ショウマ達の戦いが終わった。
それによって、変身は解除する。
「まさか、Fクラスの仮面ライダーが、ここまでの強さだなんて」
「事前に熱に弱いというのは事前に聞いていたのにねぇ」
そうしながら、二人の会話を聞いたショウマは、驚いた。
「えっ、その情報は、何時の間に」
「それは、Aクラスの戦いは、他のクラスでも多くが注目していたからね」
「そうなんだぁ」
それに対して、ショウマは驚きを隠せなかった。
「うぅん、けど、それってかなり不利に働くよねぇ」
「そうなの、千束?」
ふと、その情報を聞くと、千束は思わず苦い顔をしていた。
「うん、今の所は、ショウマ君はギリギリで勝てている部分が大きいけど、このままじゃ、次のAクラスとの戦い、いや、Bクラスとの戦いでは負けてしまう」
「・・・確かに」
そこまで聞くと共に、この戦いには、意味があるのを理解した。
ショウマと千束。
二人が変身する仮面ライダーは、お菓子で変身する以上、その大半は熱に弱い弱点を持つ。
それだけではなく、お菓子という特性上、強さよりも弱さが目立つ部分が大きい。
現状、勝てているのは、あくまでも、ショウマと千束の元からある身体能力と戦闘経験で勝っているだけである。
しかし、それらは、召喚獣フィールドで戦う仮面ライダー同士の場合、点数が加わる。
何よりも。
「・・・あの時の戦いでも」
既にグラニュート側も、ショウマ達の弱点を理解していた。
だからこそ、これからの戦いには、より強くなる必要があった。
「うぅん」
「あらまぁ、ショウマ君も悩んじゃったか?」
「えっと」
それと共にショウマは、そのまま腕を組んで考えてしまう。
思わず、笑みを浮かべた千束は、楽しそうにしていた。
いきなりの行動で、戸惑う二人に対して。
「という事で、お二人さん、今日はありがとうねぇ、ほら、これどうぞ」
「えっ」
すると、千束は、先程の景品として受け取った物を二人に渡した。
「えっと、なんで?」
「そうだねぇ、あえて言えば、私達もそろそろ変わらないといけないと思ったからね、そのお礼だよ」
「「???」」
そんな、戸惑いを隠せない二人を余所に、千束は、ショウマに近づく。
「それでそれで、ショウマ君は、何を食べたいと思っているの?」
「・・・正直に言うと、熱に強いお菓子って、何なのかがよく分からない。だって、どんな物でも熔けるから」
そうして、二人だけで話が始まった。
その会話が一体、どのような意味なのか、彼らは首を傾げたままだった。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子