実験部隊異世界飛行機録。 作:Su-30SM Mister-X
大会を破壊した。ラウラをフルボッコにしました。
あらすじおしまい。
今、私はドイツに二人で来ている。
「ミハイ、基地が見えてきました。」
「了解。管制塔、こちらSol1…じゃ伝わらないか。機体を降ろしたい。このまま飛び続けるのも良いが、燃料が少し心もとない。搭乗者は私と」
「ラウラ・ボーデヴィッヒ少佐だ。着陸指示を頼む。」
管制塔から滑走路へ誘導され機体を降ろす。
「それにしてもミハイ、これがほんとに初操縦なのか?」
「…そうだな。確かにこの機体では初操縦だ。」
キャノピーを開けてエンジンを落とす。
「さて、ようこそドイツへ。」
「ああ。1週間はこの街の住民だ。」
どうしてこうなったのかは今から説明して行こうか。
まだ生徒の大半が寝静まり、鳥のさえずりが聞こえてくる。
「…朝か。」
ベットから起き上がりコーヒーを淹れる。
……あれお湯が沸かない…
「ミハイ?ポットの電源が入ってないぞ?」
「だからいつまで経っても沸かなかったのか。」
「それで…」
「?」
「いつまでその格好でいるんだ?風邪を引く。」
「むっ…夫婦はつつみ隠さないと言っていたが…確かに風邪をひくか…」
「その布団でも纏っていなさい。………いつの間に私は結婚したんだ?」
「キスは夫婦でしかしないんだろう?」
「した覚えは無いのだが…」
「寝ている隙にしたからな!」
「……それは成立しないのでは無いか?というよりまず法に認められていないだろう。」
コーヒーを啜る。日本のインスタントコーヒーはここまで進化していたのか。
「一杯いるか?」
「頂こう。」
コップに粉末を入れてお湯を注ぐ。
「やはりブラックは香りはいいが味は苦味がよく出るな。」
「コーヒーとはそういうモノでは無いのか?」
「美味しく飲もうと思うなら砂糖かミルクはいるな。香りは薄れてしまうが。」
コーヒーを飲み干しコップを洗う。
「ミハイ?どこに行くんだ?」
「君もいつまで寝ているんだ。服を……着ているのならばそれでいい。」
「フフン!私はミハイの夫だからな!」
「逆では?」
「まぁそれは一度置いておこう。」
「とりあえず、専用機の受取を済ませようか。」
「専用機?」
「ああ。遂に専用機が届いたのだ。」
新しい翼だ。受け取って早く飛ぼう。
私とラウラ・ボーデヴィッヒは格納庫に向かった。…フルネームで呼ぶのは少し窮屈だ。ラウラとでも呼ばせて貰いたい所だ。
「朝から早いな。お前ら。」
そこでは教師織斑が既に待っていた。
「教官。ミハイの専用機は?」
「コイツだ。」
「これが私の機体か。」
巨大な主翼に垂直尾翼。このWの形をした姿はX-02にそっくりだが尾翼はない。それにこれがISと言うよりかは…
「戦闘機、だな。」
完全に配置は戦闘機だ。エンジンあればチャフフレアディスペンサーにECM装置までついている。無いのはキャノピーくらいだろうか。
「普通のISと比べてかなり大型ですね。」
「ああ。コイツのISはかなり特殊でな。エンジンがついてないとまともに浮きもしない。何しろPICが付いていない。」
「PICがついていない!?」
「ぶっちゃけ、戦闘機と変わらない部分が多い。」
「それにこいつには拡張領域が無い。というより必要ない。」
「特殊兵装か。」
「そうだ。なぜ知って…既に乗っているのか。」
「ファーストシフトは既に終了した。」
「驚いた。ファーストシフトまでやったのか。」
「そうだ。ラウラ・ボーデヴィッヒ。」
「どうした?ミハイ。」
「今度からラウラと呼んで良いか?」
「別に良いが…」
「分かった。ラウラ、このあと用事はあるかね?」
「何も無いな。」
「ならばこのあと一緒に飛ぼう。機体の準備はできているのでな。」
「ああ…わかった。」
「お前な…教師の前で口説くな!!」
「やれやれ…口説いたつもりは無いのだがね。」
このままISを待機状態にする。
「それじゃこれで失礼する。」
「お前は礼儀正しいのか正しくないのか分からんな。行って来い。」
そうして格納庫からおさらばして自室でフライトジャケットに着替える。
「それにしてもミハイのISの待機状態はゴーグルとはな…」
「これはこれで味がある。いいじゃないか。」
「あとラウラ。」
「?何だ?」
「君達が良ければだが…私が君達黒ウサギ隊の訓練を受け持っていいか?確実に強くはなる。断言する。」
「教えるのはこれが初めてではないのだ。」
「良いのか?ならば是非ご教授……って!教えた事があるのか!?」
「ああ。織斑一夏にイグニッションブーストと木の葉落としを教えたのは私だ。使いこなせているかで言えば…そうだな五分五分と言った所か。」
「意外と教師に向いているのかもな…だが時間はどうする?」
「時間などいくらでも作れる。」
「飛ぶにしてもチケットとか…」
「自前で既に機体がある。」
「我が嫁は用意周到だな…」
「空を飛ぶとなった私に抜かりはない。」
そうして1週間の休学を学園に叩きつけて航空自衛隊の基地へ。
「ミハイ?空港ではないのか?」
「いや?機体を既に取り寄せて置いた。」
ロシアに私の飛行データと引き換えにとある機体…Su-30SMを用意させた。
「これは…戦闘機…操縦できるのか?」
「ああ。これが初飛行だ。」
「本当に大丈夫なのか?」
「ああ。慣れている。」
「初飛行なのにか?」
「操縦方法は全て感覚で覚えた。」
私はそのまま座席に乗り込み機体の電源を入れてエンジンを始動させる。
「随分手慣れているな。」
管制塔から滑走路に誘導してもらう。
「滑走路が空いた。離陸を許可する。」
「了解した。捕まっていなさい。」
スロットルレバーを前に倒し加速を開始する。
「懐かしい感覚だ。」
車輪をしまい操縦桿を手前に倒す。
高G軌道を繰り返し高高度まで舞い上がった。
「やはりあの頃とは違いスーツが無くとも身体はついていけるな。」
「……ミハイ…」
「しまった。後ろにラウラも居たのだった。」
機体を水平に戻しドイツへと進路を取った。
途中で4回給油と整備を受けたが。
「おはよう諸君。私がミハイ・ア・シラージだ。先に行っておくが、私の訓練は厳しい。教師織斑曰く、私の訓練は過酷を極めるそうだ。………このくらい着いてこれない訳では無いはずだと信じている。」
ラウラの隊長権限で私が教官になったのだからいい気はしてないかもしれないが…処せん上には従わなければならない。空軍時代を思い出す。
…だが受け持った以上きっちりこなす。
「では早速だが訓練に移ろうか。私のコールサインは…SoL1と呼び給え。」
「「「了解!!」」」
さぁ、実力を見せてもらう。今の君達でどこまで私に近づけるか。
「早速だが、専用気持ちは前へ来てくれ。」
「「はい」」
ISを展開しどうもやる気は万全の様だ。
「野外に出て私と一戦交えようか。」
「2対1ですか?」
「ああ。私を落とすつもりで来なさい。」
「私は、空の上では誰にも負けたことがない。あのブリュンヒルデにもな。」
『!?』
その場にいた全員が度肝を抜かれた顔でこちらを向いた。
「ミハイその話は本当なのか!?」
「ああ。近接武器だけでは一歩及ばずだったが空中戦では私のほうが上だ。」
「早くしたまえ。私は待つのは苦手なんだ。」
そそくさと野外に出てシールドを張った。
「天井が少し狭いが、まあ破壊すれば良いか。」
「破壊しないでくれるかミハイ!?」
「私もISを展開する。裏でエンジンを温めておいたからないつでも飛べるぞ。」
ISを展開しいつでも飛べる状態になった。
「やはりデカいな…ミハイのISは…」
「ああ。この機体の識別名はアルカンジュだ。さて、」
「訓練を始めるぞ。ラビットレディズ?」
投稿遅れてごめんなさい。
はいどうも作者です。私がやりました。やめて叩かないで!やりたかったんだから!ミハイって実は黄色中隊の教官って知ってた?ちなみに黄色中隊も化け物だよ。相手が悪すぎたんだ。
あの最強のリボン付きだもん…ミハイでもキツいぞ…。
コメントお待ちしてます…