巨大なトラックに乗ったショウマ達は、トラックの揺れに揺られながらも、目的地に向かって走っていた。
その間、千束は、ショウマから事前に造って貰った弁当を口に運びながらも、バスの景色を見ていた。
だが、その最中で、たきなだけは警戒していた。
その警戒をしている先は、トラックを運転しながらも呑気に鼻歌を歌っているバイパーと、そんなたきなの視線が気に入らない様子のルーシーだった。
「先程から、睨んで、何か用ですか?」
「・・・貴方達がハーフグラニュートだと聞いて、警戒しているだけですので」
「あら、それは人種差別じゃないですか?私達は、こうして依頼を受けて来てあげたのに」
「その依頼を利用している可能性もあるので」
「あら、信頼がないですわね、私も、正直に言えば、あなたのような人間はかなり警戒しているのですがね」
「そうですか」
そうして、たきなは何時でも銃を抜けるようにしている。
対して、ルーシーもまた、その手には既に武器であるバットを手に持っていた。
「ほらほら、たきな、そんなに嫌な顔をしない」
「ルーシーも、そんなにカリカリしなぁい」
「「貴方達はのんびりし過ぎ」」
「「うっ」」
そんな二人の突っ込みを聞きながらも、そのまま目的地へと向かう。
そうして、ギスギスした雰囲気の最中。
「まぁまぁ、これでも食べて」
それを止めたのは、ショウマだった。
ショウマが、彼らに食べさせたのはチョコだった。
そのチョコを、無理矢理食べさせられた事に対して、ルーシーとたきなは、かなり不満そうな表情をしていた。
「それで、今回の依頼を確認したいのですが」
「今回は、ウォールナットっていう人を羽田まで護衛する予定になっている。ただし、その道中で、なぜかストマック社が襲う事になっている」
「ストマック社ですか?ショウマ、あなたも家の事には苦労しますのね」
その話題が出た瞬間、ルーシーは呆れたように言う。
「そうかな、俺はルーシーから聞いた事情の方が色々と大変だと思うけど」
「私は別にそれ程。けど、あなたの場合は「ショウマ、ルーシー」何ですの、バイパー」
ルーシーが何か言いかけた時、それを遮ったのはバイパーだった。
何時もの、のんびりとした口調と共に、後ろを見る。
そこには、車がある。
「ウォールナットと合流前なのに、面倒な事になりましたね」
「こういう時は、俺に任せてって、ちょっとごめん」
「ショウマ、狭いよ」「うぅ、大型でも、これは」
そうして、なんとか窓の近くまで移動するショウマ。
そのままトラックの窓を開けると共に、そのままトラックの天井に登る。
「まぁ、この辺は、あとで映画の撮影で誤魔化せるだろうから、変身!」
その言葉と共に、ショウマはすぐにチョコダンフォームへと変身する。
それと共に、チョコダンフォームへと変身すると同時に、その手には、チョコダンガンを手に持ち、既に構えていた。
「バン」
その言葉と共に放った弾丸。
それは、チョコの弾丸であり、こちらを追ってきた追っ手の車のタイヤに向けて放った。
弾丸は、そのままタイヤに当たると共に、チョコの性質もあってか、瞬時に固まり、その場で止まる。
「さらにっと」『まるマロ』
それと共に、ショウマは、さらに後ろにいる車に向かって、その弾丸を放った。
その車は、一般車であり、弾丸があたると共に。
『ふわふわぁ』「うわぁ、なんだぁ?!」
弾丸が当たると共に、緩やかなブレーキのように止まる。
マシュマロの中にチョコが入っているように、その放たれた弾丸が、ブレーキ代わりとなった。
それを次々と放っていく事によって、事故を防いでいく。
そこで見ていると、そこには奇妙な着ぐるみを身に纏っている人物が。
「ウォール!」「ナット!ショウマさん!」「分かった」
それと共に、ショウマは、そのままポッピングミとなり、その着ぐるみを身に纏った人物と、スーツケースを持って、そのままトラックの上に乗った。
「随分と荒い出迎えじゃないか、仮面ライダー」
「ごっごめんなさい」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子