仮面ライダーとリコリスによる模擬戦は終わった。
終わりを告げた後、リコリス達の反応は様々だった。
それは、これまでの彼女達のプライドを砕けたリコリスもいれば、ショウマを恐れて見るリコリスもいた。
「ふむ、やりすぎたかのぅ」
「うぅ、模擬戦とは聞きましたが、やはりやり過ぎたのでしょうか」
そう、青衣と朱鳶はそのまま見つめ合っている。
その最中で、フキは、二人の元へと向かう。
「お二人は、これからもこちらの方にいるんですか」
「ふむ、そうだな」「しばらくはこちらの方で捜査を行う予定となっていますね」
それを聞くと共にフキは頷くと共に。
「それでは、これからも訓練もお願いしてもよろしいでしょうか」
「えっ、せっ先輩、何を」
フキの行動を見て、サクラは思わず叫んでしまう。
だが、それに対してサクラはため息を吐く。
「今回の訓練でも分かっただろ、リコリスだからと、グラニュートに対抗するには、今の私達の力では足りない事は分かったはずだ。ならば、強くなる為には、誰かに頼るしかないだろう」
「そ、それはそうですけど……」
サクラの言葉を聞いて、フキは、そのまま続ける。
「それに、このままじゃ、あいつに負けっぱなしが一番嫌だからな」
「えぇ、誰の事かなぁ」
その後ろで、ショウマとハイタッチを行っている千束に対して、いらいらしたようにフキは言う。
「お前以外にいるわけないだろ」
「まあまあ、落ち着きなさいよ」
そう言いながら、フキをショウマはなんとか宥める。
そんな二人を見ながら、たきなは、ため息を吐く。
「・・・ショウマさん、そろそろ」
「あっうん!」
たきなの言葉を聞くと、ショウマは慌てて、たきなの元へと向かう。
その時に見た光景に、ショウマとたきなの様子を見て。
「ねぇねぇ、フキ」
「・・・なんだ?」
「あの二人、今、見るとどこか兄妹みたいじゃない?」
「狂犬みたいな妹を持って、ショウマの奴は苦労しそうだな」
「もぅ、フキは相変わらずきつい事を言うんだから〜」
そう言って、千束は少し呆れたように言う。
だが、その際のフキの表情を見ながら、千束は笑みを浮かべる。
「まぁ、ショウマの奴が不愉快な思いをしていないんだったら、良いんじゃないか」
その言葉を聞いた瞬間、千束の表情は一気に変わる。
「へぇ〜、そんな事言っちゃうんだぁ〜」
「なっ、なんだよ・・・」
その言葉に、少し動揺した様子を見せながら、フキは答える。
すると、その瞬間、千束の表情が笑顔に変わる。
「いやぁ〜、まさか、フキがそんな事を言ってくれるなんて思わなかったなぁと思ってさ」
「べっ別に、私は思ったことを言っただけだぞ!!」
そう叫ぶように言うと、フキはそのままそっぽを向いてしまう。
「ふふっ、それじゃ、私達はここでぇ、おぉい、ショウマ君!帰りはあのバギーで帰ろうぜぇ」
「千束、何を言っているんですか、そんなの駄目ですよ」
「えぇ、良いじゃない」
そう、三人はそのまま、DAから去る事になった。
ゼンゼロから出る陣営は
-
邪兎屋
-
白祇重工
-
ヴィクトリア家政
-
特務捜査班
-
カリュドーンの子