龍は青春を謳歌する   作:チーズマン不破

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 今回初めてバトルします。ぶっちゃけモンハンのモンスターに銃とか効かなそうな気がするんですけどそこは神秘パワーでどうにかします。どうにかしてユメ先輩の腕を生やしたい。

 色々考えてはいるけど、モブスケバンVS古龍はちょっとなぁ……強すぎるんだよなあ…古龍。

 やるか……

 カ イ ザ ー P M C V S 激 昂 ラ ー ジ ャ ン


龍は拳で語り合う

 俺がホシノちゃん……いやホシノ先輩の家に住むことになってからもう一週間が過ぎていた。

 

 今日はユメ先輩が退院する日なので、ホシノ先輩と迎えにいく予定なのだ。

 

 ん?待て、退院?一週間で……

 

 一週間で退院!?

 

 いやいやいや、おかしいだろ。大怪我だっただろ。2ヶ月くらいかかるだろ。キヴォトス人すごっ。

 

 「ユメ先輩、退院おめでとうございます。」

 

 「おめでとう…ございます!」

 

 「二人ともありがとう!毎日お見舞いに来てくれたおかげで毎日楽しかったよ!」

 

 「それは良かったです。怪我は大丈夫ですか?」

 

 「うん!もう元気いっぱい!ということで、退院祝いに紫関ラーメンでお祝いしよう!」

 

 「いいですね!アマタ君は大丈夫?」

 

 「はい…!」

 

 紫関ラーメンってあの紫関ラーメンか!?柴大将に会えるのか!?まじか、超楽しみ。

 

 「じゃあ早速、紫関ラーメンに出発ー!」

 

 「ヤッホー大将!久しぶり!」

 

 「お久しぶりです。大将。」

 

 「おお!ユメちゃんにホシノちゃん!久しぶりだね!」

 

 「そういえば、ユメちゃんは入院してたんだって?もう大丈夫なのかい?」

 

 「うん!もう元気いっぱい!今日はね、退院祝いの会&次期新入生歓迎会なの!」

 

 「次期?」

 

 「うん!紹介するね、この子が次期アビドス高校新入生の風狩アマタ君でーす!」

 

 「よろしく…お願いします」

 

 「おう!よろしくな!そんなにめでたい日ってんなら今日は好きなの頼んでってくれ。今日は俺の奢りだ!」

 

 「いいんですか!?」

 

 「おうよ!何にする?」

 

 「じゃあ私豚骨!大盛で!」

 

 「味噌ラーメンでお願いします。」

 

 「豚骨で…」

 

 「あいよっ!」

 

 「へいお待ち!」

 

 「わぁ…!」

 

 「美味しそうでしょ。私もこのラーメン大好きなんだぁ。」

 

 「じゃあ早速…」

 

 「「「いただきます!」」」

 

 「(なんだこれは……美味すぎるっ!!)」

 

濃厚なのに後味はさっぱりしているスープに中太の麺が絡んで最高に美味い。チャーシューもしっとり柔らかいのにガッツリとした食べ応えで食欲をそそる。

 

 「(こんなに美味いラーメンは食べたことがない…!)」

 

 お腹一杯になった俺たちは、大将に別れを告げてその日は解散になった。

 

「(まあ俺とホシノ先輩は帰り道一緒なんだけど。)」

 

 明日からは特に予定もないのでアビドス廃校委員会の手伝いをしようと思う。といってもあまり出来る事はないのだが。

 

 話を聞いていると、やはり本編ほどではないが、膨れ上がった借金が一番の問題のようだな。賞金稼ぎなどで利息は払えているらしいが、やはり借金自体はあまり減っていないらしい。

 

 何か手っ取り早くお金を稼げる方法、それこそモンハンでは狩猟や採集とか……ん?

 

 「(もしかすると……いやでも蛇王龍だとあんまりそういうイメージは……でも龍は龍だしな……行ってみる価値はあるか…?)」

 

 「ホシノ先輩、ちょっといいですか?」

 

 「ん?どうしたの?」

 

 「ちょっと砂漠に行きたいんですけど……いいですか?」

 

 「駄目。危ないでしょ。私でもその白い機械とやらから守り切れるか分からないし。」

 

 「アー君急にどうしたの?なにか良いこと思い付いたの?」

 

 「はい…とにかく話すと長くなるんですけど…ユメ先輩と初めて会った時の場所に行けば……なにかあるかも知れないんです……ホシノ先輩……お願いします…!」

 

 「ん~、でもなぁ~……あ、そうだ。」

 

 「じゃあ、私に勝てたら探索任務ってことで許可してあげる。」

 

 「え…」

 

 ホシノ先輩に勝つ…?無理じゃないか?確か作中だとホシノ先輩ってキヴォトストップクラスだし、なにより俺には戦闘経験がない。モンスターと言えども無敵ではないのだ。たとえモンスターの力を使っても勝てるかは分からない。だからといって古龍は危なすぎる。生態系から外れた存在なだけあって、全員ほぼ自然災害みたいな奴らだし……よし、作戦を練ろう。

 

 「分かりました。戦いましょう。」

 

 「え!?ホシノちゃんめっちゃ強いよ!?あ、でもあの怪物なら……いやいやいや、あれは駄目!アー君、あの時のやつは絶対使っちゃダメだからね!?いい!?」

 

 「はい…分かってます。じゃあ…三日後くらいでお願いします。」

 

 「いいよ。先輩の強さを見せてあげる。(モンスターの力がどれ程か分からないし、強さを図るのに丁度言良いか。まぁアマタ君はあまり戦闘には慣れてないみたいだし、経験の差で勝てるでしょ。)」

 

 「じゃあ私が審判やりまーす!」

 

 「…?じゃあ、お願いします。」

 

 「はぁ…好きにしてください……」

 

 そうと決まれば作戦を考えなくては。手段としては、粘り勝ち作戦、状態異常作戦、連続変身作戦の3つを組み合わせて戦おうと思う。

 

 まず一つ目、粘り勝ち作戦だが、これはモンスターの強靭さを活かしてホシノ先輩のスタミナを削って疲れさせてから勝つ作戦。防御力が高いモンスターもいるし、ホシノ先輩の銃弾が通ってしまうとしても、十分持久戦に持ち込めると考えた。

 

 二つ目は状態異常作戦。これは至ってシンプルで、状態異常を駆使して先輩の体力を削りきろうという作戦だ。とはいえ毒や爆発やられなどの危険なものは、ホシノ先輩に危険が及ぶかもしれないため、麻痺や睡眠、閃光ややけどなどの比較的安全なものでやっていこうと思う。

 

 3つ目。連続変身作戦だが、これは俺の能力の特性を活かす戦い方を想定している。校庭で試してみた結果、変身のルールはいくつかあり、まず一つ目は、変身する際には必ず人間→モンスターという順番でなければならない。もう一つは、人間→モンスター→人間→モンスターというように、連続で変身を繰り返す事が可能であり、デメリットもないということだ。つまり、一旦人間の姿を挟むが、割と俊敏に別のモンスターに変身できるということだ。。

 

 この特性を使い、ホシノ先輩がモンスターに慣れてきた所で別のモンスターに変身し、行動パターンを予測させず相手を常に後手に回らせる。というのが、この作戦の概要となる。 

 

 あとはこの3つを組み合わせて臨機応変に対応していくというのが俺の作戦だ。いざというときの判断力はホシノ先輩に大きく劣るが、ならばこちらは手数の多さで勝負しよう。フフフ……当日が楽しみだ…

 

 とか考えなている間に気づけばもう当日。俺たちは郊外の砂漠で、ユメ先輩立ち会いの下、砂漠探索をかけての勝負が始まろうとしていた。

 

 「よしっ。じゃあ始めようか。」

 

 「はいっ…!」

 

 「よーし、じゃあ始めるよ……」

 

 「よーい、始めっ!!!

 

 「リオレウス!」

 

 開始の瞬間にモンスターの名前を叫ぶ。

 

 そして変身と同時にホシノ先輩に向けて火球を放つ。だが躱されてしまったようだ。まあこれくらいは想定内だ。まだまだこれから、気合い入れて行こう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 開始と同時にアマタ君がなにかを叫ぶ。すると一瞬でアマタ君が赤いドラゴンのような姿になり、慌てて警戒しようとする。

 

 「…………っ!!」

 

 危なかった。警戒しようとした瞬間、もう私の目の前に炎が寸前まで迫ってきていた。すんでの所で回避し、直後、背後で爆発音が響き渡る。後ろを見ると、広範囲の部分が焼け焦げ、砂に埋もれた瓦礫は、一部溶けているようにも見える。あれを一撃でも喰らえばおそらく危ないだろう。なんとか回避できたが、熱で装備がいくつか駄目になってしまった。

 

 「(まあいい。まずは様子見を───)」

 

 GUOOOOOOOOO!!!!!

 

 「っ!?」

 

 「(なんだ…!?咆哮!?なんて圧だ……イカれてる……)」

 

 「これは本気でいかないと、負けるかも知れないね……」

 

 せっかく出会えた次期後輩兼先輩の恩人に危険な事をさせるわけには………これなら大丈夫じゃないか……?いやいや。それでも危険な事には変わりない。先輩として止めなくては。

 

 ドラゴン……もといアマタ君が突進してくる。あの巨体で突進されたらまずい。これ以上装備を失うのは後々響く。横に大きく跳んで突進を避ける。まずは小手調べだ、ショットガンをドラゴンの顔面に向け、放つ。

 

 ドンッ!!!

 

 「グオッ……グウッ………」

 

 どうやら神秘を込めた銃弾なら効くようだ。私の神秘は人より多いから、今ある弾全てに神秘を込めても尽きることはない。

 

 「(ん…?血が止まった?再生か?)」

 

 馬鹿な……ものの数秒で傷が塞がる?あり得ない。なんて馬鹿げた再生能力だ。モンスターは皆こうなのか?とにかく、傷は塞がってしまったがダメージは受けている。ならばこのまま射ち続けるだけだ。もう動きには慣れてきた。早いがあまり小回りは効かないらしい。後ろの尻尾は厄介だが、ショットガンが当たる程度に離れれば大した驚異ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「(くっ……まずい、攻撃が当たらなくなり始めた。始まってからまだ二分も経ってないぞ?慣れるの早すぎだろ……まあいい、そろそろか……)」

 

 目を狙って銃弾が打ち込まれる。それが当たる直前に変身を解除し、ホシノ先輩が驚いている隙に予め考えておいたモンスターの名前を呼ぶ。

 

 「ガララアジャラ!」

 

 瞬間。またアマタの姿が代わり、鱗を纏った蛇のような姿へと変化した。

 

 「(変わった……!?行動パターンが分からない……なにをするか分からない以上、これじゃ様子見せざるを得ない…!)…なるほど……考えたねアマタ君…!」

 

 

 

 ガララアジャラ

 

 蛇のような外見が特徴で、別名も「絞蛇竜(こうだりゅう)」「蛇竜種」という珍しいカテゴリーに属している。

 

長さだけなら大型モンスター最長らしい。蛇のような外見に違わず、神経毒を注入する毒牙、長大な体躯を駆使したトリッキーな戦法を繰り出す。

 

背中と尻尾には「鳴甲」という特殊な甲殻があり、ここから特殊な音波を発して敵の動きを止めたり、時には尻尾の鳴甲の一部を周囲にばらまき、自分の体から発する音と共振させて音波の効果範囲を広げてくることもある。なお、ガララアジャラの音波に共振した鳴甲は破裂し、相手に遠隔でダメージを与え、ついでに気絶もさせてくる厄介な奴。

 

「(ホシノ先輩が気絶するのは期待していないが、行動パターンの変化、そして麻痺毒という新たなアドバンテージ得た。これなら勝機はある…!)」

 

 「……………甘いね。」

 

 「グッ……!?!?!?」

 

 なんだ。何をした。吹き飛ばされた?なぜ?…………頭だ。頭を撃たれたんだ。

 

 「(なんだこの威力は…!?銃弾一発でこの巨体が吹き飛ぶだと!?さっきまでとは桁違いだ……これはマズイ!)」

 

 「(まずい。このまま上に乗られたら終わりだ。とりあえず鳴甲を撒け。多少の時間稼ぎにはなる!)」

 

 

 

 

 

 

 「(よし。いくら巨体でも銃は通じる。でもさっきの弾はチャージしないと撃てない。でも十分押しきれる……!?)」

 

 「(くっ……!鱗か!?)」 

 

 多少被弾したが問題はない。それに、いくらパターンが変わってもその動きの俊敏さは慣れてきた。いくら攻撃が重くても、当たらなければ意味はない。

 

「(起き上がるのが早いな。まあいい、もう奴の攻撃は当たらない。)」

 

 

 

 「(ん?なんだあの動き…攻撃ではない?なら一体…)………ぐぁっ!!」

 

 「(後ろ!?なんで!?今どうやって攻撃し……鱗の破片?)」

 

 後ろを見ると、何故か鱗が粉々になっていた。

 

 「(そうか……鱗が爆発したんだ…!………なんで?まあいい。これは予想外だった……)モンスターってなんでもありなの?」

 

 

 

 

 

 

 「(駄目だなこれ)」

 

 あの威力は危険すぎる。もし連射できたとしたら勝ち目はない。だが最初から使わないあたりそれは出来ないっぽい。ともかく、ここから逆転するならあれしかない…!

 

 「(まずはホシノ先輩に近づく必要がある。気張れよ俺!)」

 

 「GUOOOOO!!」

 

 「(なんだ…?私の周りを…出口がない、囲まれてる!)」

 

 「(でも上からなら逃げられる。頭の後ろに回り込んで追撃を……うぁっ!?)」

 

 なんだ?体が動かない?なぜ?まずい…これじゃもろに攻撃を……

 

 私を巨大な体で囲んでいた怪物の頭が消える。否、地面に潜っているのだ。

 

 直後、私の体が宙に浮いた。凄まじい衝撃が全身に伝わる。彼の頭が見える。下から突き上げられたのだ。だがこの衝撃で体が引き締まった。すぐさま頭に狙いを定めて撃ち抜く。

 

 「(頑張ったけど、これで終わり……いない!?)」

 

 私を突き上げた竜の頭は確かにそこにあったのに、私が放った弾丸は当たることは無かった。

 

 「(どこにいった?さすがの私でもあの威力の攻撃を何回も喰らうのはマズイ。いったいどこ……)」

 

 「リオレウス…ハンマー!」

 

 「なっ!?」

 

 上を見上げると、そこには赤い鎧に身を包み、大きな槌を振りかぶるアマタ君の姿があった。

 

 「(なんだあれは?変身したのか?あれは武器か?だとしたらマズイ。この状況では避けられない。はやく防御を……)」

 

 「うおぉぉぁぁァァァァァッ!!!!」

 

 ズドンッ!!!

 

 その音は、攻撃を喰らった音か、地面に叩きつけられた音か、私には分からなかった。ただ分かるのは、私が負けたという事だけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ん、……ここは……?」

 

 「あっ!ホシノちゃん!起きたの?おーい!アーマーター君!ホシノちゃんが起きたよー!」

 

 「ホントですか!?」

 

 足音のする方を見ると、アマタ君がこっちに駆け寄ってきている。

 

 「ホシノ先輩!大丈夫ですか?どこか痛いところは無いですか?」

 

 「ちょっと背中が痛いけど、もう大丈夫だよ。」

 

 「……本当に?」

 

 「うん。本当。」 

 

 「良かったぁ………ホシノ先輩が怪我とかしてたら……どうしようかと……」

 

 「まあまあ。二人とも!試合も終わったし、ホシノちゃんも元気だし、これで一件落着だね!」

 

 「まあ…そうですね」

 

 「ところでアマタ君、聞きたい事があるんだけど、いいかな?」

 

 「?…なんですか…?」

 

 「なんでそこまでして砂漠に行きたがってたの?」

 

「実は……僕とユメ先輩が最初に出会った所……もう砂漠じゃないかもしれません…」

 

 「どういうこと?砂漠じゃない?」

 

 「なにそれ!面白そう!ホシノちゃん、今すぐいこっ!」

 

 「無理に決まってるでしょう。行くのは三日後です。アマタ君もそれでいい?」

 

 「はい!」

 

 「(俺の予想が正しければ……)」

 

 三日後 

 

 「さあ二人とも!砂漠探検に出発だよ!!」

 

 「朝の5時から元気ですね先輩は…」

 

 「5時集合って言ったのはホシノちゃんでしょー?」

 

 「そうですけど……」

 

 「zzz……………」

 

 「ほら、アマタ君も起きて。立ったまま寝ないの。」

 

 「じゃあ早速……砂漠調査に出発ーー!!!」

 

 




 
 自己満キャラ紹介プロフィール☆

 梔子ユメ

 身長 170cm

 体重 55kg

 説明 身長と体重は分からなかったので適当。スタイルいいし大体こんなもんやろ。アビドス高校のたった二人の在校生の一人であり、現アビドス生徒会長。ビナーとの戦闘により左手を欠損した。ないすばでーなおっとり系。

 
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