ショウマのトラウマ事件が起きた後も、彼らの道中は様々な事が起きた。
時にはショウマの、その高すぎる身体能力でコーヒーカップを回した結果、そのままコーヒーカップが暴走してしまったり。
千束の高すぎる銃による狙撃で、景品を次々と盗る。
お化け屋敷に入っていた雄二が、浮気をされたと勘違いされて、霧島に追いかけられる。
「なんというか、遊園地って、あまりやる事がないねぇ」
「そうだねぇ」
「いや、君達が規格外過ぎるから」
そう、千束が取った山程の商品を手に持っているショウマに対して、明久は思わず叫んでしまう。
「とりあえず、これからプレミアムチケットのお客様に豪華なランチがあります。良かったら」
「おぉ、ランチ!これは楽しみだねぇ!」
「うん!」
それと共に、ショウマと千束の二人は、明久に案内されるがままに向かって行った。
だが、その際に、ショウマはふと霧島の方を見た。
何やら、残念そうな表情が見えた事で、疑問には思ったが、彼らはそのままランチのあるレストランへと向かった。
レストラン内の空間は、まるでパーティー会場のような内装で、そこら中にはお高そうな丸テーブルが設置されており、前方にはステージとテーブルがあった。
「おぉ、豪華だぁ」
「まぁ、これぐらいのはあるだろうな」
そうして、雄二もまたショウマの言葉に対して呆れながら答える。
それと共に。
「もしかしてだけど、ここで結婚式を行ったりするのかなぁ?」
その一言を聞いた瞬間、雄二は、その場から逃げ出そうとした。
だが。
「皆様、本日は如月グランドパークのプレオープンイベントにご参加頂き、誠にありがとうございます!」
まるでタイミングを計ったように、入口が閉まる。
それを見た雄二は。
「なんと、本日ですが、この会場に結婚を前提としてお付き合いを始めようとしている高校生のカップルが二組、いらっしゃっているのです!」
「「ブフォッ!」」
その一言を聞いて、雄二と、ついでにショウマもまた吹き出してしまった。
「そこで、当如月グループとしましては、そんな方々を応援するための催しを企画させて頂きました! 題して、【如月グランドパークウェディング体験】プレゼントクイズ~!」
「くっそぉ、嵌められたぁ!」
「ショウマ君!しっかり!とりあえず、蘇生のブシュエル!」
そう、気絶しそうになっているショウマに、千束が貰っていたブシュエルを口に突っ込む事で蘇生を図る。
「それじゃ、お客様こちらにぃ」
「あぁ、ショウマ君はどうする?」
「えっと、担架で良いかなぁ」
それと共に雄二は拘束を。ショウマは、そのまま運び込まれる。
「どうする、ほとんど放心状態だけど」
「…最悪、雄二達だけでも十分でしょう。さすがにショウマ君は可哀そうだからね」
「おいっ俺は可哀そうじゃないのかよ!」
そうして、ショウマが落ち込んでいる間にも、クイズという名の出来レースは、始まってしまった。
ゼンゼロから出る陣営は
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邪兎屋
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白祇重工
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ヴィクトリア家政
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特務捜査班
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カリュドーンの子