東方白露伝   作:すぷりんくらー

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すいません、キャラ設定の紫の欄を少しばかり変えました。申し訳ありません。
それでは本編どうぞ。


第参話 弾幕ごっこ

「「弾幕ごっこ」」

 

(死んだ)

 

「じゃあ先ず、空を飛べるようになりましょう」

 

そう言って霊夢は無造作に、魔理沙は箒に跨って宙に浮いた。

 

「取り敢えず、何かが飛ぶイメージをしてみたら?」

 

飛ぶ・・・弾幕ごっこには必要不可欠な能力だ。霊夢は能力で、魔理沙は魔力を使って飛んでいる。普通とはかけ離れた姿は、自由を体で表している様に思えた。

 

(・・・足でジャンプするイメージでやってみるか)

 

霊力を足の裏の溜めながら、階段を駆け上がる様に足を動かした。イメージはONE PIECEに出てくる六式の【月歩】、しかし身体能力が上がっているのを忘れていた為、予想以上に高く跳んでしまった。

 

「⁉︎・・・危なっ・・・!」

 

「まあ、予想と違うけど良いんじゃない?」

 

「安定出来れば大丈夫だと思うぜ」

 

・・・さすがプロ、慣れている。いつもはもっと高い所で、しかも闘っていると思うと彼女らの実力を感じる。

 

「じゃあ次弾幕ね。私と魔理沙が模擬戦するから、見ときなさいよ」

 

「おう!腕が鳴るぜ。今回は勝ってやるからな!」

 

「ハイハイ、精々頑張りなさい」

 

明らかな挑発は、逆に魔理沙を燃え上がらせているようだ。

 

「スペルカードとボムは3回まで、一発でも当たったりスペルカードが終わったりしたら交代、これで良いわね?」

 

「おう!望むところだぜ!応援宜しくな?」

 

「お、おう」

 

「何よ魔理沙ばっかりズルイわね、私も応援しなさい」

 

どんな対抗意識だよ

 

「んじゃあ裕貴、合図を」

 

「ああ」

 

(俺が始めるのかよ、まあいいか)

 

「よ〜い、ドン!」

 

(在り来たりだな)

 

戦いの火蓋は切って落とされた。先ず魔理沙が弾幕を放つ。

 

「魔符【ミルキーウェイ】!」

 

星を模した色鮮やかな弾幕が空を染め上げる。霊夢は難なく避けていく。まるでどこに飛んで来るか分かっているようだ」

 

「まだまだ甘いわね、魔理沙は!」

 

そうしているうちに魔理沙の【ミルキーウェイ】が終わってしまった。

 

「うーん、あともう少しなんだけどな〜」

 

どうやら魔理沙は戦いながらも学習しているようだ。改めて弾幕がいかに難しいかを実感させられる。

 

「んじゃ、次私ね。夢符【封魔陣】!」

 

赤い符が広範囲にわたり放たれ、陣を形作る。どうやら赤い符自体は動きを封じるためにあり、霊夢から放たれる霊弾で攻撃するようだ。

 

(なるほど、これなら魔理沙持ち前のスピードを封じる事が出来る)

 

「くっそ〜使うか!恋符【マスタースパーク】!」

 

魔理沙は苦悶の表情をしながら、とんがり帽子の中から何かを取り出す。手持ちサイズで八角形に見えるそれは、魔理沙が技の名を呼ぶとともに、極太の魔力の奔流が撃ち出された。

 

「恋符【マスタースパーク】!」

 

その魔力の奔流は、霊夢の弾幕を掻き消しながら直線に進んできている。

 

(・・・オイ、アレこっちに向かって来てないか?)

 

「え⁉︎ちょ、裕貴!避けなさい!」

 

直ぐそこに迫ってきた魔力の奔流は、神社に直撃すれば大穴どころでは済まない威力だ。

 

(・・・そうだ!俺には霊力と【断ち切る程度の能力】があるじゃないか!今こそ使うべき時!)

 

そう言って裕貴は居合いの構えをした。足に霊力を込め、空中に留まるようにする。そして、刀に最大限の霊力を込める。

 

「裕貴!何やってんの!早く避けなさい!」

 

霊夢の声が頭に響く。しかし今は聞いている暇は無い、このままでは当たるのだ。そうして裕貴は必殺の名を呼んだ。

 

「斬符【裂空斬】!」

 

溜められた霊力を一気に解放する。魔理沙の【マスタースパーク】と裕貴の【裂空斬】がぶつかり、魔力と霊力の相容れない性質が反作用を起こす。

 

「「・・・!」」

 

霊夢と魔理沙が驚愕の表情を露わにする。それもそのはず、自分自身すらもこんなに霊力が出るとは思っていなかったのだ。

 

「・・・うらぁ‼︎‼︎‼︎」

 

気合いとともに抜刀しきり、斬撃は魔理沙の【マスタースパーク】を掻き消した。

 

「「・・・」」

 

二人は唖然とした顔をこちらに向けてくる。

 

(・・・何だこの空気は、俺は何も悪い事してないぞ)

 

「・・・ぷっ」

 

霊夢が可愛らしく吹き出した

 

「あっはははははは!」

 

それにつられて魔理沙も吹き出す

 

「何今の、弾幕じゃないわよ!あはははは!」

 

「それを言うなら魔理沙の【マスタースパーク】もなんだが・・・」

 

「だったら今のはボムに使うといいぜ。私の【マスタースパーク】を掻き消したんだ、結構使えると思うぞ」

 

霊夢の言ったことは事実である。単純に言うとただ霊力の塊をぶつけただけなのだ。

 

「私の神社を守ろうとしてくれたの?ありがと」

 

「・・・ッ!・・・と、当然のことをしただけだ、礼はいらない。それに、俺も住むのだからいきなり壊されては困る」

 

霊夢が向けた満面の笑みに、不覚にもドキリとしたことは否定しない。仕方のないことなのだ。何故なら、霊夢も魔理沙も美少女過ぎるのだ、俺は悪くない。

 

「それはそうと・・・魔理沙、あんたよくもウチの神社壊そうとしてくれたわね・・・?」

 

「えっ⁉︎・・・えっと・・・それは・・・ゴ、ゴメンだぜ・・・」

 

「私にじゃなくて、裕貴に謝りなさい!」

 

・・・こうして見ていると、本当に仲が良く見える。普段はそんな素振りは見せないが、事が起きれば助け合う、正に親友の鏡だな。

 

「・・・その・・・ゆ、裕貴・・・」

 

「・・・別に気にしなくていい、でも次からは周りをよく見ろよ」

 

そう言って帽子の上から頭を撫でる、こうすれば女の子は喜ぶと聞いたが・・・?

 

(って何をやっているんだ俺は!俺にやられても嬉しい訳がないだろ!ああもう止めときゃよかった・・・でももう遅い、もう手遅れだ・・・)

 

「・・あ、ありがとなんだぜ・・・///」

 

(・・・あ、頭撫でられてる・・・恥ずかしくて死にそうだぜ〜)

 

「・・・目の前でイチャコラすんのやめてくんない?いい加減イライラしてきたんだけど」

 

「「してない!(してねえ!)」」

 

「・・・ハァ・・・」

 

見事に声が重なった事に、霊夢がため息をつく。そんな事をした覚えはないんだが・・・。

 

「・・・ッ!やばい、嫌なのが来た」

 

「・・・?嫌なのってなんだ?」

 

霊夢の言葉に疑問を唱える。

 

「霊夢の勘は良く当たるんだぜ、まあ大方文だろうけど」

 

「・・・文?」

 

(文って確か・・・)

 

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!清く正しい射命丸です!取材よろしいですか?」

 

・・・誰だっけ。

 




如何でしたか。ダメだ・・・短く纏められない・・・、もっと努力しますね。
次の話では皆んなのアイドルゆかりんが登場します。次回も楽しみにしておいて下さい。
質問・意見・要望等御座いましたら遠慮なくおっしゃって下さい。
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