最初は推しの子1巻に収録されてた未来のインタビューを見て、ちょっとやってみようという事で思いつくままに書いてみただけです。
注意事項として、今回の話は本編とは『一切』関係ありません。
設定上は数百年後の未来のパラレルワールドとなっております。
それっぽい匂わせ、とかでもありません。ただただ作者の妄想が爆発して思いつくままに書き殴っただけの作品になります。
以上の事を踏まえた上で、お楽しみ頂ければ幸いです。
それではどうぞ!
―八番隊特集―
前任の矢胴丸前隊長が引退し、後任として星野アイ隊長が就任されてから新生された八番隊。
就任と同時に尸魂界初の芸能事務所を発足し、流魂街の住民を中心とした俳優や歌手等のタレント業を幅広く展開。技術開発局とも提携してテレビ局を設立。以降は映画やドラマ、舞台に音楽番組などの新たな娯楽を尸魂界に生み出し続ける部隊。
今回、その新進気鋭部隊の中心メンバーに瀞霊廷通信が行った過去のインタビューを抜粋し、纏め上げました。
インタビュー①
【隊長編】
──なぜ尸魂界に芸能事務所を興そうとお考えに?
アイ
『んーやっぱり尸魂界には現世と違って娯楽が少なすぎるなぁって思ってたのと、せっかくテレビがあるんだから現世の番組だけじゃなくて、自分達の番組を作りたいなぁって思ったのが始まりだね』
──よく許可が下りましたね
アイ
『そこはうちの副隊長が頑張ってくれました』
──タレントやスタッフに流魂街の住民を起用するのは人件費削減の為だという噂もありますが……
アイ
『いやいやそんな訳無いでしょ。言っとくけど、流魂街って人材の宝庫だよ。生前は俳優だったり、テレビスタッフ経験者だったり、探せばその道のプロだった人が結構見つかるから、そういう人達をスカウトしてお互い合意の上で雇ってるの。もちろん断られる事もあるけど、ちゃんと仕事に見合った給金も渡してるし、転生するまでの長い時間を無為に過ごすよりよっぽど有意義だと思う……って、うちの副隊長が言ってた!』
──夜代副隊長、頑張ってますね
アイ
『ねー! 事務所の経営は殆ど副隊長がやってくれてるからね。おかげで私も隊長としての業務に集中出来るんだよ』
──……先日、夜代副隊長が「どこでサボってやがるバカ隊長!!」と叫びながら瀞霊廷を走り回っている姿が目撃されていますが……
アイ
『もー大袈裟だなぁ……仕事の合間にちょっと休憩してただけなのに。君もそう思うよね?』
──あっはい……
──そういえばタレント業には、隊長自ら出演される事もありますよね?
アイ
『隊長業があるからたまにだけどね。歌うのも演じるのも好きなんだ、私。隊士の中にも結構そういう人は居るよ』
──アクア三席やルビー四席が筆頭ですね
アイ
『あの二人は
──今後の展開としてはどのようにお考えで?
アイ
『グラビア系とかファッション系とかのモデル業も広げていこうかなって。十番隊の乱菊姉さんと十一番隊のゆみちーも協力してくれる予定だし、近いうちに雑誌掲載とかの話が九番隊に行くと思うよ』
──本当ですか!? 檜佐木副隊長も御歓びになると思います!
アイ
『これから忙しくなってくると思うし、私も動ける内に今やれる事をやっておかないとね』
──えっと…動ける内に、というのはどういう……?
アイ
『ふふっ♪ どういう意味だろうね──ねっ、副隊長♪』
そう言ってたまたま通りかかった夜代副隊長を捕まえた星野隊長は、妖艶に微笑みながらご自身のお腹を優しく撫でていた。
インタビュー②
【第三席編】
──まずはアクア三席…いえ、監督。映画の撮影、お疲れ様でした。
アクア
『ありがとうございます』
──今回の映画はどのような作品になるのでしょう?
アクア
『死神代行時代の黒崎隊長の軌跡を描いた作品ですよ。友人各者や当時関係者だった隊長格の皆さんにも取材のご協力を頂いたので、相当再現度の高い作品になったと思います』
──それは…黒崎隊長の許可は得られているのでしょうか?
アクア
『大分渋られましたがね。最終的には彼の奥方の説得と、レン──失礼、うちの副隊長の尽力により許可をもぎ取りました』
──なるほど。そういえば今回の映画には、監督自身も主演として出ていらっしゃるとか
アクア
『そんなつもりは無かったんですけどね。隊長や妹に押し切られまして……』
──役者まで出来るとは、流石ですね
アクア
『……まあ、昔取った杵柄というやつです』
──最後にこの映画の見どころを一つ。
アクア
『そうですね……やはり、メインヒロインですかね』
──今や流魂街出身の女優として有名な彼女ですね
アクア
『ええ……何百年経っても、あいつの演技は太陽のように輝き続けてると思いますよ』
──ありがとうございます。以上で、インタビューの方を終了とさせて頂きます。
アクア
『ありがとうございました』
──ところで近頃、その女優の方とアクア三席がよく一緒に居るという目撃情報が……
アクア
『ノーコメントだ』
インタビュー③
【第四席編】
──ルビー四席、本日のライブお疲れ様でした。
ルビー
『ありがとうございまーす!』
──デビュー以来、数十年に渡り常にトップとしてアイドル業界に君臨し続けておりますが、未だに衰える事はありませんね
ルビー
『まあね♪ 現世だと普通こんなに長くアイドルは続けられないんだけど、
──ははは。しかし、護艇の席官という立場でありながらアイドルとして活動するというのは、やはり大変なのでは?
ルビー
『そうですね。本当はアイドル業に専念したいんですけど、立場的にそうもいきませんし、苦手な書類仕事も多くて……そういう時はお兄ちゃんやパパ──じゃなくて、副隊長に手伝ってもらう事もあるんですけど、それでも大変だなーって思う時もあります。でも、苦だと思った事は全然ありませんよ』
──そうなんですか? それは何か秘訣のようなものが……?
ルビー
『秘訣というか……今も昔も変わらず、ずっと私を側で支え続けてくれている人が居る──ただそれだけですよ』
そう言って何かのキーホルダーのような物を愛おしそうに両手で握り締めるルビー四席。それが何なのかについては、彼女の口から語られる事は無かった。
インタビュー④
【副隊長編】
レン
『すみません! 仕事が立て込んでおりますので、インタビューはまたの機会に──』
──いえ、大丈夫です! その代わり、我々から一言言わせてください!
レン
『え?』
──ご結婚おめでとうございます!!
レン
『……………………ありがとうございます』
以上──数百年後の瀞霊廷通信より抜粋
※作者の妄想100%です。前書きにも記載しましたが、本編とは関係の無いパラレルワールドのようなものですので、予めご了承ください。
【一番隊】
総隊長:朽木白哉
副隊長:阿散井恋次
引退した京楽春水に代わって朽木白哉が総隊長の座に就く。引き続き、副官は阿散井恋次が務める。
京楽が護艇の立て直しと尸魂界の平和に尽力していたとすれば、白哉はかつての護艇の威厳を取り戻す事に尽力する。しかしただ厳しいだけでなく、八番隊が生み出す新しい娯楽などを受け入れる寛容さも併せ持つ。
因みに引退した京楽は四十六室に入り、伊勢七緒と共に内部の腐敗を取り除く為に動いている。
【二番隊】
隊長 :砕蜂
副隊長:黒川あかね
第三席:大前田希代
隊長は変わらず砕蜂のまま。
自らが経営する宝石貴金属工場の社長業に専念する為に引退した大前田希千代に代わって、妹の希代が入隊。兄とは違い、父の教えにより鬼道の腕が達人レベルになっている。
副隊長の後任には、黒川あかねが就任。彼女の卓越した観察力とプロファイリング能力は、隠密機動の情報収集力と精密さを更に向上させた。また、元女優らしく演技力にも秀でている為、それを活かした潜入捜査も得意。八番隊が撮る映画やドラマにもよく出演している。
彼女達の能力は砕蜂も認めており、むしろ大前田よりよっぽど役に立つと太鼓判を押している。ただあかねに夜一のプロファイリングさせた上に夜一の演技をさせようとするのは止めてあげてほしい。
【三番隊】
隊長 :鳳橋楼十郎
副隊長:吉良イヅル
隊長・副隊長共に変わり無し。
八番隊が芸能事務所を立ち上げてからは、ローズはよく自身が作曲した音楽を提供したり、自らが音楽番組に出演している。多分今が一番充実している。
吉良は相変わらず、単独で辺境を警備している。
【四番隊】
隊長 :黒崎織姫
副隊長:山田花太郎
天寿を全うした後、尸魂界にて夫と同じ死神となった織姫が隊長を務める。
前任の虎徹勇音は妹の清音と共に隊長職を退き、四番隊の看護師長の任に就く。それにより繰上りで山田花太郎が副隊長に。
隊長となった織姫は自身の能力に加えて、優れた回道の腕も持っており、どんな致命傷を負っていても治せる。
また八番隊からの依頼により、衣装の製作や修繕を請け負う事もある。
【五番隊】
隊長 :平子真子
副隊長:ツクヨミ(本名不明)
隊長は変わらず平子が務める。
副隊長は日番谷冬獅郎との結婚を機に寿引退した雛森桃に代わり、カラスを使役する能力を持つ少女、ツクヨミが引き継いだ。平子いわく「優秀なんやけど、どことなく藍染みたいなラスボス臭がする」との事だったので、彼女が「私が天に立つ」とか言い出さないように引退前の雛森が徹底的に教育を施した。その甲斐あって、現在は仕事をサボる隊長をカラスを駆使して速やかに見つけ出し、捕縛するという立派な副官へと成長した。これに対して平子は「冗談やったのに…」などと供述している。
【六番隊】
隊長 :朽木ルキア
副隊長:阿散井苺花
総隊長に就任した白哉に代わり、義妹のルキアが六番隊を引き継いだ。
副隊長にはルキアと恋次の娘である苺花が就任。不器用ながらも懸命に隊長である母をサポートする頼れる副官へと成長した。因みに遠距離恋愛中。
【七番隊】
隊長 :射場鉄左衛門
副隊長:輪堂与ウ
隊長・副隊長共に変わり無し。
射場は今でも隊長でいる為に日々鍛錬を欠かしておらず、その姿勢は隊長の鑑として高く評価されている。
与ウは八番隊が企画する動物番組によく出演しており、本人も楽しんでいるらしい。
【八番隊】
隊長 :星野アイ
副隊長:夜代レン
第三席:星野
第四席:星野
隊長に星野アイ、副隊長に夜代レンがそれぞれ就任。
前述の通り、就任と同時に芸能事務所を立ち上げて尸魂界全体を巻き込んで様々な事業を展開している。
一応事務所の社長はアイだが、経営や営業などはレンが一手に担っている。立ち上げ当初は死ぬほど忙しかったが、流魂街から事務職経験者を何人か雇ってからは大分余裕が出来た。
死神となったアクアとルビーは特例として現世で生きていた頃の記憶を消されていない為、その頃の経験を活かして役者や監督、アイドル業を副業としている。
因みに前任の矢胴丸リサは現世の『
【九番隊】
隊長 :六車拳西
副隊長:檜佐木修兵
隊長・副隊長共に変わり無し。
拳西はそろそろ隊長を檜佐木に託して『
檜佐木は変わらず瀞霊廷通信の編集長として忙しくしており、特に八番隊がモデル業を始めてからはグラビア雑誌やファッション雑誌の委託製作の依頼も来る為、印刷所と編集部の拡大を計画している。何気に八番隊の活動に一番ダイレクトに影響を受けている部隊。
【十番隊】
隊長 :日番谷冬獅郎
副隊長:松本乱菊
隊長・副隊長共に変わり無し。
冬獅郎は今や護廷十三隊最強の死神と称されるほどの実力者。ただし身長は伸びなかった。近年、ようやく幼馴染の雛森桃と結婚。近々第一子が生まれる予定らしい。
乱菊はそんな隊長をサポートする為、ちょっとだけサボる事が減った。八番隊のモデル業にも協力しており、その理由は衣装代が経費で落ちるから。たまに自身がファッションモデルになったりもするので、女性死神の間ではちょっとしたカリスマ的存在。
【十一番隊】
隊長 :更木剣八
副隊長:斑目一角
第三席:綾瀬川弓親
隊長・副隊長共に変わり無し。
平和な世が続き、暇を持て余し気味の剣八。いっそのこと地獄巡りでもしてやろうかと考えており、それを知った一角が全力で阻止している。
弓親は八番隊のモデル業に協力しており、美しさを見極める審美眼は確かなので、衣装や装飾についてのアドバイスを求められている。
【十二番隊】
隊長 :涅マユリ
副隊長:阿近
第三席:眠八號
隊長・副隊長共に変わり無し。
涅は相変わらず様々な研究に没頭しており、阿近もその助手を務める。
技術開発局は八番隊の要請によりテレビ局の設立に協力したが、涅はこれに一切関与しておらず、三席となった眠八號に全て一任している。
【十三番隊】
隊長 :黒崎一護
副隊長:石田雨竜
第三席:茶渡泰虎
かつて死神代行だった黒崎一護が正式な死神として隊長を務める。
天寿を全うして尸魂界にやって来た際は即戦力として護廷十三隊に迎え入れられたが、変にマジメな所がある本人は「真王霊術院から入るのが筋だろ」とかふざけた事を抜かして断ろうとした。しかし彼が頑固な事を知っていた護艇側はそれを承諾。そして全隊長合意のもと、即入学即卒業という力業で彼の要望を叶えた。それでもまだ彼はグチグチ言っていたが、最終的には朽木ルキアの一喝により解決。いつまで経っても一護はルキアには頭が上がらなかった。
そして副隊長にはまさかの石田雨竜が就任。滅却師が死神になるなど前代未聞だったが、彼の功績は確かで、黒崎一護からの進言もあって無事に認められた。今では滅却師の力を封印し、鬼道を中心とした戦闘を得意とする。一護とは変わらず犬猿の仲だが、副官としての補佐はキッチリやっている。なぜ死神嫌いの彼が死神となる道を選んだのかは、本人は頑なに語ろうとしない。たまに八番隊から雨竜個人に衣装デザイナーとしての仕事が舞い込む事があり、彼は嬉々としてそれを引き受けている。
また十三番隊には三席の茶渡泰虎をはじめとして、有沢竜貴などの一護のかつての友人が多く在籍している。
【零番隊】
〝獄長〟黒崎一勇
如何でしたでしょうか。
おまけの方がずっと長いっていうね。
本編の方も近いうちに更新できそうですので、宜しくお願い致します。