IS学園で普通にすごすため   作:ロカトール

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一応主人公の一人称視点のつもりです。

ここに何を書けばいいのかもよく分からないのでとりあえず本編どうぞ!


第1話

 

 俺は所謂平凡な人間だ。見た目は悪いわけでは無いが特別モテることはない。

 運動神経だってせいぜい中の上程度、頭の回転はそこそこに速いので勉強に関しては努力すればそれなりのレベルまでは目指せるが一流と言われるレベルにはなれない。

 アニメやラノベは好きだが、特別詳しいわけでもない、すべてにおいてその程度の人間だ。

 若干女性への苦手意識はあるものの、現代の男においてはなんら特別なことではない。

 

 

 

 

 全てにおいて普通の域を出ない俺は、あの男さえいなければ何の変哲もない、そこそこに幸せな日々を過ごしていけたのだろう。

 

 

 

 

 

 

 ―――女にしか動かせないという点以外に欠点らしい欠点もなく、現行のどの兵器よりも圧倒的に優れた性能を誇るパワードスーツ、IS<インフィニット・ストラトス>

 これは当初、宇宙開発を目的として発表され、その当時はさして注目されることもなく、机上の空論だと言われていた。

 しかし、後に『白騎士事件』と呼ばれる事になる事件の後、世界各国のISに対しての見方は急速に変わり、それに合わせ世界はそのありかたを大きく変化させていった。

 白騎士事件において、謎のハッキングによって放たれたミサイル2000発超と、各国より送られた兵器群を立った一機のみで、一人の死者を出すこともなく無力化する。という驚異的な性能を見せつけたISは、そのありかたを兵器に変え、急速に世界中に広まっていった。

 これによる戦争の勃発を恐れた各国は『IS委員会』を設立し、ISの軍事目的での利用を禁ずる『アラスカ条約』を結び、ISは世間にスポーツとして認知された。

 軍事利用を禁止されているとはいえ、ISは強力な兵器である。そのてめ、ISの所持数や性能がその国の国力の指標とされた。そして各国はISを操縦することのできる女性を支援する法律を次々と作っていった。

それにより、現代では女性が全てにおいて優遇される、女尊男卑の考え方が一般に強く根付いていた。

 

 

 

 

 

 

 ―――しかしある時、日本で男性がISを起動することに成功したというニュースが世界中で報道され、世界中が二人目以降の男性操縦者を探すことに躍起になっていた。

 世界中で行われていた検査も結果は振るわず、世間からの期待も薄れてきていた頃、日本のとある場所で二人目の男性の適合者が発見された。

 世界中で二人目についての調査が進められたが、現在世界最強のIS操縦者である『織斑千冬』の実の弟である一人目の適合者『織斑一夏』と違い、二人目の適合者『神納翔汰』(かのう しょうた)にはこれといった特徴もない、普通の少年で、年齢と性別が同じであるということ以外、織斑一夏との共通点も全くと言っていいほど見つからなかった。

 織斑一夏と違い後ろ盾と呼ばれるようなものがない神納翔汰は、重要人物保護プログラムに則り、家族と別れ、IS学園に入学することになった。

 

 

 

 

 

 

―――IS学園1年1組教室―――

 

 

「全員揃ってますねー。それじゃあSHRを始めますよー」

 

教壇にたった俺のクラスの副担任のロリ巨乳でメガネで教師とかいう属性の塊のような人物である『山田麻耶』先生が何か挨拶をしているが、ほとんどの生徒が一番前の列の中央に座る織斑一夏…俺は最後列から二番目の窓際だ…に注目しているせいで誰も聞いておらず、山田先生はヤケクソ気味に自己紹介をはじめさせた。

 

「織斑くん。織斑一夏くんっ」

「は、はいっ!」

 

 数人の自己紹介が終わり、織斑の番になった時、話を聞かずにどこか上の空だった織斑が山田先生に名前を呼ばれ、返事の際、焦って声を裏返してしまい他の奴らに笑われていた。

 その後、織斑は何故か謝罪の言葉をまくし立てる山田先生をなんとかあしらい、自己紹介を始めた。

 

「えー…えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします…

 

 

 

                       …以上です」

 

がたたっ

 

 周囲からの期待のこもった視線に耐えきれなくなったであろう織斑が名前のみで自己紹介を切り上げると、女子たちがそろってコントばりのズッコケを披露していた。

 その直後、いつの間にか教室に入ってきていた織斑千冬がパアンッ!という音を立てて出席簿で織斑の頭を叩いた。痛そうだ。

 

「げえっ、関羽!?」

 

パアンッ!

 

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

 ふざけたリアクションをとった織斑をふたたび叩いた…やっぱり痛そうだ…織斑千冬は、山田先生といくつか言葉を交わした後、自分がこのクラスの担任であるという旨の自己紹介をした。

 

 すると…

 

「キャーー!千冬様、本物の千冬様よ!」

「ずっとファンでした!」

「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!北九州から!」

「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」

「私、お姉様のためなら死ねます!」

 

 きゃいきゃいと騒ぐ女子を織斑千冬…織斑先生はうっとうしそうな顔で見る。

 

「…毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか?」

 

 本心からそう思っているかのように織斑先生が言う。流石に言い方がキツくないか、と俺が思っていると

 

「キャーー!お姉様!もっと叱って!罵って!」

「でも時には優しくして!」

「そしてつけあがらないように躾をして!」

 

 …俺が甘かった。というかこのクラス一日目のくせに連携取れすぎじゃないか?俺がそんな風に考えていると、織斑先生を千冬姉と呼んだ織斑がまた叩かれていた。なんで出席簿が壊れないのか不思議なレベルだ。

 織斑と織斑先生…分かり難いな…が姉弟だという事を知ってクラスがざわめきだす。…ネットにも載ってるし有名な話だと思ったんだがな。

 

「はあ…お前たち少しは静かにできんのか。まあいい、神納、ちょうどいい、お前も自己紹介をしろ」

 

 織斑先生がため息をつきつつ俺に自己紹介をするよう言った。何がちょうどいいのかは分からないがさっさと済ませてしまおう。

 

「はい。初めまして神納翔汰です。二人目の男性適合者としてこの学園にやってきました。ISに関しては全くの素人ですが、よろしくお願いします」

 

 周囲の視線を意識しないように教壇を見ながら、おおよそ普通であろう自己紹介をし、着席する。周囲からはぱらぱらとまばらに拍手が聞こえると同時に「なんか地味だね」「悪くはないけど織斑君と比べるとね」などといった言葉が聞こえる。少しムカついたがこの分ならこれから俺に注目が集まることはないだろう。

 織斑先生が教師というよりは鬼教官をイメージするようなセリフを吐いたのを最後にSHRは終わった。

 

「授業までまだ時間あるし寝ておくか…」

 

 昨晩、女だらけの学園に行かなければならないという事に柄にもなく緊張し若干の睡眠不足だった俺はとりあえず仮眠を取っておくことにした…。

 

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか?何文字程度で一話とするのがいいのでしょうか?批評や感想などと合わせて教えて頂けると嬉しいです。

あまりに酷評ばかりだと自分泣いてしまうので、できれば、できればですが、なるべく優しい言葉で批評していただけると嬉しいです。


いちおう第2話も書くつもりですが、第1話があまりに酷く、見るに堪えないようでしたら、止めさせていただくか、チラシの裏にでも移動しますので、どうした方がいいかの意見もお願いします。
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