「それでは、閉店ボドゲ会――スタートッ!」
喫茶リコリコにはとある名物がある。
それは、閉店後に行われる常連のみが集まるボードゲーム大会。
特に会員制という訳ではなく、自然と行うのが常連のみとなっており、リコリコの店員を含めても、かなりの大人数で行われる事が多い。
「締切が明日って言ってましたよね」
「今日の私にはカンケー無いし♪」
「止しましょう……仕事の話は」
「実は自分も勤務中で」
「刑事さん、悪だねえ」
「その際には、私共もサポート致します」
「あらあら、ライカンったら、こういうのは結構嵌まっているんですね」
そうして、常連の他にも、喫茶リコリコへと匿われる事になったクルミを始め、普段からマスクを被っているライカン。
そして、ライカンと同じく、こちらの世界に来たメイドの一人であるアレクサンドリナ・セバスチャンことリナもまた、ボードゲームに夢中となっていた。
グラニュート界から、こちらに来た際、ショウマのサポートを行っており、日中、千束達がいない穴をリナが埋めてくれていた。
尚、基本的にはキッチンには立たせる事はないのは、ライカンからの強い要望である。
その際の料理の腕を言えば、彼女のおかげで、ショウマが姫路の料理を食べて、生き残る事が出来たと言える程とだけ。
「そう言えばカリンちゃんは」
「あわわわ」
「カリンさん、ここはこうするんですよ」
そう、彼ら以外にも、こちらに来訪したメンバーの一人であるカリン・ウィクス。
彼女もまた、メイドであり、ショウマに仕えていた事もあり、こちらに来ていた。
また、その年齢もあり、基本的に文月学園で、一年生として過ごしており、たきなと行動している。
だが、ある意味、冷静に物事を行うたきなと比べたら、かなりドジな行動が多くある。
「ねー、たきなもカリンちゃんも一緒にやろーよ」
「お、たきなも来るか?」
「レジ締めなら私も手伝うからさー」
そう、呟いた時だった。
「いえ、もう終わりました。レジ誤差ゼロ、ズレ無しです」
そう、何事もなく、終わらせた。
「なら、もうイケるよね」
「ほら、おいでよ。たきなちゃん」
「カリンも、どうですか?」
「そーだぞ、たきなー」
そう、誘いながらも。
「いえ、結構です」
きっぱりと、そのまま断ってしまった。
「あらまぁ、断られちゃったね」
「そうだねぇ、そう言えば、ショウマ君とエレンちゃんはどうしたんだい?ショウマ君だったら、何時もは参加するんだけど」
「あぁ、ショウマ君はねぇ」
そうしながら、和室。
そこには、ショウマとエレンは、並べられているゴチゾウを見ていた。
「クッキー、ラムネ、煎餅、色々なゴチゾウを生まれたけど」
「熱に強そうなのは、あえて言えば、クッキーや煎餅?けど、強いの?」
「分からない」
そう、次々とゴチゾウ達を見比べていた。
そんな、ゴチゾウを見ていた時だった。
「ショウマ君!」「うわっと」
すると、千束に驚きを隠せなかった。
「どうしたの?」
すると、千束は。
「明日、一緒に本部に行くよ!」
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子