仮面ライダーへと変身した二人。
それと共に、先に攻撃を仕掛けたのは、チャープだった。
チャープの戦闘スタイル。
それはムエタイであった。
両手で構えたボクシング型の武器と共に、真っ直ぐとヴァレンに変身した千束に向けて走り出す。
それに対して、ヴァレンは動かなかった。
ただ、それを見つめるだけだった。
まるで、待ち構えるように。
そして、それが答えとなった。
チャープが近付いた瞬間、その拳がヴァレンに向かって放った。
チャープ自身の身体能力であり、その拳を至近距離から放たれたその拳を避ける事は出来ない。
だが。
「おぉ、早いねぇ」「へぇ」
ヴァレンは、その拳を簡単に避けて見せた。
それだけではない。
避けるのに合わせるように、ヴァレンバスターの引き金を弾き、カウンターで放った弾丸。
それをチャープに放った。
弾丸を感じ、反射で避けながら、チャープはその場から離れ、互いに元の位置へと戻る形となった。
その攻防は、おそらくは数秒も満たなかっただろう。
故に、その間に何が起きたのか、理解出来たのは、この場には少なかった。
そして、それが理解出来た人物。
「おいおい、マジかよ、これが仮面ライダー同士の戦いかよ」
坂本雄二は、冷や汗を掻いていた。
彼自身、中学で数多くの喧嘩を行っていた。
それ故に、かなり悪い噂が流れていた事、そして多少は腕に覚えはあった。
だが、この攻防の前では、自分の喧嘩は本当にお遊び程度だと思わせる。
「良いねぇ、こういうのは、やっぱり自分で味わえるんだったら、仮面ライダーになった甲斐がある!」
同時にチャープは、再び接近する。
先程の攻撃、それが牽制であるように。
チャープの拳は残像が出る速さで仕掛ける。
さらには、そんな拳だけに集中させないように、タイキックなどのムエタイの脚技を含めた攻撃を、ヴァレンに行っていく。しかし、ヴァレンもまた、その動きを捉えていた。
チャープ自身、これまで無気力な性格は自覚していた。
故に、高揚感と共に戦う相手を求めていた。
故に、戦いの中で得られる楽しさを知りたかった。
だからこそ、この少女との戦いに満足をしていた。
だが。
「さて、こちらもそろそろと行こうか」『チョーコードーンー!!』
それと同時にヴァレンは、ヴァレンバスターを構えていた。
ヴァレンバスターには、チョコを、そのまま巨大な弾丸を精製する。
それに合わせて、チャープもまた自身のボクシンググローブを構える。
『トムヤンクー!』
同時に、赤いエネルギーが集まる。
「「はぁぁ!!」」
そして、互いの必殺の一撃を、放つのだった。
必殺技を受けた二人は、吹き飛ばされる形で吹き飛んだ。
それに対して、ヴァレンは、その場を回転しながら、着地。
チャープは、そのまま召喚獣フィールドから飛び出る。
「なっしまった」
それによって、チャープの変身は解除される。
それを意味するのは。
「勝者、Fクラス!」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子