パラドックスはアーツか否か   作:霊藻

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拡大するは我にあり

 

 

 

 

 

突然ですが、そろそろ領土を拡張します。

 

 

いきなり何故か、ですと?

そりゃ~、そもそも安全保障を他国に依存している今のサウスリムは独立勢力としては異常状態でして、これを正常な状態…………即ち自国を自国の軍事力で守れるようにするのが今後の世界を生き抜く上で必須となりましょう。

その際に必要になるのが、何に於いても国力です。

パラドゲーの国力は即ち国土!人口!工業力!

富国強兵、殖産興業こそが正義なのです。

まぁ…………残念ながら今のサウスリムは全部が不足していますが。

 

故に、まずは領土を拡げていきたいと思います。

人口も工業力も、土地が無いと養えません。

能力の内政システムを十分に活用する為にも、地図の上で“自国化”した領土を増やしていくのが最重要なのですね。

 

 

「目指すは……南!」

 

 

試される大地ことテラで過ごして暫く、現状の世界情勢も大分把握できてきました。

その上で拡張先として決定したのは………………南の、レム・ビリトン周辺地域でした。

 

カズデル、炎国、レム・ビリトンの間に位置しているサウスリムですが、この内北はカズデルによって蓋をされている状態で、拡張するのは難しいと考えられます。

例えカズデルを迂回していったとしても、その先にあるのはリターニアやシラクーザ、ウルサスといった列強が交差する地域でして、現状のサウスリムでは手に余ることは確実です。

北東の炎国はわりかし安定した大国であり、ここを突っつくのは流石に恐いです。

 

そこで南側となるのです。

実のところ、サウスリムから南東方向の無主地には既に入植を始めていました。

ちょうど既知勢力が存在しない空白地帯だったこともあって、領土の確保自体はすんなり成功しまして、今は人口成長の最中といったところですね。

 

パラドゲー能力のシステム的に、新天地への入植自体は街づくりゲームであるcities skylinesを使わなくても可能と言えば可能ではあります。

 

例えば、帝国主義全盛期をテーマにしたEUやVicには植民地を作るシステムがあり、時間とコストを掛けることで未開の地を探索し、植民を行い自国領土として編入できるようになってます。

これらの能力の便利な所は、地図上で指示を出すだけでほぼ自動で植民が実行されていくことにありまして、citiesのように自ら現地に赴いたり街を手作りしたりする手間を省くことが出来るのです。

 

 

「…………とはいえ、そう上手いだけの話も無いんですけどね」

 

 

しかし、その反面…………これらゲームの舞台年代は15世紀~20世紀初頭。

つまり、この能力で作られる植民地の設備はどんなに新しくても1930年代相当……現代人から見て100年前の骨董品みたいな土地になってしまいます。

勿論行政力や工業力それ相当でして、citiesで出せる21世紀型建造物の持つ能力と効率から見れば低レベルの一言です。

その能力差は人口流入速度にも影響していて、手作りした21世紀型市街と、部下に任せた19世紀型植民地では成長速度が断然違います。

どっちが早いかは言うまでもありませんよね?

後は……天災とか呼ばれてる源石由来のトンデモ災害が、時々発生するくらいですかね。

 

 

 

 

…………話を戻しまして。

 

少し南に進んだ所に、citiesの方で「マニラ」という街を作りました。

行政施設や商工業施設、その他インフラと道路網なんかの必要になりそうなもの一式を詰め込んだ即席の街。

そこを核にEU4やVic3のシステムを活用して植民地を成長させることで比較的早く、良好な領土を作り出すことができました。

といっても、まだ地域人口は1万人弱程度でこれからに期待といったところですが。

完全なテリトリー化(自国領土化)を済ませてしまえばHoiのシステムの出番であり、インフラを充実させたり鉄道を引いたりしていくことも出来るようになります。

 

後方の資源基地とする為に、誰にも見られていないことを念入りに確認してからマップの上書きによる資源地帯の疑似テラフォーミングまで使ったんですよ!

フフフ……この私の両脚が立つ所、其処即ちサウスリムの国土なのです。

 

…………「マニラ」の由来?

レム・ビリトンと炎国のちょうど真ん中に在るからです。

 

 

 

 

まぁ、そんなこんなで、サウスリムは無事に都市国家から領域国家への脱皮を果たした訳です。

それで次なる拡張先ですが、レム・ビリトンの北と東に沿うように拡げていこうかと考えています。

理由としては、周辺国の中でレム・ビリトンが一番“脅威度”が低いから、ですかね。

 

レム・ビリトンはその歴史的経緯からして、国家機能が小さいと言えます。

となれば、必然的に自国外に注意を向けることも少ないので目をつけられ難く…………また、例え目をつけられたとしても実行力を伴う行動に出る可能性は低いと言えるでしょう。

彼の国の後援者たるヴィクトリアにしても、現在は政治的混乱の真っ最中でして、ここまで手を伸ばす余裕は無いと確認しています。

すぐ北にあるシラクーザにしても、国家形態からして外征する余裕があるとは言えません。

 

とはいえ、地力の差から暫くはサウスリムが諸国の風下に立つことは避けられないでしょうが、それも構いません。

成長力ではこっちが圧倒しています。

金と物でうまく取り入ってから、いずれは経済力と軍事力の飴と鞭で保護国(資源タンク)にでもしてやりましょう。

 

 

「とりあえず、南の方は…………レム・ビリトンの東にあるから…………ウェリントンで良いかな」

 

 

能力から植民タブを起動して、東側にある無主地を選択。

これで一発逆転を狙う植民者の一団が送り込まれて、お国の為に未開の地をせっせと開拓してくれます。

同じように、レム・ビリトンとシラクーザの間も選択していきます。

 

 

「えーと……レム・ビリトンとシラクーザの間だとすると…………あそこの間って結構………インド、アデン、スエズ、地中海………あー、海路で考えればマラッカ海峡かな……よし、マラッカで!」

 

 

尚、マラッカ植民地の方には将来的に第三の都市「マラッカ」を建造していく予定です。

国家が大きくなれば消費される金属量も飛躍的に増大します。

レム・ビリトンは鉱山国家と言ってもいい程に鉱物資源に恵まれていますし、その近くならお零れの鉱山資源が獲られるかもしれません。

位置的にもテラ中核国家との中継地域になりうるポテンシャルを秘めていて、将来的には経済的な旨みも出てくるかもしれません。

規模的にはサウスリムに次ぐか、匹敵するようなものとなるでしょう。

その分気合いも入ります。

 

そして、その為に現在ここでは、移動都市区画が建造されています。

 

citiesで設定した天災防止機能は、citiesで作った街とその周辺にしか作用しません。

ならば、いっそcitiesの能力で移動都市の上に街を作ってしまえば、好きな位置に天災防止機能を持っていけるということになります。

大都市の中核機能を果たせる「移動中核市街」とでも言うべきそれは、任意の土地まで自走していき目的地に鎮座。

そこを中心として人が集まり、建物やインフラが建てられて都市が拡がっていく…………お手軽かつ確実、そして安全。

なによりも、私がサウスリムを離れないでもすべての行程が完結するあたりが素敵なんですよね。

 

 

 

 

 

…………そういえば、ケルシー先生もレム・ビリトン方面に用があるとか言ってましたね。

あと、バベルに新しいメンバーを加えたから紹介したいとも。

一体誰なんでしょうかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





サウスリム周辺状況

【挿絵表示】


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