推しの子×BLEACH   作:ZEROⅡ

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推しの子完結しましたね。
個人の感想としては悪くはないんですけど…って感じです。後日談的なものが欲しい。

アニメのBLEACHの方は神作画の戦闘シーンで手に汗握りっぱなしです。

そろそろ推し鰤小説誰か書きません?


第十一話

 

 

 

 

 

 

頭の中で声が反響する……

 

──本当に?

 

意識がぼんやりとする……

 

──悩むくらいなら無理に選ぶ必要無くない?

 

その声を否定出来ない…拒絶出来ない…抗えない……

 

──本当はどっちも欲しいクセに?

 

思考が塗り潰される……

 

──欲しいのなら両方選べばいいじゃん

 

意識がゆっくりと沈んでいく……

 

──出来るよ。だって……

 

私が私でなくなっていく……

 

 

──〝星野アイ〟は欲張りなんだから──

──〝星野アイ〟に全て奪われていく──

 

 

「………そう…だね……!!」

 

そっと顔を上げたアイ。その瞳に宿るのは黒い星

 

「私は────」

 

心の内から湧き上がる衝動のままに声を上げようと口を開いた。

 

その時だった……

 

 

ビィーーッ!!

 

 

「!?」

 

突然鳴り響いた警報のような電子音に、アイはビクリと体を震わせて我に返った。

 

「(私……今、何を……?)」

 

先ほどまでの自身の状態に対して愕然とするアイ。まるで別の意思に乗っ取られていたかのような感覚に、ドッと冷汗が流れる。

今のは一体何だったのかと思考を巡らせるが、混乱するばかりで答えは出ない。

 

「アイちゃん?」

 

「どうしたのよ? 急にボーっとして」

 

すると呆然としているアイの顔をルビーとかなが覗き込みながら声を掛ける。

その声にハッとして意識を戻したアイは、ほんの少し落ち着きを取り戻す。

 

「あっ…あはは、まだちょっと迷ってて……」

 

何とか笑顔を作って誤魔化しながら、幾分か落ち着いた頭で、未だに虚の出現を知らせる警報が鳴っている事を思い出す。

因みにけたたましく鳴っているこの音は、特殊な聴覚阻害が施されているので、ルビー達のような霊力が無い者には聞こえない仕様だ。

 

「ちょ…ちょっとごめん!」

 

「「「?」」」

 

アイは慌てて三人に背を向けて、制服のポケットから伝令神器を取り出す。その際にルビー達から怪訝な目で見られているのを感じ、後で上手いこと弁明しなければならない事を考えると億劫になるが、そうも言っていられない。

 

「(こんな時に虚なんて……場所によっては私が行かないと……!!)」

 

そんな事を考えながら伝令神器を操作して送られてきた虚の出現情報を確認するアイ。

 

「………え?」

 

だが画面に映し出されたその情報を確認した途端、伝令神機を操作する手が止まった。

 

一瞬だけ呆けていたアイは、すぐさまバっと顔を上げて上空へと視線を向ける。

 

その瞬間……夕日で茜色に染まった空に、パキリと亀裂が入ったのが見えた。

 

 

伝令神機から通達された虚の出現場所は──今、この場所だった。

 

 

「アイちゃん? アイちゃんてば!」

 

「おい、様子がおかしいぞ?」

 

「ちょっとアンタ! 大丈夫!?」

 

そんなアイを心配してルビーやアクア達が声を掛けてきているが、今の彼女にそれに反応出来るほどの余裕は無い。

 

そうしている間にも空の亀裂は広がっていき……ついにはガラスのように割れた部分が砕けた。

 

オォォォォォオオオオオ!!!

 

砕けた空の穴から現れたのは、一体の虚──だけではなく、その背後にある暗い空間の奥から複数の眼光が覗いているのが見える。

 

やがて最初に顔を出した虚が穴から飛び降り、それに続くように後ろの複数体の虚もこちらに向かって降りて来る。

 

そしてそれらが地面に着地すると同時に、地面を揺るがすほどの衝撃が周囲に響き渡った。

 

「わっ!?」

 

「ちょっ!? なになになに!?」

 

「何だ!? 地震か!?」

 

急に起こった地震のような衝撃に、アクア達三人が動揺して周囲を見回すが、当然ながら彼らに虚の姿は認識出来ない。

 

その間にアイは制服の内ポケットからある物を取り出した。それはデフォルメされた猫の頭部が取り付けられた細長い形のケースで、アイがその頭部の部分を強く押し込むと、そこから小さなアメ玉のような球体が弾き出される。

アイは躊躇うことなくそれを口に含み、そのままゴクリと飲み込む。その瞬間、義骸から弾き出されるように死覇装姿のアイが姿を現した。

 

アイが飲み込んだのは『義魂丸(ソウル・キャンディ)』……死神が義骸から抜け出す際に使用するアイテムの一つであり、その中には技術開発局によって作られた疑似人格を持つ魂魄が込められている。

 

「三人を安全な所に!」

 

「了解」

 

アイが端的にそう指示を飛ばすと、彼女の義骸に入った疑似人格が静かに頷いて了承の意を示す。

 

「皆様、此処は危険です。すぐに避難を」

 

「え? アイちゃん、口調変わった?」

 

「今はそんな事気にしてる場合じゃないでしょ!」

 

「そうだな、結構デカい地震だったし、すぐに避難した方が良さそうだ」

 

そう言ってアイ(義魂)の先導でアクア、ルビー、かなの三人はこの場から避難しようと走り去っていく。そしてそんな彼らを尻目で見送ったアイは、視線を虚の方へと向けながら腰に差した斬魄刀の柄に手をかける。

今彼女の目の前に居るのは五体もの虚。

 

最初に現れた山羊の頭蓋骨のような仮面が特徴の虚を筆頭に、トカゲのような外見の虚、獅子の彷彿とさせる仮面に赤黒い体毛を持つ虚、一本角の鬼に似た仮面と筋骨隆々とした四肢をした虚、蝙蝠を連想させる体格と羽を持った虚、などといった様々な姿をしている虚が立ち並んでいる。そのどれもがアイよりも頭二つほどの大きさである。

 

「(虚が一度に五体も……!? 急になんで…!?)」

 

彼女やレンが現在担当しているこの地区は、空座町のような『重霊地』と呼ばれる虚を含めた霊的要素が集まりやすい場所とは違い、そこまで虚の発生率は高くない。ましてや複数の虚が一か所に同時に現れる事など今までに無かったとアイは記憶している。

 

アイがそんな目の前で起こってる事態に困惑していると……

 

クカカ……貴様、死神か……

 

「!?」

 

そんなしゃがれた声色の言葉が山羊頭の虚から発せられた。それを聞いた瞬間、アイの警戒心は更に高まる。

虚は生前の記憶と知能は残るが、人間らしい心や感情はすでに失われて、その知能を捕食や戦闘と言う目的に使用する存在がほとんどだ。しかし中に稀に自我を保ち、会話が成り立つ個体も存在する。そういった個体ほど狡猾で危険な可能性が高いのだ。

 

何やらそそる匂いを感じて来てみれば……妙な魂を持つ人間が居るな……

 

そう言って山羊虚が見据えるのは、先ほどアクア達が逃げて行った方角。

 

特にあの二匹の金髪のガキだ。あの魂は喰らえば嘸かし──』

 

「させる訳ないじゃん」

 

『!』

 

山羊虚の言葉を遮るように、アイの体から霊圧が噴出される。今にも斬魄刀を抜きそうなその姿は正しく臨戦態勢だ。決して小さくないそれに、虚達も彼女に目を向けざるを得ない。

 

クカッ! そうか、ならば貴様も喰ろうてやろう。儂はこれまでに六人ほどの死神を喰らったが、そのどれもが美味であった

 

「やれるもんならやってみれば?」

 

挑発的にそう言い放つアイだが、内心では冷静に相手の力量を図っていた。

他の四体の虚は、日頃から退治している虚と大差ない。一度に相手取るのは少々手間だが、倒すのは容易い。

問題は山羊頭の虚だ。まるで現世でいうところの悪魔(デーモン)に似た姿をしているそいつは屈強な四肢と太い尾を持ち、両手には何でも引き裂けそうな鋭い爪が生えている。六人もの死神を喰らったというだけあって、感じられる霊圧も相当な物だ。会話が成り立つほどの自我を有し、明らかに他の虚を従えている様子から見ても、通常の虚の中では間違いなく強敵であることが分かる。

 

そう分析した上で……アイは支障なしと判断した。

 

「早く終わらせよう。ルビーちゃん達が心配だからね」

 

虚の口ぶりからして、アクアとルビーを狙っているのは明白。理由は分からないが、あの双子には虚に狙われる何かがあるらしい。

ならば、この虚達をさっさと倒して彼らの安全を確保するのが最優先だと決断したアイは、斬魄刀を鞘から引き抜いて中段に構えながら両手で柄を強く握り締める。

 

夜天を照らせ──

 

そして……

 

 

「──『星妃愛(ほしひめ)』──」

 

 

己の魂の現身とされる斬魄刀に刻まれた『名』を口にした。

 

直後…斬魄刀全体が眩い光に包まれた。

 

ヌゥ!?

 

周囲の虚達もその余りの光量に腕で顔を覆ったり、目を背けるなどして怯んだ様子を見せている。

 

しばらくしてその光に包まれた斬魄刀は、アイの手に強く握られたまま……左右に分かれた。

パキンっと小気味の良い音と共に斬魄刀を覆っていた光が二つに分裂し、アイの両手の中でそれぞれ形作られていく。そしてアイが両手に握ったそれを振り払うように左右に振るうと、光が霧散してその形状を現した。

 

右手には太刀。刃渡りは約八十センチで、刃紋は乱刃。

左手には小太刀。刃渡りは約六十センチで、刃紋は直刃。

鍔の形は同じ六芒星を模っており、その部分からは右手の太刀は黒、左手の小太刀は白と、それぞれ異なる色の霊力が焔のように小さく揺らめている。

 

二刀一対の斬魄刀……それがアイの『星妃愛』の姿だった。

 

ほう…二本の刀を使う死神とは初めて見る

 

「だろうね。結構珍しいみたいだからさ」

 

死神の斬魄刀はそれぞれに名を持っている。霊術院入学と共に支給される『浅打』と呼ばれる刀と寝食を共にする事で〝己の斬魄刀〟が創り上げられ、その名を知り、解号と共に呼ぶことで【始解】と言われる形状の変化と能力の解放が発動するのである。

その形状や能力は死神によって千差万別。二つと同じものは存在しない唯一無二の武器となる。

 

その中でも尸魂界の長い歴史上、これまでたった二つしか存在が確認されなかった二刀一対の斬魄刀。その三つ目の事例となるのが『星妃愛』である。

非常に珍しいとされるその形態を護艇に入って初めて披露した時は結構な騒ぎになったのはアイの記憶に新しい。

 

だが刀が二本に増えた程度で、貴様が死ぬ事に変わりはないぞ

 

「さっきも言ったでしょ? やれるもんならやってみれば?」

 

小娘が減らず口を……やれぃ!!

 

シャァァ!!

 

その号令を合図に、戦いが始まった。

最初に動き出したのは獅子のような虚。その四足獣のような見た目通りの瞬発力で、いの一番にアイに襲い掛かるが……

 

「遅いよ」

 

それよりも速く、アイが右手の太刀で襲ってきた虚を斬り捨てた。瞬歩で間合いを詰めてから即座に振られたその一太刀は、虚の頭部から股下までを真っ二つに斬り裂いたのだ。当然、斬魄刀に仮面を斬られた虚は浄化されて消えていく。

 

「まず一体……っ!」

 

虚が消えたのを確認すると、アイの頭上を影が覆った。見ると一本角の鬼に似た仮面の虚が跳び上がり、組んだ両手をハンマーのように振り下ろそうとしている姿が目に映った。

 

ゴオォォォ!!

 

ドガァァァン!!!──と、凄まじい轟音を響かせながら振り下ろされたそれは地面を叩き割るほどの破壊力を見せる。

しかしその場所には既に、アイの姿は無い。

 

アイは虚の攻撃が振り下ろされる直前に、瞬歩でそれを回避すると同時に虚の頭上へと跳んでいたのだ。そしてアイは空中で体勢を立て直しながら、左手の小太刀を真上に放り投げる。そうして空いた左手でも右手の太刀を握り、そのまま刃の切っ先を真下に向けた状態で落下し、勢い良くその先に居た虚の仮面の上から脳天に突き立てたのだった。

 

「二体目……っと!」

 

あっという間に二体の虚を倒したアイは、更に先ほど放り投げた小太刀が落ちてきたところをキャッチして、そのままそれを自身の後方に向かって投擲する。

 

『ギッ!?』

 

すると投げられた小太刀は、滑空して空から襲い掛かろうとしていた蝙蝠型の虚の仮面に突き刺さり、思わぬ反撃を受けた虚は怯んで動きを止める。

 

「三体目……」

 

そこへすかさず瞬歩で虚へ接近したアイが仮面に突き刺さっている小太刀の柄を逆手で握ると、そのまま刃を押し込み、横薙ぎに振るって仮面を斬り裂いた。

 

オオォォォ!!

 

「!!」

 

空中で蝙蝠型の虚を倒し、地面に着地したアイ。その瞬間を狙っていたのか、蜥蜴のような外見をした虚が地面を這うように突進し、仮面越しに大口を開けて彼女を嚙み砕かんとばかりに襲い掛かる。

 

「くっ…!!」

 

咄嗟にアイは左右の斬魄刀の刃を交差させる形で構え、それを盾にして虚の突進を受けると……ガキィン!!──という甲高い金属音が響いた。

 

「硬った……!」

 

思わずといった様子で言葉を漏らすアイ。この蜥蜴虚の特性なのか能力なのかは不明だが、仮面の口元…特に歯に該当する部分が鉄のような硬度を持っていたのだ。それによってアイは虚を斬るどころか、体格の違いで押し返すことも出来ず、突進の勢いに負けて両足で地面をガリガリと削りながら後方に押されていくしかない。

 

しかしアイは焦った様子もなく……虚に押されながら、ポツリと囁くように口を開いた。

 

 

「光れ──『星妃愛』

 

 

その瞬間…押していたはずの虚の体が真っ二つに斬り捨てられた。最初に倒された虚と同じように頭部から股下までの胴体が泣き別れとなり、浄化されて消えていく虚。

その傍らには……刀身が鋼から高密度の光の刃へと変化した二振りの斬魄刀を持ったアイの姿があった。

 

ホゥ…それが貴様の刀の能力か

 

「そうだよ。これが私の斬魄刀……星妃愛。燃費が悪かったり、色々扱いが難しい()()だけど……切れ味は最高だよ」

 

アイから数メートルほど距離を取り、どこか感嘆したように語る山羊頭の虚。対してアイは二刀の刀身を光から再び鋼の形状に戻しながら自身の斬魄刀の名を告げる。

 

【始解】により解放された斬魄刀はそれぞれ固有の能力を持つとされている。

その能力は大きく二種類に大別され、それらは斬魄刀としての純粋な攻撃能力が上昇する『直接攻撃系』と、炎や氷といった特殊な攻撃が可能となる『鬼道系』と呼ばれており、アイの斬魄刀は後者に該当する。

 

『星妃愛』が有するのは二振りの刀身を刀の形状を保ったまま光と同じ性質に変える事が出来る能力。自身の霊力で生成された光で形作られた刃は凄まじい熱量と切れ味を誇り、あらゆる物を断ち斬ることが可能となる。

 

「後はキミを倒せば終わりだね」

 

クカカ……それはどうだろうな?

 

既に従えていた四体の虚は屠られ、それを成したアイの実力を目の当たりにしても、この虚からは余裕な態度が見て取れる。アイは怪訝な顔をしながらも、言葉を続けた。

 

「ずいぶん余裕があるね。お供がみんなやられたっていうのに」

 

クカッ、儂にとって彼奴らはただの替えの効く手駒よ。そして……既に十分に役立ってくれたとも

 

「!」

 

愉快そうに笑いながらようやく動き出し、何かを仕掛けようとする虚。しかし何やら嫌な気配を感じ取ったのか、それよりも早くアイが先手を打つ。右手の太刀の方だけを再度光の刃に変え、それを左から右へ横一文字に素早く振るった。

 

斬羅星(きらぼし)

 

同時に、振るわれた光の刀身が目に見えてグンっと伸びる。それによって目測で約十メートルほど拡張された斬撃が、虚の胴体を捉えた。そしてその刃は確かに虚の体を上下半身になるよう断ち斬った。

しかし……

 

「……あれ?」

 

刃を通して伝わってきた奇妙な感覚に、アイは疑問符を浮かべる。アイの剣は確かに虚を斬ったが手ごたえが無く、まるで空を斬ったかのような感触だった。

 

クカカ…

 

嘲笑するかのような笑い声が聞こえる。見ると、胴体を両断された虚の体が崩壊している。それも仮面を斬られて浄化される際の崩壊の仕方ではなく、霞のように霧散しているのだ。

 

甘いのう…死神。これは儂の分身よ

 

アイは気を抜かずに星妃愛を構えて警戒したまま、虚の言葉に耳を傾ける。

虚は個体によって様々な能力を有している。今まさに霞の如く消えていく虚も、どうやら能力で作り出した分身であるらしい。

 

さて…儂の本体は今、どこにいるのだろうな?

 

「! まさか──」

 

消えた分身体が言い捨てた言葉に、アイは目を見開く。ここでようやく虚の術中に嵌ってしまっていた事に気付く。

 

先の四体の虚は囮だった……その囮とアイを戦わせ、分身体を置いておくことで、アイをこの場に留めておく事が目的だったのだ。

何の為に? 決まっている、邪魔されずに本命の所へ向かう為だろう。そしてその虚の目的と言えば……

 

「ルビーちゃん…アクア君…かなちゃん……!」

 

避難した三人…特に双子の身が危険だと判断したアイ。自分の義骸が同行しているとはいえ戦闘能力は皆無である為、虚に襲われれば一溜りも無いだろう。

そう考えたアイはすぐさま瞬歩を駆使して三人が避難して行った方向へと駆けて行く。

 

 

そして……

 

 

駆け付けたアイが目にしたのは……

 

 

 

 

 

──虚によって蹂躙された三人の姿だった。

 

 

 

 

 

 

To Be Continued




戦闘描写で頭の中で思い描いているシーンの言語化が難し過ぎる。もっとオサレにやりたい。




・星野アイ
今回でついに斬魄刀を解放。
尸魂界史上で三つ目となる二刀一対の斬魄刀の持ち主。それ故に席次の割に瀞霊廷内でそれなりの知名度がある。
師匠である夜一に鍛え上げられただけあって戦闘能力は高い。実は一度だけ総隊長から二刀流の手解きを受けた事がある。

・『星妃愛(ほしひめ)
アイの斬魄刀。解号は「夜天を照らせ──」
始解後の形状は太刀と小太刀の二刀。鍔の形は六芒星で、それぞれ黒と白の霊力が揺らめいている。
能力は刀身を光刃へと変化させ、それを操ること。自身の霊圧で生成されたその刃はあらゆるものを両断する。ライトセーバーとか言ってはいけない。
光刃状態では伸縮も調整可能で、斬撃の範囲も拡張する事が出来る。ただし光刃を維持するのにも調整するのにもかなりの霊圧を消費する。下手をすればあっという間に霊力が枯渇する為、乱用は出来ない。アイ曰く燃費が悪いので、使いどころには気を付けなければならない。
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