でも好きなポケモン多すぎて手持ち絞れないしヒロイン誰にするか迷うしアニポケにするかポケスペにするかゲーム時空にするか迷うしでアイディアがまとまらねぇ。
助けて。
〜Side ヒガン〜
あ、ども。明星ヒガンです。
総理暗殺を阻止してから数日経った今、俺が何をしてるのかというと……
「ホラホラ、どうしたぁ!もっと攻めてきたらどうだ!?」
「そっちこそ全然攻撃当たってないでしょって三体で来るのやめて!」
「二人とも、頑張って」
ゲーセンにてダイキさんにイジメ…ゲフンゲフン、しごかれていた。
あの後ブルーキャッツに戻ってから、拓也さんはイノベーターやエターナルサイクラーのことなどをバンたちに話した。そしてそれらの話が全て終わった後、バンが一つだけ質問をした。
『父さんは今どこに?』と。
その時拓也さんが分かりやすく動揺してしまい、とっさに檜山さんがごまかしたのだが、それを怪しんだアミがクノイチで話を盗聴し、そのまま三人でエンジェルスターに潜入したらしい。最深部で重機と戦い、パンドラという謎のLBXの力を借りながら何とか倒した後、謎の声に博士はいないと言われたらしい。多分バンたちが来てから移動させたんだろうな。さらにその声曰く、博士を返してほしければアングラビジダスで優勝しろとのこと。
イノベーターの狙いは、そこに刺客を送り込んでアキレスを破壊し、プラチナカプセルを回収することだろう。ただでさえ今年は、世界大会アルテミスの出場権をかけていつもより激しいバトルが予想されるからな。
とはいえ、アングラビジダスは十歳未満は出場出来ないため、九歳の俺とキヨカに出来ることは無い。理由はごくまれにリアルファイトを仕掛けてくる奴がいるからとのこと。
そんなわけで暇になった俺たちは、自分たちのレベルアップついでにアングラに出るダイキさんの調整に付き合うことになり、今に至る。……あ、ズールやられた。破壊してない辺り加減したんだろうけどボロボロだ。リペアめんどくせぇ…そう思っていると、ゲームセンターの自動ドアが開いた。
「お?」
「……お前か、郷田」
げっ、このタイミングでハンゾウさん来ちゃうか。案の定、出会って二秒で喧嘩が始まった。このホモカップルが……うるさくてムカついたので、ハンゾウさんの腹筋を後ろから鷲掴みにしてやった。
「何しやがる!!」
「え〜、こんな触ってくださいと言わんばかりに上半身丸出しなのに?」
「そんなつもりねぇぞ!?」
「いやん、ハンゾウさん怖〜い♪」
まぁ俺のせいなんだけどね。
その後どっちがゲーセンから出て行くかを決めるため、ダイキさんとハンゾウさんがバトルが始めたのだが……
「ハ、ハカイオー……」
こうなっちゃうよなぁ。アレ、初見殺しもいいところだし。腕を切り落とされた挙句、ジョーカーに足蹴にされるハカイオーを見てハンゾウさんが呆然としていると、またゲーセンのドアが開いた。……今度はバンたちかよ。ゴウダ三人衆もいるし。
「リーダー!」
「嘘でゴワス、こんなの!」
「信じられねぇ…郷田君、一体何が!」
「見ての通りさ。地獄の破壊神が地獄を見た、だよなぁ?」
「っ……」
ここぞとばかりにダイキさんがハンゾウさんを煽る。……なんかキヨカが『は?お兄ちゃんがズルしたとでも言うの?』的な顔してるのが超怖い。
「仙道ダイキ!」
「カズ、知ってるの?」
「ミソラ一中を仕切ってるヤツさ。郷田とはずっと張り合ってるんだ。そして、別名『箱の中の魔術師』!変幻自在なバトルを仕掛けることで有名なヤツだ」
「…あれっ?仙道って……」
あ、アミが気付いた。続いてバンとカズも気付いたようで、三人の視線がキヨカに集まる。
「ええ、私のお兄ちゃんよ」
おお、驚いてる驚いてる。この兄妹、見た目はともかく中身はそんな似てないからな。出来ればそのまま愛おしいままのキヨカでいてくれ。
その後、ダイキさんのあまりのヒールっぷりに耐えかねたアミがバンをけしかけ、そのままバトルする流れになった。
「見える……見えるぞ。お前が俺にひれ伏す姿がな」
そう言いながらダイキさんが見せたカードは、[死神]の正位置。バンのこと潰す気満々だな。
「やってやるさ。アキレス、行っけー!」
「初めて見るLBXだな……レギュレーションはアンリミテッド。行くぞ」
バトル開始後、先に仕掛けたのはバン。アキレスがジョーカー目掛けて突っ込み槍の突き攻撃を繰り出すが、ジョーカーは難なく躱す。
「へぇ、結構速く動くんだな」
ダイキさん割と素で驚いてるな。実際、前に見せてもらったアサシンとのバトルの時より機動力が格段に上がってるのは確かだ。モーターか何か変えたのか?
「行け、ライトニングランス!」
アキレスがライトスピアをより強力にした光の槍を放つが、ジョーカーはジャンプして回避。さらに着地後、大技を撃って隙だらけのアキレスの右腕を攻撃。その後もジョーカー特有のトリッキーな動きに、アキレスは翻弄され続ける。
「動きが読めない……これじゃあ、ライトニングランスは撃てない」
今の発言からして必殺ファンクション頼りなのも見え見えだし。うーん……
「ねぇ、ここに来る前に何かあった?さすがに酷すぎない?」
「……ついさっき、ホリデービルディングでヒガンたちが戦った例の三人組とバン1人でバトルしたの。その時は必殺ファンクションが上手く決まって勝てたんだけど……」
「アイツらとお兄ちゃんとじゃ、そもそものレベルが違うわ。この際、コテンパンにされた方が良い薬かもね」
うわぁ酷評。でも事実だ。そうこうしている内に、ジョーカーがアキレスの右足の関節部分をピンポイントで攻撃し、アキレスの動きが鈍り始める。
「大したことないねぇ。こんな奴に負けたのか、郷田ァ?」
「お前こそ、逃げてばかりいないでちゃんと戦え!」
「逃げる?バカ言うなよ。これは戦略、戦いのスタイルさ」
言い方はともかく、ダイキさんの言ってることは正論でしかない。◯ケモンバトルで攻撃技ばかりでは勝てないのと同じだ。……たまに何もかも火力で粉砕するバケモンも現れるけど。
「キヨカ、今のバンをどう見る?」
「[愚者]の正位置。単調な力押し、愚かしさの極み」
「クククッ、そういうことさ。それじゃあ、箱の中の魔術師の本気を少しだけ見せてやるよ。そしてお前のLBXは切り刻まれ、お前は俺にひれ伏す」
「バン!油断するな、始まるぞ!」
ダイキさんが[魔術師]のカードを見せながら告げると、ジョーカーがアキレスの周囲を回り始める。そしてジョーカーのスピードが最高速度に達すると、二機、三機と増殖した。
「分身!?」
「ウソだろ!?」
「そんなバカな、分身するなんて……!」
三機に増えたジョーカーの連続攻撃に、アキレスはなす術もなくボロボロになっていく。やがて右足のダメージが限界に達したのか、アキレスは膝をついてしまう。
「こんなはずじゃ……」
ジョーカーは三機同時に跳躍し、アキレス目掛けてジョーカーズソウルを振り下ろす。バンも必死にCCMを操作するが、アキレスは動けないまま。万事休すかと思われたその時、どこからか謎のLBXが現れ、三体のジョーカーの同時攻撃からアキレスを守った。
「誰だ!邪魔をするな!」
バトルの邪魔をされたダイキさんが声を荒げる。すると店の奥から、CCMを持った謎の人物が現れた。…アイツずっとあそこでスタンバッてたのか?
「海道ジン!」
…海道?そうか、コイツか。
「仙道君、だったな。君もアングラビジダスに出るなら、決着はそこでつけたらどうだ?」
「……お前、アングラビジダスに出るのか?」
「ああ、出場する!」
「お前も?」
ダイキさんの問いに、ジンは無言の笑みを返す。
「……へぇ、二人まとめて俺に潰されたいってわけだ。じゃあな、アングラビジダスで会おうぜ。行くぞキヨカ」
そう言いながらダイキさんはジョーカーを回収し、キヨカと共にゲーセンを後にした。ジンもそれに続くようにゲーセンを後にし、残ったのは俺とバンたち、ミソラ四天王だけになった。その後、ハンゾウさんはバンに今回のアングラビジダス参加者の使用LBXや戦歴などのデータが入ったタブレットを渡した。……皆そのためにここに来たのか。
じゃ、俺も伝えること伝えて帰るとしますか。
「バン、今のうちに言っておく。イノベーターの刺客は、あの海道ジンだ」
「……えっ!?」
「何でそう言い切れるんだ?」
「そこまではまだ言えない。とにかく、明日はヤツに気を付けろ」
それだけ伝え、俺もゲーセンを後にする。
「いよいよ本腰入れてきたな……海道義光」
ひとまず、拓也さんにアキレスが破壊された時のための人員用意してもーらお。
いかがだったでしょうか?
というわけで主人公、アングラビジダス出ません。
なのでアングラビジダスすっ飛ばす可能性大です。ご了承を。
ではまた次回、バトルスタート!