「ハッ…ハッ…ハッ…!!」
星野アクアは苦しそうに浅い呼吸を繰り返す
──なんだこれはなんだこれはなんだこれはなんだこれはなんだこれはなんだこれはなんだこれは…
そんな答えの出ない疑問ばかりが脳を支配する。
今アクアの目の前には……彼にとって地獄のような光景が広がっていた。
頭部から血を流し、壁にもたれて座り込むような姿勢で意識を失っている有馬かな。
右肩に負った鋭利な刃物で切り裂かれたような傷から血を滲ませながら倒れている星野ルビー。
砕けた地面に倒れ込み、血溜まりの中に力無く沈んでいる星野アイ。
そして……その惨状を引き起こしたのであろう異形の怪物。
山羊の頭蓋骨のような頭部に、アクア達を悠々と見下ろす巨体……その風貌は正に悪魔そのものだった。
そんな余りにも現実離れした光景に、恐怖と絶望の表情を浮かべているアクアの胸元には……一本の鎖が伸びていた。
──時はほんの数分前に遡る……
「何か変じゃないか?」
先ほどまで居た公園から離れ、陽東高校へ向かう道を歩きながらアクアがそんな言葉を零す。
それに反応したのは、隣を歩く有馬かなだった。
「何がよ?」
「さっきの地震、結構大きかったよな?」
「まぁ、そうね。震度四くらいはあったんじゃない? 危うくこけそうになったわよ」
「それにしては、警報が鳴ってないのはおかしくないか?」
アクアが自分のスマホを見せながらそう言うと、かなは「あっ」と声を漏らす。
数分前まで彼らが居た公園で突然起きた大きな地震。アクア達はすぐにアイの先導でその場から避難し、とりあえず近場の避難先として陽東高校へこうして向かっているのだが、そこで違和感に気付く。
今のご時世、大きな地震があればすぐに気象庁から各スマホへ自動で速報が届き、アラーム音が鳴る仕組みになっている。しかし今しがたあれほどの揺れがあったにも関わらず、スマホにはそれらしき通知は来ていない。ネットで調べてもそれらしき情報も無い。それがアクアには妙に引っ掛かった。
「確かに変だけど……じゃあさっきの揺れは何だったのよ?」
「……わからない」
かなの問いに、アクアは答えられない。引っ掛かりはするが、だから何だと言われたら返す言葉が無い。これはアクア個人が感じているだけの違和感なのだから。
「お二人共、避難中ですよ。私語は慎むように」
すると、先頭を歩いているアイが顔だけをこちらに振り向かせながら注意を促してくる。
「はいはいわかってるわよー。ってか、やっぱあいつ雰囲気変わってない?」
「クールビューティーなアイちゃん……推せる!」
「アンタはそればっかりか」
どこか的外れな発言のルビーに、かなが呆れた様子でツッコミを入れる。そんなやり取りを尻目に、アクアはアイに視線を向ける。
違和感といえば、それはアイからも感じていた。今の彼女からはいつもの天真爛漫さは鳴りを潜め、口調や雰囲気もクールというか、どこか無機質な様子が見て取れた。
まるで中身がそっくりそのまま別のモノに入れ替わったかのような……
「(アホか…)」
そこまで考えて、アクアは自分で自分の思考を否定した。中身…つまりは人格が入れ替わっているなどバカバカしいにもほどがあると結論付けて、頭の隅に追いやった。
その時だった……
「! 皆さま!!」
突然アイが声を荒げて叫ぶ。
それと同時に──ズンッ!!──と、重いナニかがアクア達の体に圧し掛かった。
「かっ……!?」
「あぐっ……!」
「な…に…これ……!?」
体が上から押さえ込まれるかのように重く感じ、立っていることさえ辛くなり、呼吸がままならないほど息苦しくなる。そんな未だかつて経験したことのない感覚に、アクア達三人は困惑する。
「お気を確かに! 早く此処から逃げっ──」
そこまで言い掛けたアイの言葉が途切れる……否……彼女の姿そのものが掻き消える。
直後…ぐちゃっ…という何かが潰れるような耳障りな音が、アクア達の耳に届いた。
「……え……」
「は……うそ……」
「ア…イ……?」
そっと視線を下に向けると、そこにはまるで頭上から叩き潰されたかのように地面にめり込み、血溜まりの中に倒れるアイの姿があった。
──何が起こった?
──何でこんなことに?
──どうして?
──一体どういうことだ?
──何故?
目の前で起きた事に対しての理解を拒むかのように様々な疑問の言葉がアクアの脳内で駆け巡る。しかしそんな混乱した頭でも、一つの事実だけはハッキリと理解してしまった。
──アイが……死……
それが……アクアの
「ぁ…アァ…アァァァァアア!!!」
その場に響くアクアの慟哭。だがそれは彼だけではない。
「イヤァァァーー!!!」
「アイちゃん!! アイちゃん!!!」
かなの悲鳴…ルビーの悲痛な叫び声…それぞれが今起きている不可解な事態に対して、ただただ狼狽えることしか出来なかった。
そして次の瞬間……そんなアクア達を薙ぎ払うかのように、目に見えない脅威が彼らを襲った。
当然、その脅威に飲み込まれたアクアの意識は成す術もなく暗転したのだった。
──そこから現在に至る。
「ルビー…有馬…アイ……!!」
意識を取り戻したアクアの目の前に飛び込んできたのは、血塗れで倒れている三人の少女達。そして……悪魔としか言いようがない異形の怪物の姿だった。
「な…ん、だ……!」
『クカカ…ようやく儂が見えるようになったか』
パクパクと口を動かしながらも言葉にならず、絶句しているアクア。対して目の前の怪物──虚は、そんなアクアを見下ろしながら、嘲笑うようなにしゃがれた声を発する。
そんな非現実的な光景に、何度も夢であってくれと願ったが、溺れるような息苦しさがこれは現実であると訴えかけてくる。
「かっ…は……!」
『クハハハ! 良いのう、死して尚絶望と恐怖に歪むその顔。そうして喰らう人間の魂はまた格別に美味いからのぅ』
「ハッ…ハッ……魂……だと?」
全身に圧し掛かるように感じる重圧と息苦しさに絶え絶えになりながらも、アクアは思わず目の前の虚の言葉に反応してしまった。
『ンン? なんじゃ、己が死んだことすら自覚しておらんのか? 愚鈍な奴よ』
「なにを……言って……!!?」
そう言い掛けたアクアだが、ふと視界に入ったモノを見て言葉を止めてしまう。
「なんだこれ……鎖……?」
アクアが見つけたのは一本の太い鎖。それは何故かアクアの胸の中心から生えた金具に強く留められており、何処かへと延びていた。
何故こんなものが体に取り付けられているのかと、今の状況を含めて頭が疑問で一杯になりながら、何となく鎖が延びている先を目で追った。
そして見つけてしまう。
「──は?」
その鎖が繋がっている先で力無く横たわる──アクア自身の体を。
「……俺……!?」
見間違いようも無かった。そこに倒れているのは間違いなく星野アクアの体だった。毎朝鏡で見ている己の顔が、青白く生気の無い表情で倒れ伏しており、それは正に──死体に他ならなかった。
その瞬間、アクアは理解してしまった。先ほど虚が言っていた『死』と『魂』という言葉の意味を。
即ち──星野アクアが死んだという事実を。
「う…うそだ……」
『クカカ…嘘ではない。貴様は死に、こうして魂だけの存在になった。故に儂の姿もこうして見えておるのだ』
自身の死を受け入れられず、絶望の表情を浮かべるアクアを、虚が更なる追い打ちをかけるように言い放つ。
「なんなんだ……お前は…」
『クカッ! 貴様の魂を喰らうモノよ』
「ぐっ!?」
そう言うと、虚は自身から生えた尾を自在に動かして伸ばし、それをアクアの首元に巻き付けてそのまま彼を持ち上げた。
「ガッ…アァァァ…!!」
ミシミシと締め付けられ、苦悶の声を上げるアクア。対して虚の方は、何故だかそんなアクアを興味深そうに眺めている。
『フム…此奴から霊力の匂いはするが、霊力そのものは感じられぬ。まるで何かで覆い隠されているかのような……』
何やらブツブツと考察しているが、その意味をアクアが理解する事は無い。何故なら、彼の命は今ここで潰えようとしているのだから。
「(俺は……死ぬのか……こんな…何の『目的』も…果たせないまま……)」
迫り来る死を前に、アクアの混乱し切っていた頭が徐々に冷静さを取り戻す。そうして脳裏に浮かんでくるのは……彼の走馬灯だった。
転生して推しの子として生まれ変わった赤子時代から始まり、様々な思い出が頭の中を駆け巡る。その中でも一等強く覚えているのは……推しのアイドルであり、母である〝アイ〟が殺された日の事だった。
念願のドームライブ当日、ストーカーの凶刃によりこの世を去ってしまった〝アイ〟……その加害者であるストーカーも自殺し、事件は時が経つに連れ世間から忘れられていった。
しかしアクアの中ではまだ終わってはいない。そのストーカーに〝アイ〟の住居などの情報を流し、彼女を殺すように仕向けた真犯人の存在に勘付いたからだ。更にその真犯人が、自分達双子の『父親』であることにも。
その日から……アクアの復讐が始まった。
相手が芸能関係者だと当たりを付け、〝アイ〟の遺品である携帯電話から彼女の交流関係を調べ、疑わしい人物は何とか接触を図って毛髪などを採取してから遺伝子検定で自身との親子関係を割り出す。
その為にお世話になっている監督から演技を学び、役者の道に進もうともした。途中で挫折し役者の道は諦めたが、それでも裏方として芸能界に関わる道を選んだ。
それを十三年間……復讐の為だけに生きてきた。
全ては真犯人を自分自身の手で殺す為に──それが彼の『目的』だった。
だがそれが果たされる事は無い。彼は此処で死ぬのだから。
それも到底理解の及ばない埒外の怪物の手に掛かって、アクアの復讐に捧げた人生はこうして幕を閉じたのだった。
『ヌ?』
虚は怪訝な声を漏らす。今の今まで無抵抗のまま尾に締め付けられ、着実に死に向かっていたはずだったアクアが、突然首元に巻き付いたを尾を両手で掴んで抵抗の意を見せたのだ。
『クカッ、今更抵抗しおるか。恐怖と絶望に呑まれたまま儂に喰われれば良いものを』
「………で……るか」
『ン? なんじゃ?』
アクアが何か呟いたが聞き取れず、虚は彼を巻き付けた尾を自分の眼前へと持って来て、その顔を覗き込んだ。
するとそこには……
「死んで…たまるか!!」
禍々しい黒い星を左目に宿したアクアの、虚を睨む怒りの形相があった。
「俺にはやるべき事があるんだ……その為だけに生きてきたんだ……なのに……!!」
首元に巻き付く尾を両手で掴み、爪を立てる。
「それを…お前みたいな訳の分からない怪物に阻まれるなんて…冗談じゃない…!!」
立てた爪が尾の肉に食い込み、力の限り抵抗する。
「ぼくの……俺の──」
そして……
「邪魔をするなぁっ!!!」
咆哮に似た叫びと共に、アクアの左目に宿る黒い五芒星が鋭い眼光となって虚を射抜いた。
『!!?』
それを受けた虚は僅かに、しかし確実に、アクアから放たれた言い知れぬ圧よって気圧されたのだった。
すると次の瞬間……アクアを拘束していた尾が、突如として斬り落とされた。
『グゥ!?』
「うわっ!?」
余りの不意の出来事に、虚は反射的に後方へと飛び退いた。
そうすると、解放されたアクアは重力に従って地面に落ちるが、幸いそこまでの高さではなかったのと、斬られた尾の残骸がクッションになったおかげで無事だった。
「ゲホゲホ! 今度は何が……」
「アクア!!」
「──え」
拘束から解放されて咳き込んでいると、自身の名を呼ぶ聞き覚えのある声に、アクアはもう何度目かは分からない驚愕を露わにする。
「……アイ……?」
顔を上げた眼前に立っていたのは、星野アイだった。
白いパーカーの上から黒い着物と袴という服装や、両手にそれぞれ握られた二振りの日本刀など気になる点は多々あるが、アクアがそれ以上に目を惹かれたのは今のアイ本人だ。
心配そうな顔付きで自分を見下ろしている今の彼女の姿は、幼き日に亡くなった母の面影と重なったのだ。
「アイ…なのか? なにがどうなって……」
「よかったぁ、アクアが無事…で……」
困惑するアクアの顔を見てホッと息を吐きかけるアイだったが、彼の胸から伸びる鎖を見た途端に……彼女の目の色が変わった。
アイが駆け付けると、そこは既に凄惨な場になっており、それを目にした彼女の胸がドクンっと強く脈動する。
「アクア……」
目の前にいる霊体となっているアクアと、離れたところで横たわるアクアの身体を交互に見る。かろうじて因果の鎖は繋がっているものの、危険な状態であることに変わりない。
……刀を握る手に力が篭り、ギリ…と強く歯を噛み締める。
「ルビー…かなちゃん……」
更に離れたとこで血を流して倒れるルビーとかなを見る。二人共意識を失っていて、出血も酷い。半死半生に近い状態であることが見て取れる。
……頭に上った血が沸騰するかのように熱く滾り、視界が赤く染まるかのような感覚を覚える。
そしてこの状況の原因である虚を怒りの籠った目で睨みつけた。
「よくも……!!」
「! ア、アイ! 待っ……」
両手にそれぞれ握った斬魄刀を構え、激情に任せて相手に斬りかかるアイ。そんな彼女を咄嗟に止めようとしたアクアだが、それは間に合わなかった。
『クカッ! さっきの死神か』
対する虚は向かってくるアイを見て一笑すると、自身の両手指の爪を伸ばし、鋭利な鉤爪のような形に変形させて振り下ろされたアイの一太刀を受け止める。
「儂にまんまと騙された割には早い到着だったのう。おかげで喰い損ねてしまったわい」
「この…!! 光れ、星妃愛!!!」
煽る虚を苛立たしげに睨みながら、アイは斬魄刀の名を叫んで刀身を光刃状態へと変化させ、刃を受け止めていた虚の爪を両断する。
「クカカ…」
だが虚は臆した様子もなく、むしろ彼女を小バカにしたように笑う。それが余計にアイの怒りを煽った。
「はぁぁっ!」
叫びながらアイは光刃状態を維持したままの二刀を同時に上段に構え、そのまま虚に振り下ろそうと飛び掛かる。
しかし……
「浅薄よのう、死神。儂の能力を忘れたか?」
「!?」
その瞬間、虚の仮面の口部分が大きく開かれ、そこから青白い霊力の塊を吐き出した。それは瞬く間に形作られ、虚と全く同じ姿となる。先と同じ、虚の能力による分身体だった。
突然眼前に分身体現れたことで意表を突かれ、アイはそちらに意識を割かれて体が僅かに硬直してしまう。
「しま……!? ぐっ!!」
その一瞬の隙を突くように、分身体の虚の太い尾による一撃がアイを襲う。
アイは咄嗟の反射でガードしたが、勢いに押し負けて弾き飛ばされ、そのまま壁に強く叩きつけられてしまう。
「クカカ…無様よのう」
「うるさいっ……!」
壊れた壁の瓦礫を押し退けながら立ち上がり、尚も嘲笑する虚を怒りの籠った目で睨みつけるアイ。
「その威勢がどこまで持つか、見物だの」
そう言うと虚は、口から霊力の塊を吐き出し、更に分身体を作り出さす。それも一体だけでなく、先の分も合わせてその数は五体。
本体含めて六体もの虚に取り囲まれる形になってしまったアイ。しかしそれでも彼女は引かなかった。
彼女の魂の奥底から湧き上がるような〝怒り〟の感情が、それを許さなかったのだ。
「あああああっ!!!」
光刃状態の二刀を手に、激情のまま駆け出していくアイ。
虚の本体を守るように複数の分身体が立ち塞がるが、構わずアイは二刀を振り回して一体また一体と分身体を斬り捨てて行く。だが当然ながらその間に反撃も受けており、右頬・左肩・左脇腹・右太腿を負傷し、その他にも細かい傷が全身に刻まれる。それでもアイは斬魄刀を振るい続けて分身体を倒していった。
そしてついに最後の分身体を斬り、ようやく本体だけとなった。
しかし……
「っ……!」
途端にガクリッ…と脱力したように体制を崩し、その場で片膝をついてしまうアイ。同時に斬魄刀の能力も解除され、通常の刃に戻ってしまう。
「クカカ、霊力が尽きたか。まぁ、それだけの霊力を垂れ流しにしていれば当然の帰結だがの」
そんなアイを見て笑う虚。
霊力不足。それがアイが崩れた原因だった。霊力は死神や魂魄などの霊体にとって力の源そのものなので、霊力の高さがそのまま霊体の運動能力の高さに比例する。
逆に言えば、霊力が大幅に減少すればその分運動能力は著しく低下し、最悪立っていることすら難しくなる。
その要因となったのが、アイの斬魄刀『星妃愛』である。
光刃状態の刀身は強力な反面、その状態を維持するのに常に霊力を消費する。下手をすればあっという間に霊力が枯渇する為、使いどころには気を付けなければならない代物なのだが、頭に血が上ったアイはそのことすら忘れて乱用してしまった為、このような事態に陥ってしまったのである。
無論、狡猾な虚はそれを見抜いた上でアイを挑発していたのだが。
「こ…の……!」
それでも何とか立ち上がるアイだが、その足取りはフラフラと覚束ない。
「どれ、食事の邪魔をされても面倒じゃ……まずは貴様から喰ろうてやろうかの」
すると虚は手刀のように構えた手を振り下ろし、その五指から伸びている鋭い爪をアイに突き立てようとする。対して今のアイに、それに対処する余力は殆ど無かった。
「や、やめろ…やめてくれ……アイ! アイィーー!!」
それを見ていたアクアの叫ぶ。本当ならすぐにでも彼女の下に駆け付けたかったのだが、今のアクアは霊体であり、虚の霊圧の影響下にある為に体を思い通りに動かせずにいる。
故に……『あの日』のように彼女が刺されるのを、見ていることしか出来なかった。
「やめろォーー!!!」
アクアの絶望に満ちた悲痛な叫び声が響き渡る。
その時……
「──護れ──『
「「!?」」
何処からかしゃらんと澄んだ音が鳴る。直後、アイの前に六角形を模った半透明の盾が出現し、彼女に迫っていた虚の攻撃を遮った。
『ヌオッ!?』
盾に阻まれた手をそのまま弾かれて、たたら踏みながら後退する虚。
「これって……」
自身を守った盾に見覚えのあるアイは、呆然と呟く。
するとその時……そんなアイの後ろから歩み寄った一人の男が、彼女の脇をすり抜けて虚との間に立った。
「悪い、遅れた」
そこへ現れたのは身の丈ほどの長さの錫杖を携えたもう一人の死神──夜代レンであった。
To Be Continued
戦闘描写を上手く書けるコツとかないだろうか。
・星野アクア
被害者その一。
トラウマ刺激されるわ、魂抜かれるわ、喰われかけるわで散々な目に合う。しかもその影響で彼の中のナニかが覚醒しかける。
何それ知らん……怖……
・星野ルビー
被害者その二。
右肩に重傷を負い、ショックで気絶。ヤバい。
・有馬かな
被害者その三。
吹き飛ばされて壁に頭を強打して意識を失う。ヤバい。
・星野アイ
ブチ切れアイちゃん。
想像以上に湧いてきた怒りに飲まれて半ば暴走状態。その結果霊圧管理を怠り、途中で力尽きるという凡ミスをやらかす。冷静に戦ってたら普通に勝てた。
・夜代レン
まさかの大遅刻。次回の活躍に期待。