その日、文月学園では、とある行事が行われていた。
それは、学校主催の豪華賞品争奪オリエンテーリング大会。
事前に配布されたテストを解けば、賞品引き換えチケットの位置が答えとして示される。
「それにしても、まさかこんな大会が行われるなんてね」
「ねぇ、なかなかに面白いと思わない」
そうしながらも、ショウマと千束もまた、このオリエテーリング大会での行動を考えていた。
尚、クラスの人数の兼ね合いもあり、ショウマと千束は、二人でのチームの行動をしていた。
「けれど、千束、何か欲しい物はあるの?」
「そうだねぇ、私は特にないけど、ショウマ君は?」
「この学食デザート一年分!これで、これまで食べた事のないデザートを堪能して「あぁ、あったよ!これって、学食デザート一年分じゃない!」・・・」
そう、ショウマは商品の中でも欲しい物を言った瞬間だった。
まるで、ショウマの希望を遮るように、既に商品が別のグループに奪われていた事が聞こえた。
その瞬間、ショウマのあまりの絶望顔に、千束は苦笑いをしてしまった。
「まぁまぁ、せっかくだから、お宝探しを楽しもうよ」
「うん」
そうしながら、ショウマ達は、すぐに、商品引き換えチケットを探し始めた。
文月学園の敷地内は広く、発券するのは、難しく感じていた。
だが。
「おっと」「これは」
そう、行動している間にも、発券したのは、何かカプセル。
カプセルが気になったショウマと千束は、そのままカプセルを取りだし、そのまま開いた。
その中には引き換えチケットがあり。
「やった!まずは一つ目を見つけた!」
まずは一枚目のチケットを手に入れる事が出来た。
それに対して、ショウマはガッツポーズをしながら言った。
しかし。
「待て待て!!」
聞こえて来た声に対して、千束もショウマも疑問に思っていると、そこに現れたのは巨漢の男。
これまで見た事のない人物という事で、二人は疑問に首を傾げるが。
「それは、オイラも見つけた所だ!」
「えぇ、そう言われても、こっちが先に見つけたんだけど」
「けれど、このオリエンテーリング大会のルールでは、発見すれば、互いに召喚獣バトルで奪い取れば、良いと書かれている!」
「まぁ確かに」
それに対して、千束も納得した。
「まったく、ダンゴは食べ物が絡むと面倒ねぇ」
そうして、現れたのは、ダンゴと呼ばれる人物と一緒に組んでいると思われるふわふわしたブロンドのロングをした女子生徒。
「あぁ、だけどオイラとしては、それは逃せないからな、だから!」
それと共に召喚獣フィールドが展開される。
そして、ダンゴが取り出したのは、ガヴ。
ガヴを腰に巻くと共に、手にはゴチゾウを持っていた。
「もしかして、仮面ライダー」
「あぁ、そういう事だ!変身!!」
それと共に、ダンゴの姿は変わる。
茶色の重装甲に赤身を思わせる桃色のラインが走る姿。バーベキューの肉塊の如く分厚い装甲。
それらから、重量級の敵である事が分かる。
「仮面ライダーか」
「あぁ、オイラの名は、仮面ライダーガッツ!そして」
「はぁ、悪者のようだけど、これもルールだからね、変身」
そう、もう一人の女性もまた、仮面ライダーへと変身した。
手足の先と双眼はネギを思わせる黄緑で、それ以外は所々焦げ目を表す黒い丸模様が入った艶のある茶色のボディ。頭には串を思わせる3本の触角がある。
それはまさしく、焼き鳥。
「仮面ライダークーシー、参上!と言う事で、Cクラスの仮面ライダーコンビだから、不幸だと思ってね」
「・・・なるほどなるほど」「それだったら、仕方ないよね」
そうしている間にも、ショウマと千束も、各々の変身アイテムを構えていた。
「・・・あれ、もしかして、そちらも仮面ライダーなのか?」
「あぁ、そうだ、俺は、ショウマ!Fクラスの仮面ライダーガヴだ!」「私も、千束だよ!同じくFクラスの仮面ライダーヴァレン!」
ショウマ達は、そのまま自己紹介を終えると同時に「変身」という掛け声と共に、仮面ライダーへと変身する。
「・・・あれ、Fクラスの仮面ライダーって、確か」
「Aクラスの仮面ライダーを相手にも圧倒した、あの」
そうしている間に。
「それじゃ、戦いを始めようとするか!」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子