バイト始めたり学校関係でいろいろ会ったり、モンハン4G買ったりしたせいで間が空きましたが、とりあえず三話目書きました。
ホントはもう既に投稿されているはずだったのですが、何故か前書きも後書きも書かれた状態で放置されていました…w
とりあえず本編どぞ!
―――放課後―――
午後の授業では何か特筆するようなこともなかったので、俺は淡々と授業を受けるのみだった。
昼食をとるために食堂に向かった織斑にほとんどの女子がついて行ったのは非常に助かった。俺は人の多い食堂を避けるために弁当を作ってきていたので学園の敷地内に見つけた人気のないベンチへ一人で向かい、ゆったりと食事をとることが出来た。織斑の存在を初めてありがたいと思った瞬間だったな…
物思いに耽りながら寮に戻る準備をしていると机に突っ伏して唸っていた織斑が急に起き上がり、こちらに向かってきた
「なあ翔汰、結局ちゃんと自己紹介できてなかったよな?織斑一夏だ、よろしくな」
「神納翔汰だ、自己紹介ならHRでしただろ」
いや、織斑はちゃんと自己紹介はしていないか、名前しか言ってないもんな。というか、何でコイツ俺の事名前で呼んでんの?やめてほしいんだけど
「いや、ちゃんと面と向かって挨拶してなかったからさ。この学校で男は二人だけなんだしさ、仲良くしようぜ」
無駄に爽やかな笑顔で握手を求めてくる織斑に、一応握手を返すと周りから婦女子の方々の歓声が聞こえる。やはり織斑が近くにいると俺が一人でいる時より女子からの視線が圧倒的に増えているな。
…意識したら気持ちが悪くなってきた。
「一つだけ言っておくが、俺は学園内でお前に極力近づかないようにするつもりだ」
この視線の原因である織斑と距離を置くためのいい口実を思いついた俺はすぐに織斑に伝えることにした。
「何でだよ、ここには俺とお前しか男がいないんだぜ?一緒にいた方がいいだろ」
「よく考えろ。今、俺とお前に視線が集中してるのは分かるだろ?」
「ああ、そうだな。ずっと針の筵にいるみたいだった」
「だろ?だがその視線も一緒に居るより二人別々に過ごしていれば分散されるだろ」
「そう考えればそうかもな」
「それに、お前が必要以上に俺に近づいているせいで余計な視線まで追加されてるしな」
「へっ?」
抗議するためか、俺の目と鼻の先まで顔を近づけていた織斑は、キョロキョロとあたりを見回し周りの婦女子の方々の視線に気づくと、慌てて離れた
「ああいうやつ等にいらん誤解を植え付けられないために距離をとると言っているんだ。もういいだろう、俺は寮に戻るからな」
「あ、ああ」
納得したような釈然としないような微妙な表情の織斑を無視し、寮に戻るため廊下に出ると、山田先生が急いだ様子でこちらに走ってきた
「あ、神納くん!織斑くんってまだ教室に居ますか?」
「はい、まだ残ってましたよ」
「そ、そうですか!じゃあ、私は織斑くんに渡さないといけないものがあるのでこれで。寄り道しちゃダメですからね?」
「ああ、はい、分かりました。それじゃあまた」
山田先生がぱたぱたと教室に走っていくのを見送った俺は、まっすぐ寮へと帰った。
―――IS学園学生寮・1030号室―――
寮の自室…二人部屋を一人で使っている…で食堂が空いてくる時間まで籠っているつもりでベッドに寝そべっていると
コンコン
「翔汰ー?いるー?」
「いるぞーちょっと待ってろー」
ノックと共に静寐の声が聞こえてきたので脱いでいた制服の上着を羽織り、ドアを開けた
「どうしたんだ?こんな時間に」
「いや、あのね、一緒に食堂行かない?」
「残念だが今の時間は人が多いから遠慮したいかな。それにお前はクラスのやつにでも誘われてるんだろ?」
「そうだけどさ、一緒に食べたかったからさ」
「誘ってくれるのは嬉しいが俺は食堂が閉まるギリギリに行くつもりだからさ、そんなに待たせるのも悪いしな。今日はとりあえず友達とでも食ってきてくれ」
「うん、わかった…」
「それじゃあまた明…」
静寐がしぶしぶだが納得してくれたようので、また明日な、と言おうとすると、
「そうだ!私が翔汰の分のご飯、部屋まで持ってきてあげるよ!」
「え?ああ、それはありがたいんだが、静寐も俺の部屋で食べるつもりなのか?」
「そうだけど?」
「それならダメだな。やっぱり後で自分で取りに行くよ」
「何で?そんなに私と食べたくないの?」
「そうじゃねえよ。夜に男の部屋に入るのは流石にマズイだろ?もっと注目されなくなったら一緒に食おうぜ?」
「分かった…じゃあ翔汰の分だけは持ってきてあげるね?」
「ああ、ありがとう」
「じゃあまた後でねっ」
それだけ言うと、静寐はいそいそと食堂に向かっていった。
その後俺はシャワーを使ったのだが、静寐が食事を持ってきてくれたのは風呂場を出て、服を着た直後だったため、逆ラッキースケベなんて言う誰得な展開も起きることも無く、静寐も二言三言言葉を交わすと部屋に帰って行ったので、それから何か特筆すべきこともなく、昼間女子に囲まれて精神的にとても疲れていた俺は夕食をとったあとすぐに眠りについた…。
―――翌朝、昨夜セットしておいたアラームで一般生徒よりも一、二時間ほど早く目を覚ました俺は織斑先生に基礎体力をつけるように言われている為、食堂が開く時間まで学園の敷地内をランニングした後、開いたばかりでまだ人のまばらな食堂で急いで朝食をとり、おばちゃん…食堂のおばちゃんたちには何故だか症状が起きない…に昨日食器を返しに行くのを忘れていたことを謝り、人が増える前に教室に行き、寝ているふりをして授業までしのぐことにした。
…のだが、教室内に人も増え、少しづつ騒々しくなってきたな、と思っていると、誰かに肩をゆすられた。どうせ静寐だろうと思い目を開けてみると目の前に知らない女の顔があった。
目の前にいるのが女だと頭で認識するよりも一瞬早く、俺は眩暈と吐き気を起こし、椅子から落ちてしまった。
そこでやっと目の前にいるのがクラスメイトの布仏本音という少女だと理解した。平時の俺であれば椅子から落ちた俺を心配そうに覗き込み、何かを言っている彼女をあしらう事くらいならできたはずだが今の俺にはそんな余裕などなく、布仏さんに一言返すことすらもできず、逃げるように教室から飛び出し、ダッシュで校舎の端にしかない男子トイレに駆け込み、HR開始ギリギリまでそこで過ごすこととなった。
―――チャイムギリギリに顔色の悪いまま教室に入ってきた俺を見て山田先生はオロオロしていたが、織斑先生は理由も察してくれたようで追及することなくHRを始めた。
「神納くんには専用機は用意されないんですか?」
静寐が織斑先生に何か質問をしていた。俺はまだ調子が悪かったのでほとんど聞いていなかったが、どうやら織斑に専用機が用意されるという話らしい。そんなことより静寐に神納くん、って呼ばれると違和感がすごいんだよな…
「されない。神納がISを動かせることがわかってからあまり時間もたっていない、それに急に専用機を二台も用意できるほどコアに余裕などない」
つまりはアレだろ?男性操縦者のデータなら織斑千冬の弟一人で十分だから二人目にはあまり力を持たせないようにしようって事だろ?
「そのかわり、神納には学園から訓練機を貸し与えることになった」
え、何、結局IS渡されるの?まあ渡しとかないとマズイこともあるのかな、色々と
それ以外には特筆すること…というか何を言っていたのかほとんど覚えていない…も無くその日の授業は終了した。授業の合間は朝と同じように寝たふりをしていたのだが布仏に話しかけられることが無かったのは幸いだった。
―――放課後―――
放課後、俺は訓練機がなんたらの件で書かなければいけないらしく織斑先生に職員室に呼び出されていた。
俺、職員室苦手なんだよな…教師ほとんど女の人だし。男って用務員の轡木さんくらいじゃないか?あの人理事長の夫って聞いたことあるんだけどホントなんだろうか
…まあいい、とりあえずさっさと書いてさっさと戻ろう。
「失礼します」
「来たか神納、とりあえずこれに要項を記入したら格納庫に向かえ。そこで機体を選べ」
「ああ、機体って俺が選んでいいんですか」
「そうだ。だが、その関係で申請が通るまでの数日間は貴様の機体ではなく、あくまで学園の訓練機として扱われる」
「えっと…どういうことですか?違いが分からないんですが」
「正式に貴様の機体になると、貴様専用のISとして携帯を認められる。それまではあくまで、貴様に優先的に貸し出しているだけにすぎない、という事だ。理解したか」
「まあ、はい、大体は」
「細かいことは山田先生にでも聞いて追々覚えていけばいい。そんな事よりさっさと書類を書け、それが終わらないといつまでたっても仕事が終わらん」
「ああはいはい、書かせていただきますよ」
渡された数枚の書類は、基本的にサインするだけだったので特別時間がかかることもなく、織斑先生に職員室を追い出された俺は整備棟…整備室や倉庫、その他特別教室などの入ってる建物…へ向かった。
女性恐怖症とか言ってるくせにラブコメみたいなことしやがって…腹立たしいぜ!
…書いたの自分なんすけどね
ホントは今回で機体を渡すつもりだったんですが、キリがよかったので一旦切りました
…話が思いつかなかったとかじゃないですからね!?ホントですからね!
二話目から三話目まで間が空いてしまったので四話目はできるだけ早く書こうと思います…できるかぎり。