ホシノの初恋奮闘記   作:ツキ0912

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ヒーローパトロール

あれから数日、そんなに経ってないけど頭では先生のことでいっぱいだった。

何とかして会えないかなと考えたりもしてた...

...あっそういえば今日パトロールの日だ。

...これを口実に先生に会えないかな?

我ながら恋愛脳が過ぎるとため息をついていた

 

そう思うと動き出しは早かった。

この前の書類整理の時といい、先生がいない時は行動はなんで早いんだろうね。

...そういえばパトロールだし、あの格好でもおかしくないよね。

先生も喜びそうだし...これでいっか。

 

先生との連絡も取れ、約束の時間まであと30分ほどで先生は現れた。

少し息切れしてることから急いできたんだ。

先生からしたらなんでもないことなんだろうけど私にはそれだけで嬉しかった。

 

そんなこんなでパトロールが始まった。

とは言っても、基本的にいつも先生としてたパトロールとなんら変わらない。

ちょっと距離が伸びたくらいだ。

雑談しながら先生と町を練り歩く。

たまに困ってる人がいればそれを助ける。

なんてことないただのパトロール。

一緒に歩く、これだけですごく楽しい。

 

ねえ、先生気付かない?

私のこの気持ち...

今ね、すごく楽しいけどそれと同時にこの前みたいにドキドキしてるんだ。

だって、パトロールとは言ったけど...今は私と先生だけだよ?

これ、デートって言ってもいいんじゃない?

先生は意識してない...よね...

...気付いてくれないかな、そうしたら楽なんだけどね。

 

その後、色んな人を助けながらアビドスのパトロールを続け。

その度に先生が私を褒めるのでちょっと嬉しいような恥ずかしいような。

 

ちなみに自然な流れで肩車なんかしてもらっちゃった!

...私大丈夫かな。

重くなかったかな...

お、重かったとしても今日は重装備だから...!

 

とりあえず、一通りパトロールも終わり、近くの公園で休憩することになった。

先生を労いつつ、なんでもない会話を続ける。

まあ...もうここまで言われたらそれもいいかなって考えちゃう。

そしたら先生を相棒に出来るしね。

...これで少しでも近づきたいな。

 

まあでも、変なことばっか言うので「相棒はよくヒーローの覚醒の為に死ぬことが多い」と言って脅かしてみる

流石にちょっと焦ってた。

 

でも安心して、先生。

なにかあれば先生の事は私が守る。

万が一、先生が危険な目にあったら...ううん、そんなことさせないから。

 

当たり前だ。

何度も救われた相手。

大好きな相手。

ユメ先輩に背中を押されて、その先で見つけた私の大事な人。

私の全てを使ってでも守らなければいけない。

 

休憩中、私は密かに決意を新たにした。

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