結果的に言えば、Eクラスとの戦争には勝利した。
ショウマが、その場から離れた後、攻め込んできたEクラス。
だが、そこには既に回復試験を終えた姫路達が待ち構えていた。
回復試験によって、十分に点数を整えた彼女達によって、攻め込んできたEクラスは瞬く間に倒された結果である。
「ごめん、俺、結局は進行を止める事が出来なかった」
戦いが終わった、ショウマは、そのまま戦争の最中に、自身が放った必殺技の勢いで、その場から離脱してしまった事を謝った。
「いや、実際にあの時、お前が向こうの仮面ライダーを抑えていなかったら、こちらが負けていた可能性が高い。
何よりも、お前が戦っている時に、向こうもお前に気付かれないように行動する必要があったから、時間稼ぎと同時に向こうの仮面ライダーも倒せたからな」
「あぁ、けど、僕達は見ていなかったけど、どんな感じだったの?」
そう、二人は、聞いてくる。
「うぅん、まぁ、今度戦いの時にでも見せるよ」
ショウマは、そこではぐらかした。
なぜ、はぐらかしたのか、二人は気になった様子ではあった。
しかし、そんなショウマの様子に気付いた千束は、首を傾げていた。
「だけど、これでEクラスの設備を手に入れる事が出来たね」
同時に、この戦争の目的を達する事が出来た事を、明久は叫んでいた。
最終的な目的がAクラスの設備とはいえ、勝利する事によって、現状のFクラスのボロボロな教室から、少しはまともな環境になれる。
それでも、勝利した意味があった。
しかし。
「設備は交換しない、このままだ、良い提案だろ、Eクラス代表」
それを、雄二は遮るように断る。
「どうして、雄二!」
そう、戸惑い、理由を尋ねようとした時。
教室に一人の人物が入って来た。
「決着はついたようね」
「んっ、秀吉?」「おぉ、スカートを履いているね」
教室に入って来た人物。
その人物は、なぜかスカートを履いている秀吉であった。
「儂はここじゃ」
「えっ、秀吉が二人?」
「私は、秀吉の双子の姉の木下優子よ。そして、2年Aクラスの大使よ」
「Aクラス?」
それは、これから戦いを挑むはずの相手。
それが、なぜ、ここに来たのか。
「私達、Aクラスは、あなた達Fクラスに宣戦布告を宣言します」
「えぇ!!」
その言葉に、さすがに全員が驚きを隠せなかった。
「最下位クラスだからと言って、容赦はしません。何よりも、そちらのFクラスにはどういう訳かAクラスにいても可笑しくない二人。そして、おそらくは最も警戒すべき仮面ライダーがいるのだから」
そう、姫路、千束、ショウマの三人を見つめる。
そんな、様子を見ていた時、雄二は不適な笑みを浮かべた。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子