依頼人であるウォールナットを回収した。
元々の依頼内容に合うように、大型トレーラーでの移動もあり、そのまま後ろへと、ショウマ達は移動した。
『それにしても、仮面ライダー。噂に聞いていたが、まさかここまでの力とはな』
「あれぇ、ウォールナットさんって、もしかして家の仮面ライダーを知っている様子なの?」
その言葉が気になったのか、千束は思わず笑みを浮かべながら、尋ねる。
それに対してのウォールナットの言葉は。
『まぁな、でなければ、依頼なんて出さないからな』
ウォールナットはそう呟きながらも、ショウマを見つめる。
『だが、気になる点としては、仮面ライダー。これまでのデータを見る限りだと、君は、グラニュートじゃないのか?』
そう、尋ねた。
「・・・うん、正確には僕はどうやら人間とグラニュート。二つの血が流れているんだ」
「えっ」
それは、たきなにとっても初耳であった。
協力者にグラニュートがいる事は知っていた。
だが、ショウマもまた半分はグラニュートの血が入っていた事を、知らなかった。
「えぇ、それも、グラニュートの中でもかなり力のある裏の家業ですからね」
「おや、ルーシー、バイパーと一緒じゃなくて良いの?」
「これぐらいはバイパーだけでも十分ですわ、まぁ私も、そこにいるウォールナットさんとは報酬の話をしたかったのでね」
そう、ルーシーは呟いた。
『先程の話を聞くと、君は彼の事情を知っているようだね。だからこそ、君もグラニュートなのかい?』
「えぇ、といっても、愛人との子なので、ショウマと同じくハーフグラニュートですけどね。まぁ向こうの世界では人間の扱いはかなり違いはありますがね」
「それは一体」
たきなにとって、グラニュートは未知であった。
故に、気になりはあった。
「そもそも、グラニュートも、この異世界の存在を知る者なんて、あまりいませんわ。それこそ数少ない権力者や異世界に関する調査を行う者しかね」
「えぇ、でもショウマ君達のようなハーフグラニュートはいるけど」
「こっちの世界と向こうの世界が繋がる時は時折ありますわ。それも偶然で、ほとんどのグラニュートは滞在にそれ程長く出来ませんわ。何よりも、互いに都市伝説程度の認識でしかないのですから」
「・・・けど、実際に被害はあります。それはどう説明するんですか」
「時折あるのですわ、こちらの世界と繋がる扉が。まぁ、ほとんどがストマック社によって、占領されていますわね。私達は、そんな占領されていない扉を使って、こっちで仕事をしているんですわよ」
『その仕事内容がこんな感じなのか』
そのウォールナットの質問に対して、ルーシーはただ頷いた。
「まぁ、こんな事、別に話しても大した金にはならないので」
そうしている時だった。
『どうやら、厄介な奴らが来たようだよぉ』
そんな会話を行っていると、バイパーからの言葉が聞こえる。
それと共に、トレーラーは、その場で止まった。
「本当に、暇な時間はなさそうですわね」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子