実験部隊異世界飛行機録。   作:Su-30SM Mister-X

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メインストーリー
老人から青年へ逆戻り。


O月X日 快晴

 

私はベットの上でヴィトやシーモア、イオネラとアルマ達に看取られながら天寿を全うした。最後に視力を失って空を見れなかったのは残念だったが、これで良かったのかもしれん。そしてその同日、私は目を覚ました。詳しい事はまた後日の日記で書く。ただしこれだけは書き記しておこう。空はあの日と同じ青い色をしていた。

 

O月Y日 晴れ

 

私はどうやら【老人の私】の知る私では無くなっていた。ただし分かることはあった。この私も、空への関心は高い。部屋にあったテレビをつけて情報収集をしてみたが興味深い話が飛んできた。ISという謎の兵器の操縦者が見つかったと大々的にテロップに掲げられたニュースが流れてきたのだ。私はISについて軽く調べて今日は終わりにしよう。あとわかった事なのだが今の私の年齢は15歳。受験戦争真っ只中の学生の様だった。だが勉強している素振りは航空力学以外は何もして無さそうだ。

 

O月Z日 雨

 

IS、正式名称インフィニット・ストラトス。10年前に開発され宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツ。飛行可能で宇宙での活動を可能とするために様々な機能がありそれまでの通常兵器を覆す様な性能をしていたため即座に軍事転用された。ISは核となるコアと腕や脚などの部分的な装甲であるISアーマーから形成されている。攻撃力、防御力、機動力の非常に高い究極の機動兵器。特に防御機能は突出して優れている事。これくらいだろうか。私はこれくらいで調べるのを辞めた。なぜならば、これは女性にしか動かせないからだ。残念だ。やはり自らの手で飛べる機体を組み上げる他無いようだ。

 

O月A日 曇り

 

空を飛ぶ事ばかり気にしていたが名前くらいは把握しておかなければならないな。今の私の名は……ミハイ・ア・シラージ。小国の王子ではなくなり、普通の庶民となった。最も、私にとっては身分など些細な事だ。それよりも重要な事がある。ISで男が操縦したという記録を見つけた。最近の話だがな、可能性が見えてきたのだ。天界の王たるもの、空を飛べる可能性があるのならば試さなければならない。飛べる限りは飛びたいものだ。と言うことで後日、ISの試験会場に紛れ込んでくる。今は、例のスーツを組み上げなければならないのだ。あと少し…あと少しだ。

 

O月B日 快晴

 

今日が来た。作戦決行だ。始めよう。ISの倉庫には既に侵入した。あとは、この女子の中に混じってISに接触する。以上だ。さて、はじめようか。

 


 

「適正C、次の方、どうぞ。」

 

私の番が回ってきた。試験会場の監督は機材とカルテしか見ていない。ありがたい事だ。

 

そうして、ISに指先を触れる。

 

大量のデータが流れ込みながらその全てを処理する。知りもしない情報を頭に叩き込み、全てを理解する。周囲を見渡せる。肌に伝う感覚は不思議だが、頭が透き通って気にしなくなった。そして、私は、ISを動かせる様になった。

 

「!?適正S!?」

 

飲んでいたコーヒーを吹き出しカルテから目を離してこちらを見た。そして、またコーヒーを吹き出した。

 

「しかも男ォォォ!?」

 

会場が騒ぐがどうでも良くなった。私は、自由に飛べる翼を手に入れたのだ。それが今の私には何よりも嬉しい事だ。

 

「えっと…とりあえず…IS学園行きだわ…」

 

監督がバグっている。大変どうでもいい事だが。

 

「それにしても、ISは素晴らしい。どこまでも飛んでいけそうだ。」

「行かないでね?後始末が大変だから。」

 

戦闘機とは異なり、自らの手で飛んでいる気がするのだ。

 

「素晴らしい世界だ。」

 

より高く、より速く飛ぶのだ。あの日の私の様にな。

 


 

「ミハイ・ア・シラージだ。ミハイ、とでも呼んでくれ。」

 

後日、国の意向でIS学園に編入となった。そしてこれが私のクラスメイトだ。

 

「白髪のクールなイケメンよ!!」

「雰囲気が只者じゃないわ!?」

「お兄様〜!」

「静かにしろ!!」

 

急激に当たりが静かになった。教官時代もよくあんな感じでまとめたものだ。懐かしい。

 

「これで男子3人目よ!」

「男子が多くて何よりだわ〜」

 

飛び方だけはこの場にいる誰よりも速く鋭い自身がある。

 

「それにしてもこのタイミングでとは…タイミングが良いとも悪いとも言えんな…」

「話に聞いていたが、学年別トーナメントの件か?」

「そうだ。で、誰と組むんだ?」

「私一人でやりたいのだ。」

「駄目だ。」

「実力を測るのには丁度いいのでは無いだろうか?」

「……分かった。特別に許可する。」

「感謝する。」

 

一機で十分だ。

 

「私は空戦で負けた事は一度しか無い。君たちに私が落とせるかね?」

 

私は空戦で落ちた事が一回しかない。それも、若きエースによってだけだ。

 

「くだらん。そんなプライドへし折ってやる。」

 

一人の若者が私にこう言った。

 

「ほう。楽しみにしておこうか。君に私が落とせるかどうか。」

 

天界の王の由来を教えてあげよう。少なくとも、今の若いのには撃ち落とせない。

 

「さて、早いうちに動いた方が良いのではないかね?」

 

「黒ウサギ隊の1番機…いや隊長よ。」


 

ああども作者です。そういやミハイおじいちゃんの小説少ねえなってことで自分で供給しようと言うことで書き始めたいつ失踪するか分からないモノです。コメントとかがモチベに繋がるんでマジFOX2でもボギー1ハイスピードでもラウラチャンカワイイヤッターでも何でもいいからください。ください!!

 

あでも批判は割とダメージ喰らうので…ドS以外は極力やめて…死んじまうから…

 

 

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