Fクラスの、最初の試験召喚戦争。
その相手に、雄二が選ばれたのはEクラス。
選ばれた理由としては、FクラスとEクラスの間の成績の差は、それ程大きくない事。
故に、Fクラスといては、今後のでAクラスとの試験召喚戦争の前に、試験召喚戦争による経験を得る為の相手には、丁度良いと、雄二は考えていた。
「けど、一番最初の方には私達は出られないからね」
「うん、俺も頑張らないと」
試験召喚開始時、Fクラス内でも、上位に位置する戦闘能力を持つショウマと千束と姫路。
この3人は、すぐに戦闘に参加する事は出来ない。
その理由としては、振り分け試験に、この3人が参加していない。
故に、その試験の点数は、現状0点。
なので、試験召喚戦争が開始した際、回復試験を受ける事が出来る。
そこで回復試験を行う事にした。
「このEクラスとの試験召喚戦争において、重要な立ち位置となるのは、この3人である事はお前達も分かっているはずだ。各クラスにとって、仮面ライダーという存在は切札と言える。
故に、仮面ライダーがおそらく出てくるタイミングは、代表が確実に取れるタイミング。
だからこそ、この試験召喚戦争で最初に行うべきは持久戦だ」
その作戦の意図を理解すると共にクラスでの行動はすぐに別れた。
試験召喚戦争が始まりの合図と共に、ショウマ達、3人は、回復試験を受ける為の教室へと向かった。
今回の戦いの科目となる数学の試験を受けに。
そして、残るFクラスは、雄二の周囲に護衛として明久を含めて数人程度が教室に。
残るクラスの全員がEクラスに攻め込む形となった。
「持久戦だったら、わざわざ行かなくても」
「向こうがこちらの作戦の意図を知られたら、簡単に方針を変える。
何よりも、FクラスとEクラスは廊下ですぐに繋がっているからな。持久戦を行うにしても、攻め込んだ方が都合が良いからな」
そう、明久と雄二が話している時だった。
既に試験召喚戦争の火蓋を切った。
Fクラスは、数学が最も得意な島田美波を中心にした攻めで、Eクラスと戦っていた。
その最中で。
「戦死者は、補修室!」
「いやぁぁ、鬼の補修は嫌だぁぁ!!」
Eクラスの生徒の一人が、戦いの最中で、召喚獣が0点になった為、戦死した。
その結果、彼らの前に現れた西村によって、補修室へと連れて行かれる事になった。
その光景を見ていたエレンは。
「・・それにしても、本当に人間なの?普通にグラニュートと真正面から戦える程の身体能力を持ってそうだけど?」
「んっ、エレンちゃん、グラニュートって?」
「何でもない」
エレンの呟きを聞いた島田は、思わず質問をした。
だが、エレンはすぐにそっぽを向いて、その質問には答えなかった。
その時だった。
「まさか、早々に試験召喚戦争に参加出来るとは思わなかったよ」
「むっ」
その声と共に見つめた先。
そこには一人の生徒がいた。
Eクラスの一員だと思われるその男子生徒は、その手に持っていたのはガヴ。
「あれって、まさか」
「向こうの仮面ライダー」
そうしていると、その生徒は、手に持っているガヴをそのまま腰に回す。
「あぁ、僕自身も、こうして仮面ライダーに変身するのは初めてだけどね」
そうして、彼はその手に持ったガヴに、ゴチゾウを一体、装填する。
「変身!」『ゴロゴロビーン!』
鳴り響いた音声。
それと共に、ガヴから飛び出たのは豆。
それらの豆が宙に舞いながら、その生徒の身体は変化する。
元々、ショウマが変身するガヴと同じように全身が黒い素体となる全身のアーマーを身に纏う。
それと同時に、宙に舞っていた豆が、次々と鎧のように纏っていく。
まるで、えんどう豆を思わせる緑色のアーマーと共に、それらを合わせるように白いラインが刻まれる。
その戦闘スタイルは、体育会系クラスと言われるEクラスに合わせてか、ボクシングスタイルのライダー。
「さて、Eクラス、ユウヤ!仮面ライダーシャキ、ラウンド1,ファイト!」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子