ホシノの初恋奮闘記   作:ツキ0912

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デートとヘルメット団

私と先生が付き合い始めて数日後、モモトークを入れる。

別にあれから連絡してなかったわけではないのだが...

ただ、少し気合いを入れる。

今日はヘルメット団のアジトに乗り込む。

そう、浮かれてる訳にはいかない。

例え先生と二人っきりで出かけるとしても、浮かれるわけにはいかないのだ。

 

「うへへー見て先生ー

くじらのポーチだよ

これすごく可愛くない...?」

 

後で振り返ってみれば浮かれてるにも程があった。

ヘルメット団の情報を商店街で集めると言いながらこの時やっていたのは完全にただのデートだった。

出掛ける前の自分がこの光景を見ていたらきっと殴っていたと思う。

 

「えっ...買ってくれるって...?

別にそういう意味で言ったわけじゃないんだけど...

...ヒーローにはマスコットがいるもの?

そういうもんなのかな...

ってか、まだ言うんだそれ...

まあ、今はそういうのでいいかもね」

 

「先生、屋台出てるよ屋台!

この焼きそばとか美味しそうだよ!

あっこっちのたこ焼きも美味しそう!

りんご飴も!

全部美味しそうだね!」

 

「.......えっこの服?

いやあ、確かに可愛いなーって思ってみてたけど、おじさんには似合わないでしょ。

着てみないとってわからないって...それはそうだけど...

ちょっ...着るから引っ張らないでー!」

 

多分...いや絶対、この時に私達はお互い目的を忘れていたと思う。

 

先生とでー.....聞き込.......はい..デートのような何かをしているとヘルメット団が目に入った。

流石に当初の目的を思い出してヘルメット団を尾行する。

この時はもう、2人とも浮かれていた気分はもうなかった。

 

ヘルメット団に尾行は気付かれることなく、私達はアジトに辿り着く。

ヘルメット団のたくらみを阻止するべく、程なくして戦闘は開始したが...

 

「いやー...特に苦もなく終わったねー....」

 

あっさり制圧出来た。

先生の指揮もあって、余裕だった。

 

「先生、もう出てきていいよー」

 

戦闘も終わったことで先生を呼ぶ。

ヘルメット団は逃げたし...今日はもう終わりかな...?

なんて思いながら体を伸ばす。

この格好はやはり疲れる...

なんて思っていると先生の様子が違うことに気がついた。

なにか焦ってる...?

 

"ホシノ、危ない...!"

 

なんて思ってたら先生が走ってきて私を押し倒した。

呆気にとられる私の目の前で先生の腕を銃弾が掠った。

後ろを見るとヘルメット団の残りが私に向けて銃を放っていた。

私は...頭に血が上ってすぐさまヘルメット団の残りを撃っていた。

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