フルコースとライダーと学園生活   作:ボルメテウスさん

93 / 366
増員

ショウマによる、空を跳びながらの敵情視察を行いながら、青衣による奇襲。

 

それらは、通常の人間では不可能な、ハーフグラニュートだからこそ出来る戦法。

 

「本当にっ、グラニュートの奴らは化け物ばかりっすかっ」

 

「何を言うかと思えば、そんな事か、こんなのまだまだあいつらは本気じゃねぇよ」

 

サクラは思わずため息を吐くが、その言葉に対して、フキは呆れたように呟く。

 

フキ自身は、この戦いにおいて、こちらが有利など考えていなかった。

 

むしろ、この状況では自分達が不利である事を理解していた。

 

だが。

 

「それでも、十分に対策を考えれば」

 

それと共に、フキは地面に倒れた。

 

自らの、倒れた態勢に対して、サクラは疑問に思った。

 

だが、次の瞬間、壁の上から出てきたのは、青衣であった。

 

それを見つめた瞬間、既にフキは引き金を引いた。

 

「ほぅ、読んでいたか」

 

それに感心しながらも、そのままフキの放った弾丸を、その手にある警棒で弾丸を受け流した。

 

「こんなに何度も見られたらなっと!」

 

それと共に、フキはそのまま突っ込んでいく。

 

空中から、地面へと着地する瞬間を狙ったタックル。

 

それに対して、青衣はすぐに警棒で対応する事は出来なかった。

 

「ふむ、これは面倒だな」

 

警棒での攻撃。

 

それを行うにも、リーチの差。

 

本来ならば、警棒による長い攻撃。

 

それらは、フキが接近した事により、活かす事が出来なかった。

 

フキは、まるで離れないように、格闘戦に持ち込む。

 

「ほっと、よっと」

 

体格としては、それ程変わりないフキと青衣。

 

そこから行われる格闘戦は、他のリコリスは接近する事は出来なかった。

 

ショウマもまた、それを見て、すぐに走り出す。

 

「今っ向かいまっ」

 

だが、そんなショウマの行動を制限するように、リコリス達による一斉射撃を行い始める。

 

「ぐっ、このままじゃ」

 

そうしながらも、ショウマはすぐに壁に隠れる。

 

ショウマの身に纏っているグミのアーマーには致命的だった。

 

だからこそ、すぐにゴチゾウを装填しようとしたが、タイミングを計る。

 

「ふむ、さて、どうしたもんか」

 

そう考えている時だった。

 

しかし、青衣は笑みを浮かべていた。

 

「だが、元々、こちらの人数は、5人である事を」

 

一瞬、フキはその言葉に対して首を傾げそうになった。

 

だが、その言葉の意味を、自分自身の直感で理解した。

 

「っ」

 

その一言と共に、フキに向かって、迫る銃弾。

 

それらは、これまでにない攻撃に、フキはすぐに避ける。

 

「お待たせ、ショウマ君!」「お待たせしました、先輩」

 

そこにいたのは、千束と朱鷺であった。

ゼンゼロから出る陣営は

  • 邪兎屋
  • 白祇重工
  • ヴィクトリア家政
  • 特務捜査班
  • カリュドーンの子
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。