暗殺教室 目覚めし魂   作:タツガン

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今回は試験的にオリジナルのアンノウンがでます。


第3話 暴走とサービス時間

 

 

 アギトは突如としてG3に襲いかかった。まるで…自分の力を制御出来ず、G3を()()()()()()()()()()()()だった。

 

 G3は襲い掛かったアギトに対してグレネードランチャーを発射する。しかし、弾丸は外れてしまい次にG3は左足からキックと左手からパンチをアギトに当てるが簡単に受け止められる。

 

そして…今度はアギトがG3の胸部に右の拳から放たれる強烈な一撃が炸裂する。

 

「うわぁぁぁ‼」

 

その一撃はG3の胸部に電撃が走り、身体を大きく吹っ飛され持っていたグレネードランチャーも落としてしまった。

 

『胸部ユニットにダメージ‼ GM-01、ロストしました‼』

 

小室のアナウンスが入り何とか立ち上がるG3。

 

「何なんだ⁉……お前は……ッ⁉」

 

G3はやむを得ず武器を持たず、格闘戦でアギトとの戦闘に入った。

 

 

Gトレーラー内で小澤、小室はG3とアギトの戦闘をモニターで確認する。その戦闘は圧倒的な力の差が出ており、G3はアギトの攻撃を受け止めきれず一方的にやられてしまう。そんな時、小澤は戦慄する……。自分が作ったG3が簡単に圧倒されるのと同時に逆にアギトにも興味を抱いていた……。G3はアギトの強烈な攻撃でまた大きく吹っ飛され身体中に電撃が走る。

 

「ぐわぁぁぁ!」

 

その瞬間、Gトレーラー内のモニターが映らなくなりでアラーム音が響く。

 

 

「IGSユニット破損‼ バッテリーの残量ももうありません‼ システム停止まで後30秒‼」

 

 ジャガーロードたちとの戦闘でかなりのダメージを受けていたG3。そこに来て突然アギトとの戦い、その圧倒的な力の前に限界が近い状態だった。だが、それでもG3は立ち上がろうとするが上手く立ち上がれない。そこに小澤から通信が入る。

 

『氷川君‼ 離脱しなさい‼ 氷川君‼ 氷川君‼』

 

『防御システム完全停止‼ これ以上、攻撃を受けたら危険です‼ 離脱してください‼ 氷川さん‼』

 

G3……氷川は彼らの離脱指示を聞こえていた。だが、それでもG3はアギトを止めようと最後の力を振り絞り立ち上がりアギトの前に立つ。しかし、G3はバランスを崩し膝をついてしまう。暴走するアギトはその隙を見逃さずクロスホーンを展開し、G3に向けてライダーキックを放つ構えを取った。だが……。

 

 

 アギトはふと我に返りライダーキックを放つ構えを止めて、自分の両腕を見て戸惑う。()()()()()()()()()()()()()……()()()()()()()()()()()()。それと同時にクロスホーンも閉じる。動揺してるアギトは瀕死のG3に目もくれずフラフラしながら闇夜を歩き去った……。

 

「あ……」

 

G3はバックルのゲージが切れて動かなくなりその場に倒れた。

 

『G3システム機能停止‼』

 

『氷川君‼』

 

小澤の声にG3……氷川は答えることがなく意識を失った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦闘があった場所から少し離れた廃車置場にて、廃棄された一台のシルバーカラーのオンロードバイクの光沢が鏡代わりに利用しそこに手を置いて自分の姿を確認するアギト。そして今一度自身の両腕を確認する。自分が異形の存在になったことに気づき次の瞬間、光がアギトを包み翔一の姿に戻った。

 

「……も、戻った?」

 

 戸惑いながら翔一は自身の両腕や身体をもう一度確認する。

 

 俺は……どうしたんだ? 確か頭痛と耳鳴りに襲われてそれでこの場所に行くように動いて、それで怪物と戦って……。

 

 翔一は自分が変身して怪物……アンノウンと戦ったことは覚えていた。しかし……。

 だが、あのロボットみたいな奴、どこかで見た気がする……。確かアレも仮面ライダーだったはずだが、何故か敵だと認識して戦った……。あれは普通に言葉を喋っていた。つまり相手は人間だった……。俺……()()()()()()()()()()()……うっ⁉

 

 脳内の情報が錯綜する中で翔一はまた、頭痛と耳鳴りに襲われる。そして…バイクから離れて口を抑え吐き気を感じてしまい嘔吐してしまう……。G3には見覚えがあったがそれをロボットのような存在と認識した翔一。

 

 その装着しているのは人間と感じ、その人間を殺してしまったのではとショックを受けたのか……。それとも自分自身に乗り移った人間の記憶がなく人ではなくなり、異形の存在に変わることの恐怖心から来たものなのか……。

 恐らくその両方が翔一の心を抉り、身体の中に入ったもの全部出す勢いで地面に吐く。

 

 数分後に吐き気が無くなり翔一は三杉家に戻っていった。しかし、翔一は気付かなかった……。自分が触れたバイクが()()()()()()()()()……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま……」

 

「しょ、翔一君⁉ 君、こんな時間に何処に行っていたんだい⁉」

 

三杉家に帰宅した翔一はリビングに入ると聞いた第一声は義彦からだった。真魚も太一も一緒だ。

 

「……すみません。夕飯作るの忘れてしまって……」

 

「翔一~。夜遊びでもしてたんだろ?」

 

 太一らしく翔一が出かけた理由を聞くが翔一は首を横に振る。その様子はどこか元気がない。

 

「そうか……いや、謝らなくて良いんだ。もしかして、記憶が戻ったのではないかと思ったのでね……。ただ、次からは……」

 

「わかってます。今日はもう休みます。明日、多分…弁当も朝ご飯も作れないと思うのでよろしくお願いします」

 

「分かった」

 

翔一は三杉家の人達に挨拶し自分の部屋に入ろうする。そこに彼に声をかける人物がいた。

 

「翔一君」

 

「……真魚ちゃん」

 

声をかけたのは真魚であった。真魚は翔一に話しかけた。

 

「今日、どうしたの? 突然家を飛び出して?」

 

「……別に。何もなかったよ……何も。お休み」

 

「翔一君!」

 

 翔一は真魚の呼びかけを無視し部屋の中に入りその後学校の課題をやり就寝した……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日、警視庁では北條と氷川の両名は上層部に呼び出され聴聞会に出ていた。なお、氷川は警察病院で検査を受けたがどこにも異常はなかった。これは小澤の作ったG3が装着者の安全性が考慮された設計だった為助かったのだ。幹部の一人が北條に問う。

 

「では、君もアンノウンに遭遇したと言うのかね?」

 

「はい」

 

北條の返答を聞き、椅子に座ったリーダー格の幹部が立ち上がり彼らに近づき話しかけた

 

「二人共、発言は慎重にしたまえよ。君らの言葉には君らの将来だけじゃなく……警視庁全体のあり方が掛かってくる」

 

「……ですから‼……ッ!」

 

氷川が進言しようとするが北條が冷静に制止させつつ上層部に進言する。

 

「我々が未確認生命体を超える新たなる敵に直面しているのは疑いようありません。この事実を踏まえて…早急なる対応策が必要です。まず……G3システムの重要性を認識させて対策班の全体の強化と充実を図るべきです。このままだと被害者が数が増えるだけです。そして今、我々がアンノウンに対抗するのであればG3システムに頼らざるをえません」

 

北條の言葉に幹部たちも納得する。

 

「同システムの量産化と組織化が直ぐにでも必要になるでしょう」

 

 彼の一言で上層部は検討すると言い聴聞会は終了した…。

 

 

聴聞会終了後、氷川と北條は廊下を歩いていた。氷川は北條に対して先程の聴聞会での進言に礼を述べる。

 

「北條さん、先程はありがとうございました。これで上層部も対策班に対する見方も少しは変わると思います。今まで何かと…色眼鏡で見られてきましたから……」

 

「……アンノウンが現れた以上、これからはG3ユニットが警視庁を引っ張っていくでしょう。期待していますよ」

 

「…はい‼ 頑張ります!」

 

北條は氷川を激励し、氷川はそれに答えて返事をするが北條は鼻で笑うようにで歩き去った。氷川も自分の持ち場に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翔一はいつも通りに学校に行ったが、昨日のことを引き摺っていた。自分が人間ではないだけではなく、自身が人を傷つけてしまい最悪、命を奪ってしまったのではないかと罪悪感があった。

 

――――力を持つこと……仮面ライダーになるのってこんなにも辛く苦しいものだなんて、普通の人間として生きてきた俺には重すぎる……。どうすればいいんだよ……。このまま戦えばただの戦闘マシーンだ。仮面ライダーたちが戦うのはそれぞれに戦う理由があったはず……。でも、今の俺にはそれがない……。

 

 そんな重苦しい考えを休み時間にしていた。そして、昼休みに入ると考える翔一に話しかける人物がいた。

 

「津上」

 

話しかけたのはクラス委員の磯貝と彼の親友の前原だった。

 

「磯貝君に前原君。どうしたの?」

 

「昼飯、一緒に食わないか?」

 

「ああ、うん。良いよ」

 

 二人の誘いに快く承諾する翔一。二人とは違うが翔一の顔立ちもいい方なので3人が一緒にいるところは中々良い絵となってる。ちなみに彼の昼御飯は、二人は弁当で翔一はコンビニで買ったパンだった。津上が弁当を持って来なかったのが珍しいのか磯貝は翔一に尋ねる。

 

「珍しいな。津上が弁当じゃなくて」

 

「…え? ああ、偶にはこういう日もあるよ……」

 

「? どうしたんだよ? いつものお前らしくないな」

 

 前原は出会って間もないが翔一の人となりは理解していた。おおらかで純粋。素直な性格でいつも笑顔を絶やさない人間だ。そんな彼が今はしかめっ面で何かを考えているのが彼らしくないと感じており興味本位で聞いてみた。

 

「そうかな?」

 

「もしかして、何か思い出したか?」

 

「……そんなんじゃないさ。まぁ、一種のスランプみたいなもんだよ。にしても……」

 

 翔一は前原の顔をじっと見る。

 

「うん? どうした?」

 

「あ……いや、何でもない」

 

(でも、似てるんだよなぁ。前原君の声。死ぬ前の前世で見てたお菓子モチーフの現行ライダーに出ていた…なんか最強生物作ろうとした胡散臭い狂気のマッドサイエンティストで……。確か……名前は……えっと……ストなんたらかケンなんたらの……なんだっけ?)

 

前原の声に聞き覚えがあったのか気まぐれに少し考えるが二人の会話を聞いたいなかったのか彼が声をかけた瞬間、反応が遅れる。

 

「って聞いてるのか? 津上?」

 

「あ、ごめん。ニエルブ酸賀のこと考えてた」

 

「「……誰だよ、それ?」」

 

二人は翔一の発言に困惑する。翔一は一瞬、二人に背を向ける。

 

(……思い出したは良いけど何だよ!? ニエルブ酸賀って!? 二エルブは別キャラで思い出したかったのは酸賀の方だろ!? 合体させちゃってどーすんだよ!! そりゃあ一説では同一人物説は推されてはいたけども!!)

 

 自分のボケ発言に自分でツッコミを言う…世にも奇妙なことを内心でやりながら返答に迷うが少し間を置き二人に振り返ってから答えた。

 

 

 

「…………知らない人?」

 

「「何で知らない人で疑問形なんだよ!」」

 

翔一のボケに二人はツッコミを入れる。翔一は二人の会話の内容に話を戻す。

 

「ごめんって。で、何だっけ?」

 

「ああ。今日の放課後に人数集めて殺せんせーを暗殺しようって話しなんだけど、津上もやらないか? 気晴らしになるかわからないけどさ」

 

「暗殺か……。うん、良いよ」

 

「よし! じゃあこの話は放課後にまた」

 

「わかった」

 

「了解」

 

彼らは食事を終えてまた自分たちの席に戻っていった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 街中の人気のない道に一人の男性が歩いていた……。その男性を背後の高層ビルの屋上から見つめる異形の存在。男性は()()()()()()()()()()()のに気が付いていない……。異形の存在……それは()()()()()()()()()()()()()()()分からない…………。蜘蛛に近い存在で体色は茶褐色。左右の肩や腰には蜘蛛の足のようなものがあり、背中は肩甲骨は少し突き出て、羽の装飾品を装備している。装飾品は先日のジャガーロードたちと一緒だが別の種族……スパイダーロードのアラネア・パラリシスが気をうかがう……。

 

「シャー……」

 

 男性の命を奪うため犯行を開始するパラリシスは頭上に光の輪が現れた瞬間、口から針を発射。針は男性の体内に入っていた……。男性の体内に入った針は無数の糸に変わり心臓に絡まる。男性は針が入った事も自身の心臓に糸が絡みついていることすら気付かなかずそのまま大通りに出ようとする……。

 

 そしてパラリシスはアンノウン特有の左手で右手の甲を何かの文字の形に辿りサインを切るような仕草を取った。

 

 サインを切ったのと男性が大通りに出たタイミングは重なりその瞬間、男性の心臓に電流が走り彼は悶え苦しむ。

 

「あ……あ……」

 

 男性は倒れる。彼が倒れたのを見た聴衆たちが群がる。

 

「シシシ…」

 

 男性の死亡を確認したパラリシスは不気味に笑う……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「すみません。G3を傷つけてしまい……自分の責任です」

 

 Gトレーラー内にてG3ユニットは情報を整理していた。先日の戦闘によって自分の所為でしばらくG3が使えない状態になってしまった……。そのことで氷川は小澤に謝罪する。

 

「まぁ、修理には出すには出したけどおかげさまで大分掛かるわ」

 

「……すみません」

 

 氷川と小澤の会話の中、小室は一つの話題を上げた。

 

「でも、これではっきりしましたね。あの第4号擬き。結局、あいつも敵だったんだ」

 

「アンノウンは奴のことを“アギト”と呼んでいました」

 

「名前なんてどうでもいいわよ。今度あったときはぶちのめしてやりなさい」

 

小澤の過激な発言に氷川は意見する。

 

「しかし、奴がアンノウンを倒したのは事実です!」

 

「G3を破壊したのも事実でしょ? グダグダ言ってないでアギトもアンノウンも貴方が八つ裂きにすればそれでいいのよ」

 

 G3を破壊されたのか相当腹が立っているのか小澤の過激な発言が続き、意見が通らないと感じて、氷川は話題を変える。

 

「小澤さん、北條さんが言ってましたがG3の量産、組織化と言うのは可能でしょうか?」

 

「北條君が? そんなことを言ったの?」

 

「はい……。今日の聴聞会で……」

 

 小澤は彼の言葉を聞き、少し考えた後に答えた。

 

「……彼のことはあんまり信用しない方がいいわね。実は、G3プロジェクトが発足した時に装着員に立候補したのは北條君なの。でも、選ばれたのは氷川君、貴方だった……。快く思っていないわよ、彼」

 

そんな時、氷川のスマホの着信音が鳴り、電話にでる。

 

「はい、氷川です。……ッ‼ はい! 分かりました‼ すぐに行きます‼」

 

 氷川は電話を切った。

 

「氷川君、どうした?」

 

「アンノウンによる犯行があったそうです!行ってきます!」

 

そう言って氷川はGトレーラーを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 放課後、翔一は磯貝に提案されて、殺せんせーの暗殺に参加した。翔一以外に参加しているのは磯貝、前原、木村,三村、杉野、渚、片岡、岡野、茅野、倉橋、矢田といった暗殺に積極的なグループを中心としたメンバーだ。

 

 そして、殺せんせーは校舎裏で北極の氷でおやつのかき氷を作っている。彼ら生徒達は暗殺対象の近くの林に隠れて隙を伺う。

 

「いたいた」

 

「今日のおやつは北極の氷でかき氷だとさ」

 

「コンビニ感覚で北極に行くなよ。あのタコ」

 

「行くぞ。百億円は山分けだ‼」

 

 磯貝の一言で全員頷いた。そして……。

 

「殺せんせー‼ 俺らにもかき氷食わせてよー‼」

 

「アハハハ‼」

 

 生徒達全員が殺せんせーに笑顔で近づく。一見すれば教師と生徒達の戯れに見えるがここは暗殺教室。生徒達は笑顔で対先生ナイフを殺せんせーに突き刺そうとする。

 

「おぉ‼ 生徒達がようやく心を開いてくれた……! あんなにも笑顔で……こんなにも殺気立って⁉」

 

 殺せんせーは涙を流しながら前半は嬉しそうな声で後半は悲鳴に近い声で言い一瞬に生徒達の前から突風と共に姿を消す。

 突風の所為で砂煙が発生し、殺せんせーが消えたこと生徒達。同時に彼らの手からナイフはなく変わりにチューリップを持っていた。

 

「でもね、笑顔が少々わざとらしい。油断させるにはたりませんねぇ。こんな危ない対先生ナイフなんて置いて、花でも愛でていい笑顔から学んで下さい」

 

彼らの背後にいた殺せんせーは生徒達にそう言い、その触手から白いハンカチに包んだ全員のナイフを落とす。

 

しかし……。

 

 

「あれ? このチューリップってたしか……」

 

翔一はこのチューリップに見覚えがあり、その疑問は磯貝と同じクラス委員の片岡がその正体に気づいた。

 

「ちょっと殺せんせー‼ この花クラスの皆で育てた花じゃないですか!」

 

「あッ!! そう言えばそうだ。駄目ですよ~殺せんせー。皆で作った花壇を荒らしちゃあ」

 

「にゅやッ⁉ そ、そーなんですか⁉」

 

カッコつけようと思ったのか逆に失敗しる殺せんせー。さらに追い打ちが彼を襲う。

 

「酷いよ殺せんせー……折角、大切に育ててやっと咲いたのに……」

 

矢田は涙目で訴える。勿論演技だ。

 

「す、すいません! すぐに新しい球根を……買ってきました‼」

 

「はえーよ殺せんせー」

 

 そう言い一瞬姿を消したまた戻ってきた。触手で大量の球根を携えている。翔一はその行動にツッコんだ。

殺せんせーは急いで花壇に向かって球根を埋めていた。

 

「マッハで埋めちゃダメだかんね‼」

 

「承知しました‼」

 

「一個一個いたわって‼」

 

岡野、片岡が殺せんせーを見張りながら言った。

 

「なー…あいつ地球を滅ぼすって聞いてッけど……」

 

「お、おう…。その割にはチューリップ植えてんな」

 

「てか……寧ろ楽しんでない?」

 

前原、磯貝、翔一は殺せんせーの行動に呆れる。

 

 

だが、その様子は寺坂と村松に吉田と狭間のグループ見ていたが何やら気に入らない様子だった。

 

殺せんせーの様子をメモする渚。それを見ていた茅野と翔一が気付き二人は渚の方へ行き、茅野が渚に聞いてみた。

 

「渚、何メモってるの?」

 

「茅野に津上君。実は殺せんせーの弱点をメモっていたんだ。いつかは暗殺の役に立つと思って」

 

そう言いながら渚はメモした内容を二人に見せる。

 

「どれどれ、身長は背伸びしたら3mくらい。特技は超音速巡航……。それで弱点①、カッコつけるとぼろが出るって」

 

「……渚、これ役に立つの?」

 

「…………多分」

 

「いや、案外いけるかもよ。塵も積もれば山となる…みたいな?」

 

メモの内容や渚にフォローを入れる翔一。そして、殺せんせーの弱点はボーナスタイムと称した暗殺を皮切りに少しずつだが明かされることとなる………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 氷川は先程の電話を聞きアンノウンに襲われた現場に来ていた。被害者の死因を河野から聞かされた。

 

「心臓への電気ショック死ですか?」

 

「ああ、鑑識が言うにはそう言わざるを得ないだとよ。被害者には心臓疾患はなかったそうだ。少なくとも人間技ではないな」

 

「被害者に血縁関係は?」

 

「それが…いないんだ。両親はもう亡くなって兄はいたが、同じような殺され方で亡くなっている。それから兄の方で司法解剖の結果…心臓付近に細い糸のようなものが発見されたそうだ」

 

「そうですか…」

 

(なにもできないないて…クソ!!)

 

次に誰が狙われるか分からない……。氷川は拳を強く握り締める。G3が無い、今出来ることないと同時に無力な自分を憤ることしか出来なかった………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 防衛省の烏間 惟臣(からすま ただおみ)は椚ヶ丘中学校の旧校舎に向かい山奥を歩いていた。生徒達様子を見に行くと同時に自分が体育担当の先生となることを報告しに来たのだ。

 

 

 旧校舎に到着すると茅野が棒を何本か持っていた。

 

「あ、烏間さん。こんにちは!!」

 

「こんにちは!」

 

「こんにちは。来週から俺も教師として君等を手伝う。よろしく頼む」

 

「そうなんだ! じゃあこれからは烏間先生だ!」

 

「ああ。ところで奴はどうしている?」

 

 烏間の疑問に二人は彼を殺せんせーのところに案内しながら茅野が状況の説明に入った。

 

「それがさ…殺せんせーがクラスの花壇荒らしちゃって。そのお詫びとして………ハンディキャップ暗殺大会を開催してるの」

 

茅野が説明して殺せんせーの所まで到着する。殺せんせーは校舎の脇に一本だけ植えられている椚の木の結構太い枝に縄で巻かれて吊るされた。生徒達は下からの拳銃で撃ったり、棒に対先生ナイフを括り付けて槍みたいにして殺せんせーを狙うが超スピードで躱される状況だ。

 

「……これは最早暗殺と呼べるのか⁉」

 

烏間はこの状況をぼやいた。

 

「どう? 渚」

 

「うん…完全に舐められてる…」

 

 

――――ちっ! やっぱり射撃は苦手だな。棒にナイフを括り付けた槍に変えるか。けど何か良い手はあるか…………。

 暗殺に参加するといった手前とりあえず翔一は拳銃を使うが当たらずだったので槍に変えようと何か妙案がないか考える。そこに天啓が降りた。

 

「渚君、対先生ナイフ貸してくれるかな?」

 

「え? いいけど、どうするの?」

 

「まぁ、ちょっとした工夫みたいなもんかな。…ありがとう。」

 

渚からナイフを受け取り持っていた槍の反対側に借りたナイフを紐で括り付けて両刃の槍にした。

 

そして、先生の下に向かい暗殺を再開する。そんな時、渚は何かを感じ取ったかメモを確認する。

 

 

「でも待てよ……殺せんせーの弱点からすると…」

 

 

 

「ヌルフフフフ、無駄ですねぇ。E組の諸君。このハンデを物ともしないスピードの差! 君たちが私を殺すなど夢のまた…………」

 

 そんなことを言って調子に乗る殺せんせーだが吊るされた紐に括り付けた枝がギシギシと鳴る。そして……バキッ!!と言う音がなり枝が折れ地上に落下する殺せんせー。

 翔一はその一瞬、()()()()()()()()()()()()心が…精神が研ぎ澄まされ、落下する殺せんせーを捉える。翔一は両刃の槍を回転させながら振い、後ろ側の剣先が触手の内一本に触れて破壊され標的(ターゲット)は地面に落ちた。

 

「…………にゅにゃ⁉」

 

「「「⁉」」」

 

 この場にいた生徒達、烏間、殺せんせー、そして……触手を破壊した翔一本人も驚愕する。翔一は切り替えて全員に向けて叫んだ。

 

「み、皆! 今だ‼」

 

「つ、津上に続けぇぇぇ‼」

 

 翔一の叫びに磯貝は我に返り皆に指示を出し、生徒達全員で殺せんせーを追い詰める。殺せんせーは縄が絡みついて抜け出せないが生徒達の攻撃を躱し続ける。

 

「……弱点メモ役に立つかも」

 

「…うん。どんどん書いていこう」

 

 茅野と渚がこの状況を見て、そう感じ殺せんせーの弱点メモは日々追加されることとなりこの瞬間、新たに弱点メモ②『テンパるのが意外と早い』が追記された。

 

 そんなこんなで縄の拘束を解いた殺せんせーは高くジャンプし校舎の屋根の上に避難した。

 

「ちッ‼ 抜け出しやがった‼」

 

「後、少しだったのに!」

 

「ここまで来れないでしょう‼ 君らと先生では基本性能が違うんですよバーカバーカ‼」

 

「煽りが小学生かよ⁉」

 

 高い所から生徒達を煽る殺せんせーでが凄まじいくらい息切れしていた。

 

「ぜぇぜぇ…………。来週出す宿題を2倍、津上君のは3倍にします」

 

「「「器が小せぇ!!!!」」」

 

殺せんせーは捨て台詞を吐いたあと笑いながらまたどこかへ飛び去った。

 

「逃げられたけど、今までで一番手応えがあったな‼」

 

「ああ! この調子なら殺せるチャンスが必ず来るぜ‼」

 

「やーん、殺せたら100億円何に使おー!」

 

 生徒達全員は暗殺に失敗したが、ここまで殺せんせーを追い詰めたのが初めてだったので喜ぶ。だが、翔一はどこか神妙な表情だった。

 

すると磯貝が翔一に話しかける。

 

「それにしても、凄いな! 津上! まさか殺せんせーの触手を破壊するなんて‼」

 

「え⁉ いや、まぐれ当たりだよアレ…………」

 

「けど、まぐれでも凄いぜ!」

 

「それでも、皆が殺せんせーを動かせて俺が取ったもんだから皆が破壊したようなもんだよ」

 

「もう、そんな謙遜しなくてもいいのに」

 

 この場にいる全員が翔一を称賛するが、それでも彼は浮かない表情だった……。

 

「……今日は疲れたから帰るよ。渚君、ナイフありがとう」

 

「うん」

 

渚にナイフを返して教室に荷物を取りに行く翔一。そこに烏間が話しかけた。

 

「待つんだ。津上君」

 

「何ですか?」

 

「君は記憶喪失だと聞いてはいるが、槍を回転しながら触手を破壊したあの槍捌き……。君は武道でもやっていたのか?」

 

すると翔一の返答は変わったものだった。

 

「ブドウ? 八百屋か果物屋ですか?」

 

 烏間の言う武道を果物の葡萄と勘違いした彼の返答はその場にいた全員がズッコケる。翔一の発言に最初にツッコミを入れたのは茅野だった。

 

「違う! 違うよ! 津上君、たしかに葡萄は美味しいけど烏間先生が言うブドウって柔道とか剣道とかの運動の方の武道‼」

 

「ああ、そっちの武道ね。いや、やったことないです」

 

「そ、そうか。君さえ良ければ奴に効く槍を用意するがどうする?」

 

「…………考えておきます」

 

烏間とのやり取りを終えた翔一は全員に挨拶し一度教室に戻り自分の荷物を取った後山道を降りて行った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  下校途中、翔一は駅前のカフェにいた。今回の暗殺に体力を使い疲れたのかここで一息入れていた。そこでミルクティーを飲みながら今回の殺せんせーの触手を破壊したことを思い出していた。

 

――――今回の暗殺……。皆のおかげだとは言ったものの触手を破壊したのはたしかに俺だ……。でも、あの一瞬は昨日の槍を持った形態の力が働いたと思う。それも自分の意思にそぐわずに……。やっぱり制御は難しいのかな……。

 

 そう考えるとふと何かを思いつく。

 

――――そうだ‼ 俺、今まで未確認生命体だけを調べていたけど仮面ライダーについては調べてないじゃないか! もしかしたら仮面ライダーがこの世界にいたのかもしれない! ちょっと調べて見るか……。

 

 彼らが存在していた場合、彼らがどのような理由があって戦ったのか……。翔一はスマートフォンを開き、検索アプリケーションを起動させて仮面ライダーと検索をかけた。結果は…………一致する結果が見つかりませんでしたとスマホに映し出された。

 

――――そりゃあそうか…。少なくとも()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()すらいないから出てこないか……。

 

 翔一は思った記事に出会うことが出来ず、ミルクティーを飲み終え、勘定を済ませて店を出た……。

 

 

 

 

 

 

 

 夕暮れ時。

会社帰りかOL風女性が一人、人気のない公園で歩いている……。そこに背後からパラリシスの魔の手が迫る…。

 背後から気配を感じて女性は振り向くとパラリシスに狙われているのに気づく。

 

「キャァーーーー!!」

 

 悲鳴を上げて彼女は逃げるがパラリシスはそれを追う……。

 

 

 

 

 

 カフェから出て少し歩く翔一だが、昨夜と動揺の頭痛と耳鳴りに襲われ頭を抑える。

 

「クゥゥゥッ!!」

 

 そして数分後、翔一はいつもの温和な表情から険しい顔付きに変わりある場所へ向かった。

 その背後から尾行する人間に気づくことなく…………。

 

 

 

 

 

 公園にてパラリシスに追われた女性は追い詰められ恐怖していた。パラリシスが彼女に針を撃ち込もうとした瞬間……彼女に目もくれず後ろを振り向く。女性はチャンスと感じ、上手く逃げ切れた。

 

 パラリシスの背後には翔一がいた。翔一は持っていたバックを近くにあったベンチに投げ置くと、昨夜同様の構えを取り腹部にオルタリングが出現する。

 

「フンッ!!」

 

オルタリングの両端のスイッチを押し、ベルト中央部を中心にオルタフォースが現れ、翔一はゆっくりとパラリシスに近づく。

 

「シャァーッ!!」

 

「フンッ‼ ハァッ‼」 

 

 パラリシスは奇声を上げ、翔一に右の拳で殴りかかるが翔一は左腕でガードし、逆に右足からキック、右腕の拳からパンチを放ち、パラリシスは怯む。そういった攻防が続き、翔一の身体は腕や足が変化し、翔一がパラリシスに向けて左足からキックを放った瞬間、超人……アギトとなり戦闘は激化する…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 学校帰り、矢田桃花は帰りに見知った人物が走っていくのを目撃する。

 

(あれは…………津上君?)

 

 クラスメイトの翔一を見かけた矢田は彼の後を追う。彼女から見た翔一の印象はこうだ。

記憶喪失で、どこか天然ボケでいつも笑顔でいる普通の子だと……。

 今日の暗殺で彼は殺せんせーの触手を破壊したが本人は皆で破壊したと謙遜していたがそれでも凄いと思い触手を破壊したには何か特別な練習をしてるのでは? と感じて興味本位で彼を尾行する。

 翔一を追い公園まで来た矢田。彼女は翔一に気づかれないように近くの木に隠れた。そこで彼女は信じられないものを目撃する。

 

「何なの……アレ⁉」

 

矢田が見たものは翔一と相対しているスパイダーロードのアラネア・パラリシスだった。彼女は異形の存在と言えば、テレビで見た未確認生命体や直近で担任に赴任した超生物の殺せんせーで見慣れていたがパラリシスは殺せんせーとは何かが違い、危険だと感じていた。

 

「つが……」

 

 矢田は翔一に逃げようと声をかけようとしたが、彼の腹部にベルトが現れて両端のスイッチを押した瞬間、白い光が彼を包む。光の所為で矢田は目元を手で隠す。その時、彼女は翔一がアギトに“変身”したところを見てしまう。

 

(う、噓…………津上君が変身しちゃった…………)

 

彼が変わった事に驚愕しつつアギトとパラリシスとの戦闘を見てしまう…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アギト対パラリシスの戦闘は、アギトは基本形態の超越肉体の金(グランドフォーム)の肉弾戦にパラリシスは押されていた。アギトの右足から放たれた蹴りを両腕でガードするがふっ飛ばされ距離を取る。アギトはつかさず追撃しようとするが左右の肩と腰にある蜘蛛の足のようなものから電撃が走った。アギトは両腕の“アームブロックシールド”で防御するが

 

「きゃぁ⁉」

 

電撃が周囲を巻き込み矢田の方にも電撃が来て彼女は木の後ろに隠れる。

 

頭上に光の輪が出現し、そこから武器…………“電撃の糸”を取り出す。アギトもオルタリングの左側のスイッチを押す。オルタリングの左側にある青い秘石………“ドラゴンズアイ”が輝き、中央部からストームハルバードを取り出し、身体の色が金色から青色に変わり超越精神の青(ストームフォーム)になる。

 

 電撃の糸を鞭のように振うパラリシスに対してアギトはストームハルバードを薙刀のように振う。パラリシスは電撃の糸を網状に変えてアギトを捕縛しようとする。そのことに気づいたアギトは一度距離を取ろうとジャンプする。ジャンプした先の木には矢田が隠れていた。木に隠れて戦闘を覗く矢田。

 

「ッ‼」

 

 背後は見ていないが誰かがいる事に気付くアギト。

 

(誰かがいる‼ まずい!)

 

 アギト……いや、翔一は意識を保った……。だが、パラリシスはアギトの隙を見逃さず網状にした電撃の糸を放つ。糸はアギトの持つストームハルバードにかかり、電撃がアギトを襲う。

 

「ぐわぁぁぁ‼」

 

(まさか津上君……私を助ける為に?)

 

 矢田はアギト………翔一が自分を助ける為に盾替わりなったこと気づいた。

 

電撃に苦しむアギトにパラリシスは糸を網状から鞭状に戻してとどめを刺そうとアギトを引っ張る。

 

(このままじゃ…やられる⁉ どうすればいい⁉ 向こうから引っ張ってくる…………。なら‼)

 

 次の瞬間、アギトは左手に持ったストームハルバードを離し、パラリシスは引っ張る勢いで転倒する。アギトはその隙に超越精神の青(ストームフォーム)から超越肉体の金(グランドフォーム)にチェンジする。転倒したパラリシスは立ち上がるが目の前にアギトがおり、左右の拳から放たれる重い一撃のラッシュを受ける。最後にアギトはラッシュ後に右足から足刀蹴りを放ち、パラリシスを大きくひるませた。

 

 その隙にアギトはクロスホーンを展開。足元に紋章が出現しライダーキックの構えを取る。足元の紋章が右足に収束される…………。

 

「ハァァァァー…………」

 

 そして、構えから高くジャンプし、パラリシスにライダーキックを放った。

 

「ハァッ‼」

 

 ひるんだパラリシスは防御する暇もなく神速のキックは胸部に炸裂し、地面に引きずられた。アギトはキックを放った後も構えを崩さない。

 

 パラリシスは起き上がるが頭上に光の輪が出現し悶え苦しむ。

 

「ギャァァァァァァッ‼」

 

断末魔と共に倒れ爆死した。

 

 

 爆発があった後、アギトは構えを解除すると同時にクロスホーンを閉じる。だが…………。

 

 

「クッ‼」

 

アギトは片膝をついて翔一の姿に戻った。

 

「……はぁ……はぁ」

 

息切れしている翔一。先程の電撃でダメージを受けたのだろう…………。息を整え、翔一はゆっくりと立ち上がりベンチに置いてたバックを取りに行きその場から去ろうとする。

 

「津上君」

 

「ッ‼」

 

自分を背後から呼ぶ声に反応し後ろに向けた。そこにいたのはクラスメイトの矢田だった。

 

「矢田さん……? 何で君が…………?」

 

翔一は彼女がこの場にいる事に驚きと同時に頭の中が真っ白になった…………。

 

 

 

 




スパイダーロード アラネア・パラリシス
蜘蛛に似た超越生命体。
 殺害方法は口から放つ針を標的に放ち、放たれた針は体内で心臓付近まで来たら無数の糸になり心臓に絡め、闇の力の文字のサインを切った瞬間に心臓に絡まった糸から電流を流し殺す。また、自身も電撃を操る。
 武器は電撃の糸でこれを鞭のように振るい名前の通りに糸に触れたものに電撃が走る。また、網状に変え相手を捕縛することも可能で捕縛した相手に電撃を浴びせる。
 
 
 



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