー』
『姫路さんが居る、それだけで幸せだ』
『『『それな!』』』
最後のセリフには激しく同意するけれど、負け犬根性逞しいFクラスの戦士たちは口々に弱音を溢している。
しかし、そんな事は関係ないとばかりに自身に満ち溢れた表情の雄二。
「そう言うと思ってな、ちゃんと策は考えてある」
それと共に、Fクラスの面々に、その秘策を次々と紹介されていく。
「そして、今年の試験召喚戦争には新たな要素が加わった」
「新たな要素?」
「そう、仮面ライダーだ」
それに対して、事情を知る者達以外は首を傾げる。
「その、仮面ライダーって、確か都市伝説の?」
「あぁ、それをモデルに造り出された新しいシステムだ。どうやら、一つのクラスに2人が選ばれるらしい。その選定は、ランダムだ。そして、その仮面ライダーは」
「ふふっ、ならば、登場しようじゃないか、ショウマ君!」「おう!」
そう、ショウマと千束は前に出る。
「そう、このショウマと千束こそが、我がクラスの仮面ライダーだ!」
『マっマジか!あの怪物君ことショウマか!』
『化け物染みた身体能力を持っているショウマか!』
『それにお祭り女の千束もかっ』
『この2人が仮面ライダーか!』
「あのぉ」
そうして、盛り上がった最中で、姫路が手を上げた。
「そもそも、仮面ライダーって、どんなシステムなんですか?」
『・・・そう言えば』
その言葉と共に全員が首を傾げる。
「仮面ライダーは、簡単に言えば、召喚獣の力を、その身に宿した奴だ。召喚獣よりも大きな体格もあり、1度に多くの敵と戦う事が出来、さらには腕輪に近い特殊能力も使える」
「それを考えれば、確かに」
「それが、2人ならば、確かに」
それと共に勝機が確かにあった。
だからこそ、クラスは盛り上がった。
「さぁ、お前達、勝つぞ!」
こうして、Fクラスの最初の試験召喚戦争が始まる。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子