FクラスとAクラスによる召喚獣戦争。
その三回戦も終了した。
「負けてしまったかぁ」
それと共にチャープに変身していたAクラスの生徒であるノムラはため息を吐いていた。
「まさかAクラスの試合で最初の敗北が仮面ライダーでの戦いとは」
「んっ、フウか」
そう、ノムラと同じくAクラスの仮面ライダーである少女であるフウがノムラに話しかける。
「一つ聞きますが、あの千束、強かったですか?」
「正直に言って、なんで攻撃が一回も当たらなかったか不思議で仕方なかった」
その言葉と共に、ノムラの言葉に合わせるようにフウも見つめる。
それは、これから戦うショウマの方に目を向ける。
「だとしたら、とても楽しみデスネ」
そう、呟いた。
そうしている間にも、試合は進んでいく。
その内、二つの試合も終えた。
それによって、Aクラスは三勝、Fクラスは二勝。
7試合の内、先に大手を取ったのは、Aクラスだった。
「この試合、絶対に負けてはならない試合となるけど、大丈夫なの、ショウマ」
「いや、負けたお前が言うのか明久」
そう、明久と雄二は何時ものやり取りを行っていた。
それに対して、ショウマは。
「大丈夫、俺だって、ここで負ける気なんて、全然ないから」
そうしながらも、ショウマもまた、真っ直ぐと試合会場となる召喚獣フィールドへと向かう。
そうして、向き合う形でショウマとフウは向き合う。
「あなたが、Fクラスのもう一人の仮面ライダーですか」
「そうだよ」
そうしながらも、ショウマはその手には既にゴチゾウがあった。
「えぇ、私としても、楽しみでした。なんだって、私自身も、ノムラと同じですからね」
そうして、フウもまた、ゴチゾウを構えていた。
「ですから、楽しませて下さいね」
それと共に、各々のゴチゾウを、腰にあるガヴに装填する。
二人は、そのまま構えると共に。
「「変身!」」
その音声と共に、ショウマとフウは、その姿を変える。
ショウマは、既に馴染み深い姿に。
「あれ、雄二、ショウマの変身した仮面ライダーの姿って」「・・・どうなっているんだ」
だが、二人にとって、その姿は、見覚えがあった。
なぜ、ショウマがその姿に。
そんな疑問を思っている間にも。
『ミソスケート!』
対して、フウの姿は、まるでフィギュアスケーターだ。
「さぁ、始めましょうか」
その言葉と共に、フウが変身したライダーであるスズは宣言すると同時に、そのままショウマへと攻撃を仕掛ける。
滑るように放たれた攻撃。
それに対して、ショウマは、後ろに跳ぶ事で、避ける事は出来た。
だが。
「っ!」
ショウマの、その腕の装甲が熔けていた。
「これは、マズいっ」
同時に、状況が不利であるのを理解するには十分だった。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子