1097年1月27日
レム・ビリトン-PARADO国境付近
ホープ辺境領艦隊、旗艦「サーベラス」の艦橋は、朝方の冷たい空気と同じく、重苦しい沈黙に支配されていた。
通信士が何度も端末に向かって呼びかけるが、虚しく反響するのは無音のみ。
「司令部……応答ありません。近隣の駐屯地もです。その他の部隊も……混乱状態との断片的な報告のみ……」
彼女の声は次第に小さく、かすれた。
艦橋の中心に立つ士官たちも、表情を曇らせたまま互いに目を合わせることすらしない。
ホープ辺境侯は、この艦隊に正式な命令を下すはずだった。
しかしその侯爵からの命令は依然通達されず、それどころか昨夜から都市との連絡すら途絶えていた。
副官のひとりが、苦しげに声を絞り出す。
「閣下と司令部が沈黙したとなれば、我々は……どのように行動すべきか……」
誰も即答できなかった。
規則はある。
だが、この状況は規則の範囲を超えている。
軍規では、上官と連絡不能の場合、速やかに次位の指揮官が判断を下すべきと定められている。
しかしそれは、次にどう動けばいいのかが比較的ハッキリしている場合の話だ。
今、彼らが直面しているのは、何の情報も与えられず、得られず野に放り出されたような異常事態だった。
「勝手に動けば叛意を疑われる……だが、このまま何もしなければ、時機を逃すかもしれん……」
誰かのつぶやきが艦橋の空気に重く沈んだ。
窓の外、広大な荒野には、朝日に照らされながら沈黙する巨大な艦影…………1つの高速戦艦を中心に、突撃艦4隻、砲艦16隻から成る強大な筈の辺境領艦隊が、まるで置き去りにされた亡霊のようにただ佇んでいた。
どうすることも出来ないまま朝の光がまだ淡く差し込む中、荒野に沈黙していた艦隊に、突如として破滅の狼煙が上がった。
最初に爆発したのは、艦隊外周に停泊していた一隻の砲艦だった。
空気を叩きつける衝撃音とともに、船体中央から黒煙が立ち上り、鋼鉄の装甲片が空高く吹き飛ぶ。
何が起こったのか、誰にも分からなかった。
警報すら鳴る間もなく、次の瞬間には別の砲艦が激しく炎を噴き上げた。
艦橋の見張り員が慌てて声を上げる。
「な、何かが……何かが来ます!」
しかし、レーダーも索敵装置も、何も異常を捉えてはいなかった。
彼らには見えない、聞こえない死神が、遥か彼方の空から牙を剥いていたのだ。
「爆発……攻撃だ!」
副官の叫びが上がると同時に、三隻目の艦が主砲付近を直撃され、破断した砲身が羽毛のように弾け飛ぶ。
地響きが艦橋を揺らし、遠くでは源石爆弾に引火したのか、巨大な火球が地獄のような炎の壁を作り出した。
そして、それらの攻撃が旗艦のみを見逃す筈は無かった。
轟音とともに、サーベラスの艦体に次々とジェット推進の槍が突き刺さる。
最初の一撃は左舷中央に直撃し、厚い装甲を抉りながら火と煙を噴き上げた。
続いて、艦橋下部へと二発目が叩き込まれる。爆発が装甲を打ち破り、内部構造を赤黒く焼き焦がしていく。
三発目、四発目…………まるで飽くことなく繰り返される打撃が、艦の巨体を襲った。
艦橋では警報が怒鳴り声のように鳴り響き、指揮官たちが必死に命令を叫び交わしていた。
傾きかけたデッキを踏みしめ、誰もが必死に耐えている。
艦体は黒煙を噴き上げ、甲板は至る所で爆発と火災に包まれていた。
しかし、その巨体はなおも荒野に仁王立ちし、敵の猛攻を耐え抜いていた。
「損傷、甚大ですが……まだ航行は可能です!」
震える声で兵士が報告する。
全長650メートルにも及ぶ高速戦艦。
侯爵の“力”の象徴として、膨大な資源を注ぎ込んで建造されたこの艦は、ただの軍艦ではない。
それは、動く城塞であり、戦場を支配する鋼鉄の要塞だった。
地球の戦闘艦艇と比較して数倍、十数倍以上にもなる体積は、飛来した槍…………複数発の対艦巡航ミサイルの被弾にも耐え抜き、その戦艦たる所以を示したのである。
PARADO第二艦隊。
それは、陸上艦隊戦力を担う打撃部隊の一つであり、航空機による航空優勢の奪取および敵陸上艦隊制圧を目的とした空母機動部隊である。
旗艦たるマレ・ノストルム級正規空母「マレ・ノストルム」を中心に、同級の空母3隻、軽空母2隻、戦艦2隻を中心に、重巡洋艦4隻、護衛の軽巡洋艦8隻、駆逐艦40隻から編成される主力艦隊の1つだ。
しかし、その中で最も視線を集めるのは、艦隊中心部に位置する一隻の異形────通称「アーセナルシップ」
敵航空戦力が存在しないことを前提に建造されたこの艦は、艦砲を搭載せず、全長250m強の船体すべての搭載空間を
その甲板からは、白い煙とオレンジ色の炎を巻き上げながら次々とミサイルが射出され、空を切り裂いて西の地平線へと吸い込まれていく。
ミサイル以外は簡素な近接防御火器のみ。
ただひたすら、数百発もの対艦ミサイルを積み込み、発射するためだけに設計された異形の艦。
艦体前部から後部にかけて整然と並んだVLSセル群から、白い煙と共に怒涛の勢いでミサイルが射出されていった。
「……凄まじいものだ」
旗艦艦橋に立っていた副官の青年将校が、アーセナルシップの長距離ミサイル打撃を前にして、呆れたように口を開いた。
「いずれは戦艦も空母も、もしくは我々のような存在も必要無くなる日が来るかもしれませんな」
副官の言葉に、艦橋中央に立つ男────第二艦隊司令官、山本五十六提督は、窓の外から静かに視線を外し、副官を見た。
冷静な顔立ちに刻まれた幾筋もの皺が、穏やかな笑みと共に柔らかく動く。
「そうかもしれないね。でも、今この時、まだ我々は必要とされている。なら、今出来る事をやろう」
その背後、空母の飛行甲板上では作戦機の発艦作業が続いていた。
カタパルトに載せられた
重々しい爆弾を両翼に抱えた攻撃隊は、砂塵によって僅かばかり霞んだ空を、一直線に敵艦隊へと向かっていった。
「飛翔体第二波、接近ッ!!!」
黒煙が視界を遮り、警報のサイレンがけたたましく鳴り響く中、艦橋の前方観測所に詰めていた見張り員が絶叫するように報告する。
双眼鏡の先、荒野の地表をかすめるようにして、複数の細い影が滑るように近づいていた。
「方角は!?」
「東から!地形を這うように、超低空で接近中!接触まであと僅か……多数です!!数えきれない!!!」
「速すぎる!艦砲による迎撃は不可能!」
艦橋に一瞬の沈黙が走る。
誰もが即座に理解した……どうすることもできない、と。
「防火隔壁閉鎖、重要区画の封鎖を急げ!!総員、衝撃に備えよッ!!」
艦橋の副長が怒鳴るように指示を飛ばした。
艦首から艦尾、重要区画、指揮中枢………どこに攻撃が撃ち込まれるかもわからない。
外殻は強固な鋼鉄で覆われていても、内部は精密機構と人員で満たされているのだ。
「お願いだ、ココには来るなよ……っ」
誰かが、誰にともなく呟いたその言葉が、荒れ狂う運命の前で人の無力さを浮き彫りにし──────一瞬の余韻と共に、ミサイルが艦隊へと突入した。
慣性航法と地形照合を併用して遥か100km超の距離を飛翔してきた
地を這うような高度から一気に機首を持ち上げ、高度をわずかに上昇させながら、複合センサーによって敵艦艇を正確に捕捉する。
AIによって強化された赤外線画像誘導システムは、効率よく敵艦艇を無力化する為のプログラムに従い着弾箇所を選別。誘導されたミサイルは各々に散開しながら、異なる軌道で突入を開始。
………火災によって熱く炙られた船体は、赤外線センサーの目にとり、煌々と輝く目印も同然だった。
次の瞬間、大気が弾ける。
爆風が空気を揺らし、鋼鉄を容易く引き裂いた。
火柱が船体を舐め、煙と火花が同時に吹き上がる。
外周部に配置されている砲艦の外殻が破られ、甲板がめくれ、主砲が倒壊し、艦載車両が空中に放り出されて炎に包まれる。
轟音と閃光が荒野にぶちまけられ、全長300mはある箱形船体のあらゆる箇所で火柱が立ち上がった。
極超音速の衝撃波が、分厚い装甲をもたやすく食い破り、内部構造を吹き飛ばす。
「さ、サクセス、轟沈!!」
砲艦「サクセス」の中央部が巨大な火球に包まれる。
辺境領艦隊にて最も東側に位置していたせいか、30発近いミサイルの直撃を受けた「サクセス」は動力炉と共に砲弾、装薬が誘爆。
巨大な鉄の塊が内側から裂けるように、鋼鉄の装甲がひしゃげ、艦の上甲板がめくれあがる。
真っ二つに折れた船体からは、一際高いキノコ雲が立ち上っていた。
甲板上に登った術師たちは、次々と飛来するミサイルに対して必死にアーツを行使していた。
アーツユニットの輝き。
空間に展開されるアーツの作用。
それは確かに十分有効とされる物理的な破壊力を持っていたが………
「くっ……っ、間に合わない!」
ミサイルを迎撃するには、突入位置を見極め、確実なタイミングでアーツを発動しなければならない。
しかも、そのアーツが有効なのは平均して術師自身から数十メートル圏内……特別な術師でも数百メートル圏内が精々だ。
いくら高度な術師であろうとも、遠く離れた空中や広範囲に広がる空域を覆うことは現実的ではない。
「どこに来るかわからないんじゃ、迎え撃ったところで意味がない!」
術師の一人が吐き捨てるように叫ぶ。
飛来するミサイルは、終末誘導段階の迎撃回避プロセスに従い軌道、速度を巧妙に変えながら接近してくる。
故に、アーツによる迎撃の弾幕が張られた範囲に、丁度とタイミングよく飛び込んでくれる保証など、どこにもない。
仮に偶然、アーツの投射先がミサイル突入コースに重なったとしても、そのミサイルは時速800~1100kmで突入してくる。
レーダーによる照準も、火器管制システムによる偏差計算もないアーツで、小さなミサイル本体に狙って命中させることなど、不可能に近かった。
「砲艦トレンス、機関部の火災が消火不能!総員退艦します!!」
巨体故に頑丈な陸上艦。
それでも、内部から抉られた構造は崩れ、火の手が回り、高温で炙られた桁は軋む。
「砲艦パラマッタ、主砲大破!炎上します!!」
「突撃艦フィラメル、左舷駆動系が損傷!傾斜しています!!」
テラの軍事組織にとって、飛行装置を利用した距離100km超の長距離経空攻撃は、まるで未知の概念にあたる。
故に、空から執拗な精度と密度で打撃を叩き込まれる事態を想定していなかった。
レーダーも索敵装置も満足に対応できず、艦橋では指示ももままならぬまま、指揮官たちは次々と沈黙していく通信機を前になす術が無い。
「東方より新たな敵!!あれは………ドローン、いや、飛行装置……飛行装置の大群です!!数は……100以上!!!」
どれだけ厚い装甲を持とうと、どれだけ火力を備えていようと、防空という概念が無い艦隊は、一方的に殴られるしかない。
そう────第二艦隊の空母群から発艦した、合計440機にものぼる作戦機によって。
1097年1月末
ウルサス-カズデル間無主地域
乾いた風が吹き抜ける山麓の谷間で、ウルサス軍先鋒は陣形を敷いていた。
先頭には巨大な盾を構えた盾兵たちが並び、その背後には槍と弓、そして術師部隊が控える。
鋼と規律で鍛えられた列は厚く、隙がない。
軍靴の下で踏み固められた大地には、既に幾筋もの血と煤の痕が刻まれていた。
サルカズ傭兵達は、夕方の薄暗くなり始める陰を縫って散発的に現れた。
黒い外套をまとい、身を潜めるようにして接近し、雷光のように速く、剣やアーツで斬りかかる。
数は少なくとも、その動きは卓越し、油断すれば喉をかき切られる。
「陣形を崩すな!前列、盾を前に!後列、アーツ準備!」
前線指揮官の声が飛ぶと同時に、盾兵たちが一斉に盾を突き出した。
サルカズの刃がぶつかり、火花を散らす。
攻撃を受け止めたその瞬間、背後の術師が待機していたアーツを放った。
大気が焼け、エネルギーが空間を打ち、砂塵に紛れた傭兵の影が一つ、また一つと吹き飛ばされる。
盾の隙間から矢と槍が突き出され、反撃に転じた前列が一歩、また一歩と押し返す。
サルカズ傭兵は応戦するも、正面からの戦いに持ち込まれては分が悪い。
「────頃合いだ、ずらかるぞ!」
間もなく影のように後退し、薄暮れの中に姿を消した。
「深追いはするな、コソコソするのは奴らの得意な土俵だ!」
指揮官の声が谷間に響いた。
ウルサス軍の陣形は崩れず、わずかに損耗した程度で持ち堪えた。これは規律と練度の勝利…………サルカズ傭兵もそれは認識していたのか、次の襲撃まで距離を取る様子だった。
しばらくの後に戦闘の熱が冷め、冷えた風が谷を抜けていく中、前線の斥候が戻ってきた。
「隊長、北東の林を越えた先に、無人の集落があります。宿場町のようですが、人の気配はありません」
この報告を受けるや否や、数名の兵士たちが浮き足立った。
「宿場町だと? こりゃ酒と煙草が手に入るかもしれんぞ」
「肉でもあれば上等だ。昨日から塩すら舐めちゃいねぇ」
木々を抜け、視界が開けると、古びた街道沿いに並ぶ宿屋、酒場、交易所……………小さな街並みが現れた。
店の看板は静かに風に晒され、戸口の多くは閉じきられている。
まるで時間が止まったかのように、そこにはキレイに“街のみ”が残っていた。
「こりゃ本当に無人だな……!」
真っ先に駆け出した兵士が、一軒の雑貨屋の戸を蹴破って中に入り、埃をかぶった棚から瓶をいくつも引っ掴んだ。
続いて入ってきた者たちも、隣の食堂に、薬屋に、蔵へと散っていく。
「見ろ、食い物が沢山ある、在庫が置きっぱなしだ!」
「酒だ!樽であるぜ!よし、持てるだけ持て!」
兵士たちの目は飢えた獣のように光り、笑い声と怒号が街の静寂を引き裂いていく。
割れる瓶、蹴飛ばされる家具、金属の箱が引きずられる音が町に響いた。
そこの町外れ、瓦礫と廃屋に埋もれた宿場町の一角に、ウルサス軍先鋒部隊の部隊長は立っていた。
彼の名は知られていない。
ただ「軍曹」と呼ばれ、前線で誰よりも頑強に戦い抜いてきた男である。
彼の足元には野営の準備をする者達が集まり、傍らには部下が略奪してきた酒の樽と食料品が積まれている。
そして眼前では、兵の笑い声と喚声が町のあちこちに木霊していた。
「……ちと浮かれすぎだな」
呟きながら、軍曹は口にくわえた煙草に火をつける。
紫煙の向こうに見える兵の姿が、いつもより軽く見えた。
統制が緩みすぎれば、いざというときに動きが鈍る。
だが、今はそれを咎める気にはなれなかった。
「まあ、仕方ねぇか。ここ数日はまともな補給もなかったしな……」
軍曹は思い返す。
補給の遅れが目立ち始めたのは、丁度、今週初め頃から。
輸送隊が突然の爆発に巻き込まれるか、要所の橋が破壊されて通行不能に陥るか………更には輸送艦が何らかの攻撃を受け、積み荷ごと燃え尽きる事もあったとか。
そのような、兵站線を狙った破壊工作が明らかに増えていた。
「奴らも随分と姑息になったもんだ。まぁ、正面張って戦えねぇってんなら、こういう手に出るしかないか」
それでも、ウルサス軍の進撃は止まらなかった。
いくつもの激突の末、これまで全ての決戦で敵軍を破り、戦線を押し上げてきた。
戦いのたびに手酷い出血はあったが、我々が勝ち続けている。
それが士気に繋がっていることも、軍曹は知っていた。
「魔族を傭兵に使ってるくらいだ……敵も、余裕がねぇんだろうな」
“サルカズ”という存在。それはテラ各地で長らく迫害され、傭兵として生き延びてきた戦闘種族。
その技量は確かだが、戦争で使い潰されるだけの存在。
「小賢しい真似ばっかりしやがって……だが、こっちは街を一つ手に入れた。飯も酒もある。一先ずは上等だな」
少なくとも今夜は、我ら部隊にとっての“勝利”だ。
軍曹はそう結論づけ、深く煙を吸い込んだ。
夜の帳が降りてくるにつれ、低く垂れ込め始めた厚い雲の下、丘の中腹に立つ一人の影がいた。
漆黒の外套を風に揺らし、堅固なガスマスクで顔を覆うその者は、ウルサス軍の野営地から距離を置くようにして、略奪と喧騒に沸く宿場町を静かに見下ろしていた。
────皇帝の利刃。
ウルサス帝国の力、帝国近衛兵。
その存在は敵にとっては死を告げる刃であり、味方にとっては恐るべき悪魔の象徴であった。
男はただ立っているだけである。
しかし、その沈黙と威容が彼の立場を物語っていた。
眼下では、ウルサス兵が笑いながら酒を運び、扉を破っては食料や貴金属を漁っていた。
時折、焚き火を囲んで手に入れた品々を誇らしげに見せ合う声が風に乗って届く。
「……浅ましいな」
男は低く呟いた。
口調に憐れみはない、ただ事実を告げるだけの言葉。
欲に任せて略奪に走るその姿は、彼の眼には獣の群れにも等しく見えた。
だが、彼は眉一つ動かさなかった。
「だが、これこそが勝者の権利……いや、責務だ」
ウルサスは、奪い、蹂躙し、服従させて栄えた国だ。
弱者は蹂躙され、富めるものは帝国の懐に吸い上げられた。
ヒッポグリフの支配を打倒した時からの変わらない事実。
それがウルサス……それが、強国というものだ。
今、あの町で行われていることも、歴史の一部。
千の略奪、万の征服がこの帝国の範図を広げてきた。
戦争がもたらすのは混沌と血だけではない。
それは栄光であり、誇りであり、繁栄だ。
「…………」
男は風に外套を揺らしながら踵を返した。
栄光は、弱者の犠牲の上に築かれる。
それは残酷でありながら、絶対の現実。
その現実を受け入れ、実行する者だけが「勝者」となれるのだ。
遥か後方から、遠雷のような音が空気を震わせる。
彼の目が、遠く南の地平線を見つめた。
「……次は、奴らの本土だ」
その歩みは、迷いなく夜の闇へと向かっていった。
「さーて、ここら辺は特に暑いし、喉カラカラだろうから酒場を置いてあげよっと」
「木の温もりが味わい深いコテージで一休みもできるし、倉庫にはワイン蔵もある!良いね~」
「いままでとは少し趣を変えて、魚介類とか出しちゃう?湖地形を作って釣り桟橋や港を………せっかくならオーシャンビューのホテルとか良いかも!?」
「ん~?あ、そろそろウルサス先鋒来る?もうそんな時間ですか、わかりました、さっさと退散しましょう」
チャーパー【プロファイル追加】
補助・召喚師
【特性】攻撃しない、召喚ユニットを使用可能
【素質】
『RICO MOD』
「障害物」を使用可能(配置時に5体獲得、同時配置可能数2体)
『サンドボックス』
配置中、味方全員の再配置時間短縮。
【スキル】
スキル1:『燃料タンク』
攻撃しない。ブロック数3。破壊時に燃焼エリアを生成し、周囲の敵にダメージを与える。配置可能数にカウントされない。
スキル2:『穀物サイロ』
攻撃しない。ブロック数3。破壊時に周囲の敵の移動速度と攻撃速度を低下させる。配置可能数にカウントされない。
スキル3:『化学薬品タンク』
攻撃しない。ブロック数3。破壊時に周囲の敵の防御力と術耐性を低下させる。配置可能数にカウントされない。
【基地スキル】
大口顧客:貿易所配置時、受注効率+40%
業務提携:制御中枢配置時、応接室の手がかり捜索速度+25%
【ボイス】
秘書任命:「秘書ですか?わかりました、私に出来ることならなんなりと……はい、大丈夫ですよ。業務上の守秘義務は守りますので」
編成:「えっ、私が現場?……人選間違えてませんか?」